治安は◎!! スイスの穴場都市・バーゼルで、まったり観光を

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治安は◎!! スイスの穴場都市・バーゼルで、まったり観光を

治安は◎!! スイスの穴場都市・バーゼルで、まったり観光を

更新日:2016/11/16 17:03

平川 郁世のプロフィール写真 平川 郁世 フリーライター

時計・宝飾品見本市「バーゼルワールド」(バーゼルフェア)開催地である、バーゼル。
国際商業都市としてのイメージが強いですが、その旧市街は保存状態もよく、ライン川沿いの街並みが美しい、実は観光都市でもあります。

チューリヒ・ジュネーヴに次ぐスイス第3の都市でありながら、治安が大変よいバーゼル。せっかく来たのなら、メッセ会場だけでなく、ぜひ街へくり出してみて下さい。おすすめスポットはこちら!!

ぼーっと歩ける旧市街

ぼーっと歩ける旧市街

写真:平川 郁世

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ヨーロッパの都市では通常、人通りのない路地は危険なので、一人では立ち入らないのが無難です…………が、バーゼルに関する限り、そういうことはまずありません。街全体が落ち着いた雰囲気で、静かな路地を女性が一人で歩いていても大丈夫。街灯を多めに設置し、夜も明るい街づくりに努めているそうです。
バーゼルの中心部は、交通もかなり規制されています。主要な大通り以外は、騒がしいバイクが行き交うこともなく、ポシェットを斜めがけする必要もないのです!

ちなみにスイスは、「歩行者優先」がとにかく徹底している国。信号のない横断歩道では、渡ろうと思って待っていると車はぴたっと止まってくれます。バスでもタクシーでも同じことで、思わず恐縮してしまうほど!

写真の路地は、シャフゲスライン(Schafgässlein)。旧市街でおすすめの通りは他にHeuberg、Unterer Heuberg、Nadelberg、Lohnhofgässlein、Imbergässlein、Pfeffergässlein、Martinsgässlein、などなど。広場はAndreasplatz、Leonhardskirchplatzなどが居心地よいです。
また街の東側、サンクト・アルバン(St.Alban)地区などは、広々とした緑の公園と、優雅な家々が立ち並ぶセレブ・エリアです。気ままに歩きながら、豪邸ウォッチングも乙なもの!

街のシンボル、赤い市庁舎と マルクト広場

街のシンボル、赤い市庁舎と マルクト広場

写真:平川 郁世

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マルクト広場には、バーゼル市庁舎(Rathaus)がそびえ立っています。

1290年以来、バーゼルの政治はこの場所で行われてきました。1356年の大地震により旧市庁舎が倒壊したため、新しく建てられたのが、この市庁舎です。建設は1504年に始まり、10年という歳月を費やして完成。その後、改修工事を経て現在の姿になりました。

スイスの代表的なゴシック様式の建築物で、独特の赤い色調が青空に映えます。正面はもとより中庭からも、朱色、赤茶色、緋色、ワインレッド、こげ茶色・・・と赤系統に統一された外壁が見られて印象的。時計や金の塔、施された絵画、中庭の彫刻もぜひご覧下さい。

時間が許すなら、ぜひ内部の見学ツアーを(5フラン、申し込み不要)。
火&土(40分程度)  15.30〜  16.30〜
木  (1時間)    18:00〜
豪華絢爛の議会場など、かなり見応えあり!!

ここはバーゼルの中心であり、多くのイベントがこの広場で行われます。が、マルクト(マーケット)の名の通り、ふだんは市場が立ち並ぶ広場。スイス値段ではありますが、新鮮な野菜・果物、パンやチーズが手に入ります。

豪華クルーズもいいけれど……小舟で川を渡って大聖堂へ

豪華クルーズもいいけれど……小舟で川を渡って大聖堂へ

写真:平川 郁世

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ライン川というとドイツを思い浮かべる人が多いでしょうが、実はスイスに源流があります。ドイツ・スイスの国境線をしばらく通ったあと、バーゼルの街を横断して、その後ドイツ・フランスの国境へと続くのです。

このライン川両岸の散歩道は、典型的なバーゼルの光景が見渡せる、必須のスポット。暑い日は、バーゼル人のように勇気があるなら、泳いでもOK!水質はまずまず、水は冷たくてもしばらく泳げば慣れてきます。毎年8月中旬には、ライン川を皆で泳ごうというイベント「バスラー・ラインシュヴィメン」も開催されます!

ライン川に架かる5つの橋、その合間をぬって、4艘の渡し舟が運行しています。両岸にロープが渡され、そこにつないだ舟が川の流れにより横断する仕組み。その昔、橋が1本しかなかった頃の、市民の交通手段が今も残っているというわけ。向こう岸に渡るだけの数分間、心なごむひとときです。
いちばん人気は、やはり街の大聖堂(Münster)へ渡れる、ミュンスター・フェーレ(Münster Fähre)。写真に小さく写っているのがお分かりでしょうか?

美術館・博物館の街 バーゼル

バーゼルは、芸術・文化の街。なんと約40もの多種多様なミュージアムが、ここに終結しているのです!

中でも絶対に見逃せないのは「バーゼル市立美術館(Kunstmuseum)」! 2016年4月にリニューアルオープン、ますます広々とした空間で、ピカソやゴッホ等の作品をゆったりとお楽しみください。

その他おすすめのミュージアムは、
・現代美術館(市立美術館と共通の入場券)
・おもちゃの世界博物館(テディベアや人形。下記MEMO参照)
・ティンゲリー美術館(キネティック・アート。下記MEMO参照)
・バイエラー財団(個人所有のぜいたくなコレクションをはじめ、ゆったりした庭、施設を鑑賞できる!)
・紙の博物館(昔ながらの紙すき、印刷、製本、羽ペンでカリグラフィー等の体験ができる!)
・ヴィトラ・デザインミュージアム(ドイツですが、バスで行けばすぐ)
……などなど!
毎年1月には、市内のミュージアムを1度に回れるイベント「ミュージアム・ナイト」も開催されています。

バーゼル最小のミュージアム、ホーセサーグ・ミュージアム(Hoosesaggmuseum)も、かわいい小物好きの方ならぜひ!
旧市街のせまい階段の道、インバーゲスライン(Imbergässlein)にあります(写真)。

美術館・博物館の街 バーゼル

写真:平川 郁世

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1日で3カ国を回れます!!

1日で3カ国を回れます!!

写真:平川 郁世

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バーゼルは、ドイツ・フランスとの国境からほど近い場所に位置する都市。市内の道路標示には「←フランス」「→ドイツ」と書かれていて、3ヵ国周遊ツアーが日帰りでできるのです!

おすすめルートは、路面電車8番でクラインヒューニゲン(Kleinhünigen)まで行き、そこから歩いてドイツへ入国。しばらく歩くと左手にライン川があり、大きな鉄橋が架かっています。この三国橋(Dreiländerbrücke)を渡ると、そこはフランスなのです。
フランスへ入り、直進すると、アバトゥッチ広場(Place Abbatucci)があります(写真)。
フランスに入った途端、カラフルな家が並んでいて、ゲルマン系の街にはない、おしゃれな印象です。小学校の校舎もパステル調だったり。

なお、3ヵ国をまわる際には、パスポートをお忘れなく!

下記MEMOの「スイス・バーゼル発!日帰りで3ヵ国の地元グルメを楽しむ」もご参照ください。

イベントも目白押し!!

バーゼルの見どころは他にも。街のあちこちにある建築物、ナポレオンも泊まった高級ホテル「レ・トロワ・ロワ」、スイス最古・最大の動物園、スイス最古の大学(&植物園)、プリンシパル・中野綾子さんのダンスが見られるシアター・バーゼル、かつて中田浩二、柿谷曜一朗両選手も在籍していたサッカー名門クラブ FCバーゼル(&スタジアム)などなど……。

さらに1年を通して、「バーゼルワールド」のほかにも、イベントは常に開催されています!
主なものは、
・ファスナハト(スイス最大のカーニバル。下記MEMO参照)
・アートバーゼル(世界最大の現代アートフェア)
・ヘルプストメッセ(秋祭り。街中が遊園地に!)
・クリスマスマーケット(スイス最大級。ここから独・仏のマーケットもいっぺんにまわれます)などなど……。

とにかく、やることがたくさんあって、退屈しない街なのです!
バーゼルがスイスの「穴場」であることが、きっと納得いただけるはず。
是非、ご自分の目で確かめに来て下さい!!

掲載内容は執筆時点のものです。 2006/12/15−2015/03/23 訪問

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