更新日:2015/03/10 17:10
写真:東郷 カオル
地図を見る蹴上インクラインは平安神宮から徒歩10分弱の場所にある桜の名所。高低差のある琵琶湖疏水で船を運航するために敷設された傾斜鉄道の跡地で、今は使われていません。一見鉄道の廃線のように見え、両側にはソメイヨシノなどの桜が咲き誇り独特の雰囲気が魅力です。ところどころに敷石がありますが、是非歩きやすい靴で。ヒールは傷みますのでおすすめできません。
最寄り駅は地下鉄の蹴上駅。ここから歩きながら平安神宮方面へ向かうのがおすすめです。
ここはレジャーシートを敷いてお花見ができる場所ではないので、歩きながら楽しみましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る蹴上インクラインを楽しんだあとは、そのまま仁王門通を平安神宮方面へ。徒歩5分ほどで「岡崎さくら回廊十石舟めぐり」の乗船場所が現れます。この十石舟はWebで予約ができますので、是非ご利用ください。当日でも乗れますが、土日などは数時間待ちになることも。
運航期間:2015年3月26日(木)〜5月6日(水)
夜間運行:2015年3月27日(金)〜4月12日(日)
乗船場所:南禅寺舟溜り乗船場
乗船料金:大人(高校生以上) 1,000円、小人(小・中学生) 500円、幼児(3歳以上)300円
写真:東郷 カオル
地図を見る十石舟は平安神宮前の疎水を運航します。写真は平安神宮の鳥居の前の橋から東山方面を撮影したもの。十石舟では水面ギリギリの桜の枝にも手が届きそうな近さ。
「岡崎さくらわかば回廊十石舟めぐり」では肌寒い日や雨の日には無料でカッパを貸してくれますので、少し心配な空模様でも大丈夫。是非優雅に舟でお花見をしてみましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る平安神宮からの帰り道はこの道がおすすめ。
神宮道と仁王門通の交差点を数十秒西に行くと、小さな川が流れています。平安神宮からの帰りはこの道を歩いてみましょう。5分ほどで地下鉄東山駅に着きますが、そのまま歩いて祇園のほうまで行くのも良いでしょう。小川の道に入ってすぐの場所にある簡素極まりない平均台のような橋。普段はこの橋を渡っている大人を目にすることは稀ですが、桜の季節にだけは普段は絶対に渡らないおじいちゃんおばあちゃんも、渡りたくなるようです^^
時にはおじいちゃんおばあちゃんたちが皆で手を繋いで渡っている姿にも出会え、ほのぼのとするお花見コースでおすすめです。
普段は歩くことがない距離でも、桜を追いかけていると知らないうちに2Km、3Kmと歩いてしまえるのが春の京都。観光名所だけではなく、街中に咲く桜も美しいので、是非散策を楽しんでみてください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
東郷 カオル
国内外のラグジュアリーホテルを中心に、オトナ女子のおひとりさま旅、女子旅を提案。"癒し系"ではなく、私自身の"癒されたい系"の目線から、忙しく毎日をがんばる女性…
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
旅行ガイドを検索!
(2025/1/20更新)
- 広告 -