写真:藤田 聡
地図を見る南紀白浜温泉「浜千鳥の湯 海舟」は、秘湯風情の和風民芸調の宿が多い、共立メンテナンス系列では珍しく、近代的でスタイリッシュな高級温泉ホテル。多数の宿泊棟の中央にある玄関棟も、まるでデザイナーズ旅館のような雰囲気で、圧倒的な高級感に溢れており、嬉しくなります。
なお、共立メンテナンス系列の宿では、各種飲食物の無料サービスが恒例ですが、今回は説明を省略します。別記事「箱根強羅温泉 季の湯 雪月花の滞在を徹底的に楽しむ方法!」で詳細に説明しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
写真:藤田 聡
地図を見る南紀白浜温泉「浜千鳥の湯 海舟」は温泉も絶景で、大浴場からも海を望めますが、海に下る道沿いの貸切露天風呂は、一層絶景です。一番下まで下った海沿いに、露天風呂「浜千鳥の湯」(写真)があり、混浴ですが男女とも、無料貸出しの湯浴み着で入ります。
宿名として名乗る程の、宿を代表する露天風呂は、まさに絶景。海沿いにある白浜温泉でも、これ程の絶景露天風呂は、共同露天風呂の「崎の湯」がある位です。浜千鳥の湯「海舟」は、日帰り入浴は行っていませんが、宿泊者向けの「湯めぐり札」(記事最後の「MEMO欄」にリンクあり)を購入すれば、湯めぐりが可能です。
写真:藤田 聡
地図を見る南紀白浜温泉「浜千鳥の湯 海舟」の客室は離れ、暁の抄、波の抄があり、一番の違いは眺望で、宿泊料金も眺望で異なります。高層階から海を一望するのがおすすめで、暁の抄と波の抄では、断然「暁の抄」。波の抄は、浴室棟の屋根の向こうに海が見える程度で、低層階では浴室棟が邪魔で海があまり見えません。
通常の和洋室の他、洋室のアジアンルームがある「暁の抄」で、穴場なのがダブルルーム。絶景が楽しめる上に宿泊料も格安で、特にリピーターにおすすめ。ダブルルームが狭かったという口コミやブログもありますが、覚悟して行けば十分広く、むしろ効率的に各種備品が収納され、感心します。ただし、最初は全て収納された状態で、一見備品が全く無くて驚きます。慌てずに、よく探せば次々に備品が出て来ます。
写真は、ダブルルーム最上階の眺望。波の抄からは考えられない絶景で、浜千鳥の湯「海舟」らしい景観です。しかし、この絶景を見ると欲が出て、この左側も見たくなります。左側には和洋室とアジアンルームがあり、絶景最優先なら、この二択です。(ただし、高層階指定で)
写真:藤田 聡
地図を見る南紀白浜温泉「浜千鳥の湯 海舟」の夕食は、宿泊プランにより異なりますが、基本的には舟盛り会席「潮さい」と、熊野牛和会席「海ほたる」から選択。「潮さい」でも肉も出ますし、「海ほたる」でも刺身も出るので、両方とも全く遜色ありません。
写真は「潮さい」の舟盛りで、この後にしゃぶしゃぶも出る豪華版の食事に大満足。三杯飲めば元が取れる、各種飲み放題も健在です。朝食は和食と洋食を一人づつ選択出来、ジュースやサラダ等がバイキングで付きます。
南紀白浜温泉 浜千鳥の湯「海舟」は、絶景を見ながら休憩と運動が楽しめるホテルです。ウエルカムドリンクの「紀州梅ドリンク」が美味で、紀州まで来たと実感。浴場前でサービスされるアイスキャンディー等も、浜千鳥の湯「海舟」では休憩所が併設され、休憩しつつ味わえます。
絶景露天風呂「浜千鳥の湯」に至る坂道に貸切露天風呂が三つあり、入浴の都度鍵を返す為に昇り降りを繰り返し、かなりの運動になるのも事実。日頃の運動不足解消に最適です。この運動と入浴で疲れた体を、休憩とアイスキャンディーでまた癒やす。この繰り返しが癖になり、浜千鳥の湯「海舟」のリピーターになってしまいます!
白浜温泉以外で、南紀のおすすめ温泉宿は南紀勝浦温泉「ホテル浦島」と、わたらせ温泉です。その詳細については別記事で紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
藤田 聡
「源泉かけ流し」にこだわる、泉質重視の温泉研究家。温泉旅行検定試験2年連続日本一で、温泉旅行博士の称号を獲得。日々、温泉や周辺観光地の取材・撮影を行い、国内旅行の奥深い魅力を各種メディアで発信中!温泉…
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