北関東・SLもおか号を撮るならココで!〜真岡鐵道真岡線乗り撮り歩き

北関東・SLもおか号を撮るならココで!〜真岡鐵道真岡線乗り撮り歩き

更新日:2021/06/06 16:24

もんTのプロフィール写真 もんT チューター、フリーライター
茨城県の筑西市と栃木県茂木町を結ぶ真岡鐵道。かつては赤字ローカル線として廃線の危機にあったこの路線は、蒸気機関車の運行により集客数を伸ばし、復活を遂げました。今やSLは観光の主役。特に非電化ローカル線で、かつ、年間を通じて毎週末SLが走るという路線は、全国でもここだけ!全国から大勢のSLファンが集まります。今回は、このローカル線に乗って、SL撮影のおすすめポイントを巡る旅をガイドします。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部都府県に緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出の自粛が求められています。加えて自治体独自での緊急事態宣言発出や、往来の自粛要請をしている場合があります。また施設によっては休業していることがあります。Go To トラベルキャンペーンについても全国で一時停止となっています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。外出の際はしっかりと感染予防対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

真岡鐵道について知っておきたいこと…

真岡鐵道について知っておきたいこと…

写真:もんT

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真岡鐵道真岡線の基点は茨城県筑西市にある下館駅。ここは、JR水戸線や関東鉄道常総線も交わる鉄道ターミナルです。

かつては赤字ローカル線として廃線の危機に瀕していた真岡線。観光客を誘致しようと、1994年から「SLもおか号」の運行を開始。このSLが見事に、貴重な観光資源となりました。

真岡鐵道には、現在、小型の蒸気機関車C12が在籍。C12が3両の客車を牽引し、「SLもおか号」として毎週末、下館駅から茂木駅までの41.9km を往復します。
真岡線は非電化のローカル線。架線や架線柱がないので、いろいろなアングルから自由に、SL本来の活躍の姿を撮影できるのが、人気の秘密の一つです。

真岡線の魅力を十二分に味わうには、やはり鉄道で来訪するのが一番!
お得な切符は…
「常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ」
・接続する関東鉄道常総線と真岡鐵道真岡線の下館〜益子間が1日乗り放題。
・土曜・休日・GW・夏休み・年末年始期に有効。
・大人¥2300 小人¥1150

期間限定の超お得な切符は…
「ときわ路パス」
・茨城県内および栃木県東部の鉄道路線が1日乗り放題。(真岡線も全線含む!)
・春季(2〜4月頃)と秋季(9〜11月頃)の土・休日のうち、1日有効。
・大人¥2180 小人¥550
・発売は、フリーエリア内のJRみどりの窓口、びゅうプラザ、指定席券売機のみ。

列車の時刻・運賃・お得な切符などの情報は、真岡鉄道やJR東日本水戸支社のホームページなどで、確認してから出かけましょう。

SLファンが大集結!まずは真岡市の八木岡地区へ

SLファンが大集結!まずは真岡市の八木岡地区へ

写真:もんT

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真岡線の線路は、下館駅から北へ向かっています。久下田駅のあたりがちょうど県境。ここからは栃木県の真岡市です。
列車はのどかな田園風景の中を走りますが、この沿線風景を写真に撮りやすい格好のポイントが、寺内駅から真岡駅の間に散在。まずは下館から約20分の寺内駅で途中下車です。

寺内駅を出て右(北)へ進み、最初の踏切が見えたところで線路を渡って、線路の東側に出ます。あとは線路を意識しながら、八木岡城跡を過ぎ、田舎道を北上。北関東自動車道をくぐると、田園風景とローカル線の絵になる風景が展開!ここは「八木岡」と呼ばれている地区。寺内駅から約2km、30分ほどで辿り着きます。

SLの車庫は真岡駅にあるので、SLの運転日には、まず真岡駅から下館駅に向かって回送列車が走ります。この列車は時刻表には載っていませんが、朝9:30頃に八木岡地区を通過。そして、下館駅からの下り「SLもおか号」は、ここを11時ちょっと前に通過です。広い農道から自由にいろいろな角度で、安全に撮影が楽しめます。

まるで鉄道博物館!…真岡駅の貴重な保存車両にも注目

まるで鉄道博物館!…真岡駅の貴重な保存車両にも注目

写真:もんT

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八木岡地区での撮影後は、線路に沿って北上して真岡駅に行ってみましょう。約2km、歩いて30分の道のりです。

真岡駅に近づくと、何やら巨大なSLの形をした建物が!!真岡駅の駅舎と、「SLキュウロク館」です。“キュウロク”というのは、館内に展示されている9600型蒸気機関車の愛称。大正生まれのこの機関車、なんと圧縮空気を使って自走可能!土・休日には1日3回、館外へと延びる50mほどの線路上を往復します。

他にも国鉄時代の旧型客車やディーゼルカーなど、地方ローカル線で活躍した貴重な車両がここには保存・展示されており、さながら鉄道博物館のよう…。見学は無料なので、真岡線を訪れた際はぜひ見ておきましょう。

お昼過ぎの列車に乗って、次に真岡線の終点茂木駅へと向かいます。

茂木駅から近い!…「道の駅もてぎ」で食事に、撮影、そしてお土産も

茂木駅から近い!…「道の駅もてぎ」で食事に、撮影、そしてお土産も

写真:もんT

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真岡駅から列車に乗って40分ほど。車窓右手に「道の駅もてぎ」が過ぎ行くと間もなく、終点茂木駅に到着です。駅構内では先に到着したSLが入れ換え作業を行っている頃…。ホームから、あるいは駅舎2階のテラスからその様子をじっくりと観察できます。

観察後は、先ほど通り過ぎた「道の駅もてぎ」にぜひ行ってみましょう。茂木駅から歩いて15分ほどです。

ここは、休日はいつも大賑わいの道の駅。名物の「もてぎゆず塩ラーメン」や茂木産のそば粉を使った手打ちそばなど、お食事処が充実。そして12月から5月までは茂木産のイチゴ「とちおとめ」をふんだんに使ったアイス「おとめミルク」もあり!このアイスは絶品です。食事もデザートも、ご当地グルメを満喫できます。もちろん、SLにちなんだグッズやお土産、そしてシーズン中は新鮮ないちごも豊富にあります。

さて、SLの撮影という本来の目的に戻りましょう。実はこの場所、SLの本格的な撮影ポイントでもあります。建物の裏手は真岡線の線路。この線路沿いの広いスペースで構図を決めましょう!写真のような感じで、茂木駅を発車して加速していく、上り「SLもおか号」の力強い走りが撮れます。通過は14:30頃です。

ローカル線に乗ってSL撮影を楽しむ旅

真岡鐵道のローカル線に乗って、SL撮影を楽しむ旅をガイドしました。ここで紹介した“定番”の場所以外にもすばらしいポイントが真岡線には点在します。季節ごとに表情を変える沿線風景も魅力的。ローカル線に揺られながら、自分だけのお気に入りポイントをロケハンするのも楽しいでしょう。真岡線でSL撮影の小旅行を、皆さん心ゆくまで楽しんでください。

2021年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/11 訪問

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