圧巻!怒涛のスイス『トリュンメルバッハの滝』と絶景ハイキング

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圧巻!怒涛のスイス『トリュンメルバッハの滝』と絶景ハイキング

圧巻!怒涛のスイス『トリュンメルバッハの滝』と絶景ハイキング

更新日:2015/03/24 16:24

高橋 樂のプロフィール写真 高橋 樂 旅行ブロガー

ユングフラウの懐の谷、ラウターブルンネンからバスで10分『トリュンメルバッハの滝』は、岩の中を怒涛の如く流れ落ちる滝。その様は大自然の驚異!想像以上の迫力で見る者を圧倒します。高さ故に滝壺まで水が届かない『シュタウプバッハの滝』も遠くに見ることができますよ。夏なら、近場のハイキングも併せていかが?360度絶景のメンリッヒェン〜クライネ・シャイデックを行く初心者向けコースがおススメです。

想像以上の大迫力!『トリュンメルバッハの滝』

想像以上の大迫力!『トリュンメルバッハの滝』

写真:高橋 樂

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『トリュンメルバッハの滝』(トリュンメルバッハフェレ/Trümmelbachfälle)は、ベルナー・オーバーラント三名峰(アイガー・メンヒ・ユングフラウ)から溶け出した水が、地中を通り集まってできた滝です。

しかし、その姿のほとんどは岩壁の中。外から全貌を見ることはできません。でも、一旦中に入るや否や、大自然の驚異にしばし呆然。毎秒2万リットルと言われる水が、岩の間を猛烈な勢いで轟音をとどろかせながら流れて落ちていきます。それはもう想像以上の大迫力です。

場所は、ユングフラウの懐の谷、メンリッフェンやシルストホルンなどにも近い村、ラウターブルンネンにあります。ちなみに、「ラウターブルンネン」とは、「ラウター」(=音が大きい)「ブルンネン」(=泉)という意味だそうです。この地にはトリュンメルバッハの滝以外にも、シュタウプバッハの滝など沢山の滝がありますし、そう考えると納得の村名ですね。
名峰観光の寄り道に、また、山が雨や霧で登れない時にもおススメです。

■アクセス
インターラーケン・オスト駅から登山電車のBOBで約20分でラウターブルンネンに到着。そこからはバスで約10分。滝の入口にバス停があります。

高低差300メートル、10層の滝を堪能

高低差300メートル、10層の滝を堪能

写真:高橋 樂

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アルプスの氷河を源流とするトリュンメルバッハ滝は、長い年月の間に険しい岩盤を穿ち、蛇のように蛇行して10層の滝や激流を形成しています。そして轟音を響かせ一気に300mを流れ落ちます。

各階の展望台には所々トンネルや橋が設けられたり、幻想的にライトアップされたりと、よりスリリングで美しい光景が見られるよう工夫されています。

見学は、まず斜行エレベーターで上部の滝まで行き、階段で下りながら順番に滝を見学していくコースがおススメです。このエレベーターは100年も前の1912年から設置されているのだから驚きです。
山岳鉄道同様、この国の観光資源有効活用の徹底ぶりには感心してしまいます。こういった積み重ねでもってスイス独自のアイデンティティが育まれ、世界に冠たる観光立国を築き上げることができたのでしょう。

■基本情報
・開園時間
<4月〜6月・9月〜11月初旬>9:00-17:00
<7月・8月>8:30-18:00
※冬期は閉鎖
・入園料必要
・所要時間:約1時間

すざまじい激流と水しぶきにシャッターチャンス!

すざまじい激流と水しぶきにシャッターチャンス!

写真:高橋 樂

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毎秒2万リットルの激流は、怒涛のように轟音を響かせて体のすぐ真横を流れ落ちて行きます。雨の後は特に凄まじい水量です。
そのため、場所によっては隣の人の声が全く聞こえませんし会話もできません。また、かなり水しぶきが激しいところもあるのでレインコートを持参することをおススメします。

また、記念撮影にピッタリの場所がいくつもありますから、ぜひ沢山楽しい写真、素敵な写真を撮ってみてください。

滝を覗くと、あまりの迫力に今にも吸い込まれそうで、お尻がキュンと縮まります。そして、大自然の凄さに対しての人間の小ささにも、改めて気づかされます。
でも、ここを観光資源として活用しているのは人間。体が小さくて弱いからこそ、それをカバーするために知恵が発達したのだと、改めて気づかされる場所でもあります。

『シュタウプバッハの滝』も見える!

『シュタウプバッハの滝』も見える!

提供元:M.Oさん

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『トリュンメルバッハの滝』からは約3キロ位のところに、ラウターブルンネンで最も美しく有名な『シュタウプバッハの滝』があります。

『シュタウプバッハの滝』は、落差300メートル、ヨーロッパ第2の規模を誇っています。崖がかなり高いため、滝は途中で風にあおられ岩壁に当たって砕けて霧となり、滝壺まで届く水はかなり少ない滝です。ただし、雨の後か雪解けの頃は水量が多く迫力があります。

この『シュタウプバッハの滝』、実は『トリュンメルバッハの滝』の階上からも見ることができます。行く時間の無い方はここから見つけてみましょう。

ラウターブルンネンの岩肌には、72もの滝があると言われていますので、あちらこちらに何筋か見えますが、一際勢いのある滝が『シュタウプバッハの滝』。この写真の風景を覚えておいてくださいね。

■アクセス
『トリュンメルバッハの滝』からバスで約10分。徒歩で約40分。
ラウターブルンネン駅から徒歩15分。

絶景!メンリッヒェン〜クライネ・シャイデックのハイキングコース

絶景!メンリッヒェン〜クライネ・シャイデックのハイキングコース

写真:高橋 樂

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スイスに来たら、一度は大パノラマに囲まれながらのハイキングを楽しみたいもの。『トリュンメルバッハの滝』と併せて行きやすく、夏におススメなのは、メンリッヒェン〜クライネ・シャイデック間のハイキングです。

メンリッヒェン(2345メートル)は、ユングフラウ地方の展望台の中でも、名峰や麓の村々など、360度絶景を堪能することができる素晴らしい展望台です。

メンリッヒェンを出てクライネ・シャイデックに向かうにつれ、アイガー・メンヒ・ユングフラウの3大名峰が、どんどん眼前に迫ってきます。

3000メートル級の山々が連なるこの光景はまさに圧巻!テレビや雑誌で幾度も見たことがあっても、実際の壮大さ美しさは別格です。自然と胸が詰まるような感動を覚えます。初めての方は、別世界にトリップしたような不思議な感覚になりますよ。夏は、道々に咲いている可憐な高山植物の花も素敵です。

このコースは、所要時間約1時間15分の、平坦でよく整備された歩きやすい初心者向けのコースです。それでも、山に慣れていない方は、1.5〜2時間見ておいた方が無難です。

また、山の天気は変わりやすいため、出発時に晴れていても途中で雨が降って寒くなるということもよくあります。山歩き用の靴や防寒具、雨具等、ハイキングの基本装備はお忘れなく。また、夕方は人通りも少なくなり気温も下がってきますので、特に初心者の方は14時過ぎくらいまでには出発したいですね。

■アクセス
『トリュンメルバッハの滝』からバスでラウターブルンネン駅まで戻りヴェンゲンまで鉄道に乗ります。ヴェンゲンからロープウェイでメンリッヒェンへ。乗り換え含め、所要時間約1時間。(ラウターブルンネン駅からは約30分強)。

まとめ

ラウターブルンネンの『トリュンメルバッハの滝』は、岩の中にあって、10層から成っている滝です。様々な姿の怒涛の如き激流、想像以上の大迫力、土産話に花が咲き、お友達にも是非勧めたくなる場所です。また、天気が悪く山に登れない時にも、おススメの観光場所ですよ。

近くには、高さのあまり滝壺まで水が届かない『シュタウプバッハの滝』があり、この『トリュンメルバッハの滝』からも見ることが可能です。

また、夏には併せて行きたいのがハイキング!おススメは絶景を堪能できるメンリッヒェン〜クライネ・シャイデック間。平坦で歩きやすい初心者向けのコースです。3名峰アイガー・メンヒ・ユングフラウが眼前に迫る様は、言葉を失うほどの絶景です。一生忘れられない思い出になりますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2007/06/28 訪問

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