長野・戸隠のそば宿「宿坊極意」〜築200年葺ぶき屋根の宿

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長野・戸隠のそば宿「宿坊極意」〜築200年葺ぶき屋根の宿

長野・戸隠のそば宿「宿坊極意」〜築200年葺ぶき屋根の宿

更新日:2015/03/15 15:50

矢藤 りりかのプロフィール写真 矢藤 りりか ブロガー

「宿坊」と言ったら御参拝の方々の泊まる宿と、日本人でもそのイメージが強いもの。しかしその宿坊、普通の旅行でも宿泊できるのです。冬季はスキー客、夏季は山登り客で賑わう長野県戸隠に、気楽に泊まれる宿坊があるのを存知でしょうか。
ホテルも旅館も民宿も宿泊したことがあるけれど「宿坊」はまだ...という方、この「宿坊極意」でぜひ一度体験してみませんか?

宿坊「極意」の佇まいが日本人の心を静か打つ

宿坊「極意」の佇まいが日本人の心を静か打つ

写真:矢藤 りりか

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戸隠のそば宿・宿坊極意は、築200年もの葺ぶき屋根の宿です。
文化12年(1815年)に再建、そして平成17年2月に登録有形文化財に登録されました。積雪に強い「セガイ造り」と呼ばれる神殿、庫裏、庭園からなり神殿は東西六間半、南北五間。庫裏は七間と十一間。厚さが一米半に及ぶ萱葺き屋根。
この佇まいは、日本人の心を静かに打つ風情を持っています。

戸隠の冬は早く訪れることから、12月には深い雪に覆われます。宿は凛とした静けさの中に建ち、豪雪の中この宿を目指す旅人たちに迎い入れる行燈を灯して歓迎の意を示しています。その伝統の宿は、現代も今なお、私たち旅人を歓迎しています。

さぁ、この扉を静かに開けてみましょうか。

真摯な気持ちで宿坊体験、そしてご加護とご利益を!

真摯な気持ちで宿坊体験、そしてご加護とご利益を!

写真:矢藤 りりか

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戸隠のそば宿・宿坊極意は、名の通り「そば宿」と「宿坊」がコンセプトになっている宿なので、決して堅苦しい宿坊ではありません。冬季はスキーを楽しむ客で一杯ですし、夏季は山登りやハイキングを楽しむ客が泊まっています。これも戸隠山という素晴らしいパワースポットが目の前にそびえ立っているがゆえ、人が引き寄せられるのでしょう。

とはいえ、「宿坊」です。一般の宿との一番の大きな違いは、任意参加の朝のお勤めがあることです。
朝のお勤めは30分程度で決して長いものではありませんから、体験として参加してみてはいかがでしょうか。宗教を考えることが少ない日本人、何か感じ入ることがありそうです。
ただし、時間に遅れないこと、正座をすることが第一条件。
参加後は御守を頂けるので、貴方にご加護とご利益がありますように!

堪能したい!精進料理と徳善院蕎麦

堪能したい!精進料理と徳善院蕎麦

写真:矢藤 りりか

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部屋と風呂は普通の民宿旅館と変わりませんが、夕食には季節の食材を使った精進料理と徳善院蕎麦がいただけます。

お肉はご法度ですが、美しい盛り付けと工夫を凝らした精進料理が膳に並びます。神主自らが打つ蕎麦は「徳善院蕎麦」と名付けられており、他と区別されているもの。
清らかな水を使い打たれた蕎麦は、細めで大変瑞々しい。「美味しい」という文字がありますが、この蕎麦は「美しい味」です。

夕飯の蕎麦はお代わりを尋ねられますが、まず断わる人は皆無でしょう。

昼食でも立ち寄れる宿坊 極意

時間的に宿泊はなかなかできないこともありましょう。少しばかり残念ですが、宿坊 極意はレストランもあり、手軽な値段で自慢の蕎麦を味わえるのでお勧め。
お座敷24席とテーブル席24席、広々とした店内で徳善院蕎麦を楽しみましょう。

ただし、ここで昼食を食べたら「しまった!泊まるのだった!!」と後悔してしまうかも。是非宿泊をお勧めします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/31−2015/01/02 訪問

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