写真:やま かづ
地図を見る「シンガポール動物園」と「ナイトサファリ」の敷地に挟まれた、12ヘクタールという比較的狭いエリアにあるのが「リバーサファリ」です。
「リバーサファリ」は世界の3つのエリア、7つの大河をコンセプトにして設計され、そこに生息する淡水動物が非常に興味深く展示されています。
北アメリカ:ミシシッピー川
アフリカ:ナイル川・コンゴ川
アジア:メコン川・ガンジス河・マレー川・長江
また、観光船や小型ボートを使って水辺の動植物に接近しますので、普通の動物園では見ることのできない視点から観察できるんです。
写真:やま かづ
地図を見る「リバー・サファリ・クルーズ」は、約180人乗りのボートで、サファリに流れる川に見立てた貯水池を15分程度かけて遊覧します。
リバーサファリや一部シンガポール動物園、ナイトサファリのエリアを船内から鑑賞するので、ちょっと変わった楽しみ方ができます。
生い茂った木々の向こう側で草をはむサイやゾウ、キリンたちが見えるたびに船内から歓声が上がります。動物園では見慣れているはずの動物たちも、見る視点が変わるだけで、とってもワイルドだぜ〜!
写真:やま かづ
地図を見るかなりアトラクション性が強いのが、これ「アマゾンリバー・クエスト」です。
パーク内の小川を小型ボートで進んでいき、草むらに潜む動物を探し出そうというコンセプトです。うまくすれば、ボートから同じ目線で、ひっそりと生息するサルやカピバラ、それに水遊びを楽しむフラミンゴたちを観察することができるかも!
ボートは川の流れに沿って進みますから、ゆっくりと進むところ、急流下りのようにちょっとした水かぶりのあるところ、いろいろです。暑いシンガポールですから、こんなアトラクションもいいですね。
乗船可能時間:09:30-16:30(別料金)
写真:やま かづ
地図を見る中国、長江エリアに突如現れるのが「ジャイアントパンダ・フォレスト(大熊猫竹林)」です。
「リバーサファリ」のコンセプトからすると??といったところですが、イメージガールならぬイメージアニマルとして大人気です。
このジャイアントパンダ、「凱凱(カイカイ・Kai Kai)」と「嘉嘉(ジアジア・Jia Jia)」は、シンガポールと中国との国交樹立20年を記念してやってきました。
ほかの動物たちが知ったら、きっと嫉妬してしまいそうなぐらい広いエリアで悠々と過ごしているパンダたちを手が届くほど間近で見ることができます。
写真:やま かづ
地図を見る「客寄せパンダ」に会ったら「客寄せパンダ飯」をいただきしょう。
「ジャイアントパンダ・フォレスト」の隣には、観覧客の心を見透かしたように「ママパンダ・キッチン(熊猫小吃)」があります。
ここではパンダの気持ちに寄り添うことができる?竹筒に入った鶏飯に酸辣湯(酸味のあるタケノコスープ)がついたセット、パンダのあんまんが人気です。
また、パンダの顔を描いたカフェラテもありますので、ちょっとした休憩にも使えそうです。
「リバーサファリ」とはいえ、展示施設のほとんどが屋内施設で全天候型といってもいいぐらいですから、雨でずぶ濡れになる心配はありません。
また、「リバーサファリ・クルーズ」や「アマゾンリバー・クエスト」のボートライドは別料金になっているので雨が降れば乗らなければいいだけです。
雨が降ることがあっても、しっかりと楽しめるのが「リバーサファリ」のもう一つの魅力かもしれませんね。
グルメやショッピングもいいけど、大自然と一体になったこんなシンガポールの1日があってもいいんじゃないですか?
行き方:MRTアン・モ・キオ駅前のバスターミナルから138番のバスで約30分
料金についてのトピックス:入園料には「リバーサファリ・クルーズ」「アマゾンリバー・クエスト」の料金は含まれません。
「シンガポール動物園」「ナイトサファリ」「ジュロン・バードパーク」の入園券と組み合わせた「パークホッパー」という割引券もあります。
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(2024/9/16更新)
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