ラオス風サラダ(Laos Style Salad)とメニューに記載されることが多い「ラープ/Larb」。
ラープとは言っても、その種類は豊富で、アヒル肉ラープ、豆腐ラープ、チキンラープなどその数は5種類以上にのぼります。どれもレモングラスやハーブと具材を和えておりベースは同じですが、食材によってまったく違った味わいに。
家庭料理かつラオス料理の代表ともいえるラープは、北部南部ともに愛され、ラオス料理を楽しむうえで欠かせない1品です。
辛さレベル ★☆☆
人口の8割以上が農業に従事する国、ラオスの主食はもち米。
食事としてはもちろん、お菓子や酒にもなるなど、ラオス人にとって最も身近な食材といえます。
そんなもち米のおいしさを引き立たせるおかず。ラオス料理も種類豊富ですが、その中でもぜひもち米と一緒に食べたい、おすすめのおかずが「ジェオ/Jeow」です。
唐辛子をベースに作られるこのジェオ。
写真左上から時計回りに、焼きナスのジェオ、唐辛子のジェオ、トマトのジェオ、そして焼きピーマンのジェオですが、ご覧の通り、姿かたちはもちろん味わいもまったく違うので飽きることがありません。
中でもおすすめは、右上ペースト状の「ジェオ・ボーン/Jeow Bong」です。
食べるラー油?コチュジャン?に似たこのジェオは、これさえあればご飯3倍は軽く食べられちゃうほど癖になる逸品。ぜひ一度、お試しあれ!
辛さレベル ★★★
怪しげな色をしたこのスープは「オラーム/Aurlam」と呼ばれ、ハーブやレモングラス、唐辛子、インゲン豆、ナスなど野菜をふんだんに使用。
英訳では、ラオス風シチュー(Laos Style Steaw)と訳されることが多いのですが、シチューというよりはその辛味とわずかな甘みがタイのグリーンカレーに似ています。
味つけが濃いため、こちらももち米の注文をお忘れなく。
辛さレベル ★★☆
ラオスの担々麺とも言われるカオソーイ。
見た目こそ、辛味のある豚挽き肉がのっており担々麺にそっくりですが、スープに発酵食品を使用しているため、辛味だけでなく酸味も強く、味自体は担々麺というより、中華料理の酸辣湯麺に近いです。
使用する麺は、もちろんもち米麺。
歯ごたえのあるもっちもちの太麺で心もお腹も満足することでしょう。
ボリューム満点で、朝ごはんとしても晩ごはんとしてもラオス人に人気です。
値段の目安は、1杯15,000キップ〜(約200円〜)。
辛さレベル ★☆☆
ラオス料理をちょっとずついろいろ食べてみたい欲張りさんは、夜は屋台通りへ向かいましょう。
ここでは、お皿にいくら盛っても一皿たったの10,000キップ(約140円)から。ご飯ものから麺類、メインまで揃っていますので、選ぶところから楽しめます。
少しずついろいろな料理に挑戦したい、コストを抑えたい、そんな旅行者の方にはもってこいの屋台です。
人気のメニューからなくなってしまうため、お目当てのメニューがある方はお早目に。
欧州を中心に、世界的な注目度が高まっている国ラオス。
特に世界遺産のまち、ルアンパバーンは今後訪れる方も増えるのではないでしょうか。
日本ではなかなか味わうことのできないラオス料理。きれいな景色と一緒に、ラオスの美食をお楽しみください。
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(2025/2/17更新)
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