ニンビンの世界遺産チャンアンから車で15分、山道を進むと見えてくるバイディン寺(Chua Bai Dinh)。総敷地面積700ヘクタールと、東南アジア最大のを誇るこのお寺、長い歴史があるのかと思いきや、なんと2010年に公開されたばかりの実はまだ新しい仏教寺院です。
さらに、一般公開はされているものの、いまだに建設途中。
2010年には、日本をはじめ世界各地から僧侶がバイディン寺に集まり「開眼式」が国家行事の一つとして行われるなどベトナム国内はもちろん、世界からも注目されている寺院のひとつです。
チャンアンまで来たら、バイディン寺観光も欠かせません。
住所:Gia Binh Commune, Gia Vien Dist., Ninh Binh
時間:7:00〜18:00
バイディン寺にそびえたつ高い塔は、チャンアンからも見えるためすぐにわかります。
バイディン寺までは、徒歩もしくは専用カーのどちらかで向かう必要があります。それまで乗ってきたタクシーや車などは、途中の駐車場まで。そこからは徒歩で20分、専用バスで5分ほどかけて、お寺のふもとまで向かいます。
この黄色い専用カーは、ひとり片道60,000VND。本数は多いため、待ち時間は気にする必要がありません。
徒歩でのんびり山登りをしながら行くのもよし、オープンエアーの専用カーで風に吹かれながら行くのもよし、どちらもおすすめです。
本堂へ向かうには、待ち構えている長い階段を制覇しなければなりません。
階段ばかりで疲れちゃう…と思ったのも束の間。階段では五百羅漢像たちが、本堂までの道を楽しませてくれます。
この五百羅漢像、500体それぞれが違う顔、違うポーズ、そして違う意味をもっています。信仰深いベトナム人の中には、すべての仏像にお祈りしたり、触ったりしながら進む人も。
仏像がこんなポーズでいいの!?と思ってしまうような、ちょっと気になる仏像も数多くありますので、撮影スポットにもぴったりです。
楽しい階段を登りおえると、メイン本堂がお出迎え。これまでの疲れも、この本堂を見れば吹っ飛んでしまいます。
趣ある外観とは裏腹に、中には眩しいほどに輝くベトナム最大の銅の大仏3体のほか、釈迦の像などが多く拝められています。建物としてはもちろんですが、ベトナム人の信仰深さや新しいベトナム人の一面をも垣間見ることができます。
拝観料などは必要ありません。
本堂からは、バイディン寺の全景を望むことができます。
ベトナムの国花であり、人々に愛されている蓮の花がきちんと飾られています。
実は、この本堂の先にも敷地が広がっています。総敷地面積700ヘクタールは、東京ドームの約149個分。美しい寺院と雄大な自然にうっとりすること間違いなしです。
2014年、チャンアンが世界遺産登録されてから、ますます賑わいをみせるニンビン。
ハノイから車で2時間とアクセスが大変よいため、日帰りでも十分観光を楽しめると、週末を中心に観光客で賑わっています。ニンビンには、世界遺産チャンアンを楽しむだけではもったいない、たくさんの魅力があります。
世界遺産チャンアンに行くことがあれば、ぜひバイディン寺もお見逃しなく。
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(2024/4/20更新)
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