写真:東郷 カオル
地図を見る山の手に異人館、海側に旧居留地を持つ、異国情緒あふれる港町神戸。双方ともに歴史があり神戸観光の定番として人気ですが、今回は比較的新しい「異国情緒」をご紹介しましょう。
旧居留地近くに、南仏マルセイユのアパルトマンを思わせるような一角があります。これは実は「メディテラス」という、アパレルメーカー・ワールドのファッションビル。観光地ではなく商業施設なのですが、神戸国際観光コンベンション協会の観光案内にも堂々と登場する「観光名所」なのです。
色鮮やかな漆喰風の外壁に日よけの小窓。建物の中に続く石階段は、南仏の雰囲気たっぷりです。この前で記念撮影をする観光客もよく見られます。この一角だけ切り取ると、ヨーロッパ旅行にでも行ってきたかのような写真が撮れるのです。
写真:東郷 カオル
地図を見る先ほどの石階段から中に入ってみると、2階に入ることになります。目の前には地下から4階まで続く吹き抜けが。ですが、ただの吹き抜けではありません。小さな塔を重ねたようなフランスの古城風になっています。
このお城の雰囲気を楽しみたくて、エレベーターではなくついつい階段を使ってしまうほど素敵な造り。ビジネス的にも上手くできていますが、こんな楽しい造りは観光客にも嬉しいですね。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらの建物、実は先ほどまでご紹介していた建物の1階入口。全く違う外観に驚かれることでしょうが、メディテラスは、片側は道路に面していますがもう片側はアーケード内にあるため、このような、先ほどまでの雰囲気とは一転した普通のガラス張りの店舗になっているのです。
あまりの違いに、南仏側から入った人はさぞかし驚かれるでしょう。
写真:東郷 カオル
地図を見るメディテラスから徒歩5分弱。南京町のすぐ近くの旧居留地にひときわ目をひくブルーのオシャレな建物があります。こちらはジーニアスギャラリーという複合商業施設。ガラス張りの壁の前に鉄骨で棚を組んだようなデザインです。その一部にオブジェが置かれていたり、広告スペースになっていたりと、神戸らしくオシャレにディスプレイされています。
神戸の街は、絵になるスポットがたくさん。カメラを持っての街歩きが楽しい観光地です。旧居留地からもう少し南に行くと「乙仲通」というレトロなビルが集まったエリアがあります。このエリアには小さな雑貨店が集まり、オシャレ女子がショッピングを楽しんでいます。是非少し足を延ばして訪れてみてください。
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(2024/10/13更新)
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