福井駅が恐竜に占領!?恐竜王国・福井県でジュラシック気分

福井駅が恐竜に占領!?恐竜王国・福井県でジュラシック気分

更新日:2015/07/24 12:46

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
2015年7月、長崎市でティラノザウルス科の大型種としては国内初となる歯の化石が発見。この発表をしたのが福井県立恐竜博物館。長崎なのになぜ福井?実は福井は国内きっての恐竜王国。福井駅は降り立ったその瞬間からジュラシック気分が味わえる仕掛けがあり、子どもは大興奮!駅前でじゅうぶん満足してしまうかもしれませんが、更に少し足を延ばせば福井県立恐竜博物館も。恐竜を身近に感じる福井の旅に出かけてみましょう。

ここはまだ「駅」です

ここはまだ「駅」です

写真:東郷 カオル

地図を見る

早速福井県立恐竜博物館の写真かと思われるかもしれませんが、ここはまだ福井駅の駅前にある「恐竜広場」。まるで博物館の入口かと見まごうばかりの力の入れようです。駅舎ももちろん恐竜ラッピング。福井は駅に降り立った瞬間からこのように恐竜だらけなのです。しかも子供騙しではなく、かなり手の込んだ恐竜が今にも戦いをはじめそうな構え。

これらのモニュメントは、福井に実在していたフクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタン。全部名前に「フクイ」がつきます!

動く恐竜たち

動く恐竜たち

写真:東郷 カオル

地図を見る

恐竜広場の恐竜たちは、単にそこに置かれているだけではありません。定期的に動き出し、恐竜が動き出すと同時に人も動き出します。あっという間に恐竜広場にファミリーがわんさか。

恐竜が動くのは、9時〜21時の間の30分間隔。夜間はライトアップも行われ、ライトに照らされた恐竜の姿は昼間に見るのとは全く違った雰囲気で独特の魅力が。

また、スマホやタブレットに専用アプリ(AR恐竜王国福井)をダウンロードすると、福井に生息していた恐竜の世界を立体的に楽しむことも可能。恐竜広場に係りの方がパンフレットを配って説明されていますので気になる方は説明を聞いてみましょう。

トリックアートも

トリックアートも

写真:東郷 カオル

地図を見る

こちらは駅舎に描かれているトリックアート。ファミリーが微笑ましく写真撮影をしていますが、実際のところ、驚いた様子を装っているお父さんを子供二人が冷めた視線で見守っている図だったりします(笑)
やはり小さなお子さんは動く恐竜のほうが興味があるようです。

福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館

提供元:Yuriko IKEDA

https://www.flickr.com/photos/lilyfan/8488885288/i…地図を見る

福井県立恐竜博物館は2000年に「かつやま恐竜の森」内にオープン。大人も子供も楽しめて、更に一般ファンから研究者までの幅広いニーズに対応する、国内の恐竜研究の拠点とも言える施設です。

エントランスホールから展示室に向かう長いエスカレーターで地下へと降りていくと、どんどん時代を遡っていくかのような錯覚に陥る不思議な空間です。
常設展示室は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」があり、展示されている恐竜全身骨格は「美しい」と思えるほどの完成度。恐竜ファンでなくとも見とれてしまう空間です。

充実の恐竜王国

福井県立恐竜博物館がある「かつやま恐竜の森」では、恐竜化石発掘体験をはじめ、様々なイベントが行われています。特に夏休みや春休みはイベント目白押し。
ファミリーにはかなり楽しめるエリアですので、たっぷりと時間を見ておくほうが良いでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/15 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -