写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るそばはおいしいけれど、ちょっと物足りないなと思うときはありませんか?飛騨高山のそば屋はサイドメニューが豊富でそばとあわせて食べてみたいものが盛りだくさん!
今回紹介する「名代手打ちそば寿美久」の一押しはそばがき。そばがきとは、そば粉に熱湯を少しずつ加え、手でよくかき混ぜたもの。そばの独特の香りと甘みを存分に味わえる一品です。
ひと口目は何もつけずにそのまま食べてみてください。箸ですくうと餅のようによく伸び、食べてみると白玉のようにもっちもっち。しかし、味はそばなんです。出来立てはほくほくでほんのり温かく、食べているとほっこりしてきます。次に塩をつけて食べると、甘みが増し、また違う味わい。最後にわさび醤油で食べると、わさびのツーンとした辛さとそば粉の甘みが絶妙。1度で3度おいしいおススメサイドメニューです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る飛騨そばには他県にはない3つのこだわりがあります。
一つ目は、朝晩の寒暖差が大きい飛騨で作られた玄そばを石臼で引いて手打ちする。二つ目は各店の秘伝のつゆとそば湯。三つ目は地元の山菜や飛騨牛などオリジナルのトッピングがあることです。
「名代手打ちそば寿美久」の人気メニューは、山菜ざるそば。大きい朴葉の上に冷水でキュッとしめた飛騨そば、さらにその上にわらびやゼンマイ、コゴミ、タケノコなどの山菜がたっぷりのったボリューム満点のそばです。
食べ進むごとに麺のコシと香りが増していき、最後までそば本来の味を楽しめます。さらに山菜と秘伝のダシつゆとの相性も抜群。最後にそば湯を足して味わうと山菜とそばのうまみが一気に押し寄せ、飲み干してしまうほどのおいしさ。一度は食べてみたいそばです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る梅しそおろしそばは、ざるそばというよりサラダ感覚で食べるそば。自慢のだしつゆを上からかけて食べます。ちょっと甘いだしつゆと酸味がある梅の相性は抜群。つるつるっとあっという間に食べられてしまいます。
そば湯用にお茶碗を持ってきてくれるので、そば湯もしっかり堪能できます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る名代手打ちそば寿美久は、食材から食器、店内にある家具にいたるまですべて岐阜県産にこだわり、岐阜県から「県産品愛用推進宣言の店」に認定されています。
そばがくるまでの間、店内の雰囲気を楽しんでみてください。写真左側上にあるのは絵馬の額。煩悩の数、108にちなんで108頭描かれています。
テーブル席と座敷席のほか、入り口すぐの左手には、大きい1本の木を輪切りにして作ったテーブルが特徴的な席もあります。
そのほか、春の高山祭で使われる衣装や小道具も展示してありますよ!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る高山駅から徒歩5分ほどで到着するこのお店はメイン通りよりもちょっと脇道にそれたところにあります。わかりにくいかなと思いきや、どーしても目がいってしまうほどインパクト大なものが店の前に。
なんと店の前には唐草模様がボディー全体に描かれたバイクと自転車が。店主の手書きだそうです。ちなみに、宅配用の軽自動車も唐草模様。お店に行く際はこの派手なバイクを目印にどうぞ。
今回紹介したお店以外にも飛騨高山にはおそばやさんがたくさんあります。そして、特徴的なのは、どの店にも自慢のサイドメニューがあること。
そばぜんざい、そば餅、そばつゆで焼くふわふわの卵焼きから田楽、山菜天ぷら、炊き込みご飯などの定番まで。いろいろチャレンジしてみてください!
飛騨高山が初めてであれば、今回紹介した「そばがき」は一押しメニューです!
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(2024/3/19更新)
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