じゅんさい生産量日本一を誇る秋田県三種町で、じゅんさい摘み取り体験が出来るのは、5月中旬から8月中旬まで。「じゅんさいの館」内にある、「じゅんさい情報センター」で受け付けています。
ぷるんとした食感と、独特の歯ごたえがたまらないじゅんさい。食物繊維が豊富で、夏の食材らしくさっぱり爽やか。あっさりしていて、食欲のないときでもおいしく食べられます。まずはじっくりと味わってみましょう!
三種町近辺のお店で食べられるご当地グルメ「三種じゅんさい丼」。提供しているのは全部で7店で、作り方のルールはもちろん、どんぶり、お膳、お皿、お値段も全店共通!どのお店でもおいしい自慢のどんぶりがいただけます。
ここで紹介するのは、秋田市から「じゅんさいの館」へ向かう途中、国道7号線沿いにある黄色い建物「ぴっといん丼・丼」。特製の醤油で味付けされたじゅんさいが、刻み梅が入った酢飯の上にたっぷり。さらに見た目も華やかな薄焼き玉子を開くと、その中にもたくさんのじゅんさいが!
まさに芸術品とも言えるお膳は、プリプリのじゅんさい天国。季節の副菜、汁ものも季節の地元食材が使われ、各店でオリジナリティーを出しています。
新鮮なじゅんさいをご当地丼で満喫したら、さっそく摘み取り体験へ出かけましょう!同じく国道7号線沿いにある、「じゅんさいの館」の「じゅんさい情報センター」で申し込みが出来ます。この施設は秋田杉の大きな柱が特徴的。直販コーナーや特産物コーナーも設けられていて、新鮮な地元の食材がたくさん手に入ります。
「じゅんさい情報センター」では、摘み取り体験ができる沼を紹介してもらえます。地図やじゅんさいに関するパンフレットなどの資料もゲット。前もって電話しておくと良いでしょう。
じゅんさい沼に到着すると、小さな木舟に乗って沼へ入ります。沼は浅く1mもないので、万が一落ちても大人だったら大丈夫。と言っても座っている限り、落ちる心配はほぼありません!
小舟を木の棒で移動しながら、沼を覆っている葉の下を探していくと・・・ありました、ぷかぷかと浮かんでいるじゅんさい!茎の部分を一つずつ、親指の爪でプチプチと切って摘んでいきます。その感触が、だんだんやみつきになってくるはず。
ここでのポイントは、じゅんさいの根元のところに小さく玉のように付いている芽も一緒に摘むこと。じゅんさいはゼリー状の舌触りだけではなく、コリコリした独特の食感がおいしい野菜で、それを感じられるのがこの芽の部分なのです。
綺麗な水にだけ育つじゅんさい。沼の中を自由に泳ぐ、蛙やメダカなどの生き物も見つけられます!子供と一緒に行ったら、きっと生き物探しにも夢中になってしまうかも。
時間が経つのも忘れて没頭してしまうじゅんさい摘み。一つ一つ大事に採ったじゅんさいをひたすらバケツに入れていくと、いつの間にかずいぶん溜まっているはず!
自分で採ったじゅんさいは、全てビニール袋に入れて持ち帰ることが出来るので、摘めば摘んだだけお得です。それでもバケツ一杯に摘むのは至難の技!最初は半分にも満たないかもしれません。手摘みの作業がどれだけ大変か、そしてそうして採れたじゅんさいの貴重さが、つくづく感じられます。
さっと湯がいてわさび醤油や酢醤油でいただいたり、お吸い物や鍋に入れたり。また、ご当地グルメのようにご飯の上に乗せて丼物にするなど、どんな料理にしてもおいしく食べられるじゅんさい。自分の手で一つずつ大事に摘んだじゅんさいは、お店で買うのよりもずっと味わい深いことでしょう。
周辺には森岳温泉などの温泉宿泊施設があり、こちらからも摘み取り体験の申し込みが可能。他にも日本海の壮大な夕日を望める釜谷浜海水浴場やキャンプ場などがあり、どこまでも広がる田舎の田園風景の中、心が洗われるようなゆったりとした時間を存分に満喫できます。
じゅんさい摘み取り体験が出来る時期は春から夏なので、ゴールデンウィークや夏休みなどの期間に、是非体験されてみてはいかがでしょうか。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/5更新)
- 広告 -