中国やまなみ街道〜斐伊川沿いに広がる桜絵巻や神話の舞台へ

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中国やまなみ街道〜斐伊川沿いに広がる桜絵巻や神話の舞台へ

中国やまなみ街道〜斐伊川沿いに広がる桜絵巻や神話の舞台へ

更新日:2015/03/22 16:08

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家

平成27年3月22日に尾道から松江を結ぶ高速道路が全線開通。これによって、四国から島根県松江まで一気に車で行けることに♪途中魅力的な観光地が点在するこの路線。古代から温泉が湧き出でており、『古事記』にもたびたび出てくる伝説的な場所や、神聖な雰囲気を持った雲南地方は魅力的。今回ご紹介する斐伊川は、『古事記』では肥河(ひのかわ)と記され、桜の名所です。川面の桜並木の流麗さには、うっとりしますよ。

斐伊川は、ヤマタノオロチ伝説の地!今は、桜がこの川を彩る

斐伊川は、ヤマタノオロチ伝説の地!今は、桜がこの川を彩る

写真:村井 マヤ

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今まで広島県福山市・尾道市から島根県に行くには、尾道自動車道で世羅まで行き、そこから石見銀山街道・国道184号線を通り、吉舎から松江自動車道に入るのが近道でした。魅力的な名所が多いこの地域ですが、なんといってもくねくねした山道が多く、高速道路がなければ、一日がかりだったのです。
それが、平成27年3月22日の中国やまなみ街道(中国横断自動車道尾道松江線)開通に伴い、雲南地方や三刀屋木次の観光も余裕をもって楽しめることに♪

写真は、314号線沿いの桜並木が斐伊川(ひいがわ)沿いを彩っている様子。
桜並木のある島根県雲南市は、八俣のオロチ伝説の残る神話の里。周辺には、まさにオロチ退治のためにスサノオノミコトが用意した「八塩折の酒(やしおりのさけ)」を入れた8つの壷の1つがある八口神社があります。その壷は、神社の境内に「印瀬(いんぜ)の壷神」様として祀られています。

この斐伊川は、スサノオノミコトが高天原を追放され、斐伊川上流の鳥髪(現在の奥出雲町鳥上)に降り立ち、ヤマタノオロチの生贄にされるクシナダヒメと出会い、オロチ退治をすることになる場所。

また、この周辺は出雲湯村温泉もあり、立ち寄り湯としての利用も可能。花見後に温泉を楽しんでも良いでしょう。

『砂の器』の舞台・亀嵩へのアクセスも便利

『砂の器』の舞台・亀嵩へのアクセスも便利

写真:村井 マヤ

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斐伊川と並行して走る国道314号線を奥出雲町方面に行くと、道の駅「おろちの里」や「鬼の舌震(おにのしたぶるい)」という景勝地もあります。鬼の舌震にはバリアフリーの遊歩道があり、巨岩と川の流れが生み出した奇勝ともいえる景観を楽しむことができます。とくに秋の紅葉は見事です。

また、314号線から国道432号線を広瀬方面にドライブすれば、亀嵩温泉へ。その途中、松本清張氏の小説『砂の器』で一躍有名になった「亀嵩駅(写真)」もあります。亀嵩駅では、名物のそばも味わえますよ。駅舎内で味わう素朴なそばもなかなか美味しいもの。是非、立ち寄ってみて下さいね。

花見を楽しんで温泉三昧!お肌もほんのり桜色♪

花見を楽しんで温泉三昧!お肌もほんのり桜色♪

写真:村井 マヤ

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斐伊川沿いの温泉としては、前述した「出雲湯村温泉」や美人の湯として有名な「佐白温泉」などがあります。どちらの温泉も立ち寄り湯としてご利用になれます。

まず、出雲国風土記に「薬湯あり」と記された名湯・湯村温泉が楽しめるのは、源泉かけ流しの宿泊施設でもある「国民宿舎 清嵐荘」です。また、佐白温泉「長者の湯」は、つるつるしたお湯が特徴の高アルカリ単純泉です。
また、『砂の器』の舞台亀嵩温泉は、出雲風土記にも記述があり、pH8.5のとろとろのお湯です。この温泉を楽しむなら、「玉峰山荘」がおススメです。花見でうっとり、温泉でしっとりしてみませんか?

雲南地方の温泉については、下記MEMOを参照にして下さいね。
写真も斐伊川沿いの桜並木。

助手席からぱしゃりと桜並木の撮影も・・

助手席からぱしゃりと桜並木の撮影も・・

写真:村井 マヤ

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写真は、車内から撮影した桜並木!これも見事。とにかくここまでずらりと桜三昧の町も珍しい・・。こうやって、ドライブしながら桜の花を見ることができるのは、なんと幸せなのでしょうね。

この桜の町こと旧木次町(現・雲南市)には、現在5万本近くの桜の木があるのだそうです。雲南市は、冬には積雪もあります。長い冬を終えてやっと花開く桜・・。その素晴らしい景観は、もう遠くの春ではありません・・。ぐっと近くなった島根へ、是非車で出かけてみましょう。

「日本のさくら名所100選」の斐伊川堤防桜並木へ

斐伊川の桜は、3月末から4月中旬が見ごろとなります。

特に「日本のさくら名所100選」にも選出された斐伊川堤防桜並木の美しい2kmにも及ぶ桜のトンネル。夜は、ライトアップされて幻想的な雰囲気に包まれます。(詳細は、下記MEMOをご覧ください)。旧木次町の方々によって植樹された桜の木が、地域の方々はもちろん、観光客や沿道を走るドライバーの方々の癒しになっています。

春を感じに、島根雲南市の斐伊川桜並木を見に出かけてみませんか♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/03/30 訪問

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