写真:東郷 カオル
地図を見る金沢の人気店「いたる」は創業28年の居酒屋。本店のほかに、「香林坊いたる」「魚焼いたる」がありましたが、今回北陸新幹線開業にあわせてオープンした「のど黒めし本舗いたる」は本店近くで営業していた「魚焼いたる」を閉店し、同じ場所に新しく作ったお店。オープン間もないお店ですので地図ではまだ「魚焼いたる」で表示されるものもありますので、ご注意くださいね。
「のど黒めし本舗いたる」の“売り”はもちろん「のど黒」。暖簾には店名ではなく「のど黒」と。覚悟のほどが感じられます。
写真:東郷 カオル
地図を見る早速「のど黒めし本舗いたる」の店内をご紹介しましょう。店内へは靴を脱いで入ります。入るとまず長いカウンター。奥にテーブル席。居酒屋で大勢でワイワイというよりは、観光客やビジネス客のようなおひとり様でも気軽に「のど黒」を味わえるようなレイアウトだと感じます。
シートの色が一人分づつ赤、青、赤、青と色が変えてあります。カウンター席だと、後から入る人のスペースがどうしても狭くなっていったりしますが、こういう風に色分けされていると、生真面目な日本人はきちんと自分のスペース内に収まります。なかなか気の利いたレイアウトで、これなら後から入ってきたお客さんでも狭い思いをしなくてもすみますね。
カウンターの醍醐味はお店の人との会話。大将から聞ける金沢の食材の話しも、旅に一花添えてくれます。
写真:東郷 カオル
地図を見るこちらが「のど黒めし本舗いたる」のメイン料理、「のど黒めし」2800円。釜に入ったごはんの上に、炙られたのど黒が惜しみなく乗っています。箸洗いには能登のあおさが使われています。のど黒以外にも地元の食材が使われているのは嬉しいですね。
のど黒の下に隠れてしまっていますが、ごはんも美味!有機質肥料栽培のお米が使われています。
「のど黒めし本舗いたる」は「のど黒めし」が主役ではありますが、一品料理もあります。珍味三点盛り、骨せんべい、のど黒出し巻き玉子など、気になるお料理が沢山ですが、「のど黒めし」が結構なボリュームですので、それを考慮しながらオーダーしましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る「のど黒めし」はひつまぶしスタイルでいただきます。店内にも大きく掲示されていますが、以下のようにお召し上がりください。
一、先はそのままで!!
二、次に、薬味を乗せて!!
三、〆は、のど黒出しをかけて!!
とは言っても、だいたい自分の好みであらかじめ配分を考えておきましょう。あまりにものど黒が美味しいからといって、最初にがっつり「先はそのままで!!」を楽しんでしまうと、あとの二つが少なくなってしまいます。最初に3つの食べ方を少量で楽しんでから、お気に入りの食べ方に比重を置くのも良いでしょう。
写真:東郷 カオル
地図を見るひつまぶしでも出汁をかけるように、「のど黒めし」でも出汁をかけていただきます。この「のど黒出し」は200円で追加(おかわり)できます。この食べ方がお好きな方には嬉しいオプションです。
のど黒出しは、豚骨のような白濁した色ですが、実際の味は見た目とは違ってすっきりとした味。ですが、のど黒の旨味を感じることができ、オプションにおかわりが用意されているのも頷けます。
「のど黒めし本舗いたる」のすぐそばには本店もあります。「のど黒めし本舗いたる」でも一品料理はありますが、メインが「のど黒めし」ですので、色んな種類の一品も楽しみた人は本店がおすすめです。もちろんのど黒もあります。本店も人気店ですので、予約はしておいたほうが良いでしょう。
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この記事を書いたナビゲーター
東郷 カオル
国内外のラグジュアリーホテルを中心に、オトナ女子のおひとりさま旅、女子旅を提案。"癒し系"ではなく、私自身の"癒されたい系"の目線から、忙しく毎日をがんばる女性…
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