写真:ぐれい クミコ
地図を見る店内は中央にまきストーブがあり、右側が食堂、左側が売店と休憩所となっています。食事をする方は基本的に右側で、おにぎりやジュースなど持ち込みする方は左側の休憩席で。しかし混んでいる時はどこに座っていても手を上げれば注文を聞きにきてもらえます。約160席ほどのテーブルがありアットホームな空間が広がっています。冬場は中央のまきストーブで暖も取れます。
外国人観光客も多いのでメニューもスタッフも英語対応されていて、素朴な休憩所が時にインターナショナルな雰囲気にも包まれます。
写真:ぐれい クミコ
地図を見る「京都、カレーうどん」で検索すると名店の名前がずらずら出てくると思いますが、どこも人気でランチ時は大行列だったりします。しかしここ中立売北休憩所は、ほとんどガイドブックに載っていないおかげで行列を並ばず、絶品の京風カレーうどんが食べられます。しっかり煮含められた大きな油揚げ、九条ネギ、カツオだしのきいた京風カレーにこしのある長い手打ちうどん。辛くないので老若男女にお勧めです。
ご飯(小)を一緒に注文し、出汁のきいたカレーをご飯にかけカレーライスとしても楽しめます。ぜひお試しください!
カレーうどん 610円
御飯(小)120円
写真:ぐれい クミコ
地図を見る油揚げとネギと山椒、いたってシンプルな料理ですが、じんわりと揚げにしみ込んだ味が実に奥深い一品です。京都ではこれを玉子でとじた物を衣笠丼という店もありますがお店の方いわく、厳密な決まりはないとのこと。シンプルなのに美味しい!また食べたい!自分で作れるかな…と感じる人続出。見た目はあっさりしてそうですが食べたら結構お腹にしっかりと満腹感があるので、カロリーを気にされる方はミニサイズ丼もあります。ミニきつね丼と麺類と一緒に食べられるのもおススメです。
きつね丼(お吸い物とお漬物付き) 550円
ミニサイズきつね丼 400円
写真:ぐれい クミコ
地図を見る関西人にはなじみの「木の葉丼」はカマボコ、シイタケ、ネギ、油揚げを玉子でとじた丼。肉を使わずして満足感の得られるメニューで、昔から学生に人気です。京都では大学の食堂のメニューにも入っている学校が多い程。京都人でも好きか嫌いかは意見が分かれるところですが、まだ食べたことのない方はぜひ一度、庶民の味「木の葉丼」を食べてみてください!こちらの食堂のご飯は京都産のお米を使用されているので、まさに京都の家庭料理を味わえる一品です。
木の葉丼 620円
写真:ぐれい クミコ
地図を見る食堂内の一角にお土産屋があります。幅数メートルの小さい売り場に京都の各名店の土産品がこれでもかというほど並べられていますが、中でもダントツの一番人気はやっぱり「御所せんべい」!ここ京都御苑でしか買えない商品です。
他、菊華仙(きっかせん)という麩焼せんべいや季節限定で販売される「御所ようかん」などが2番、3番人気の御所土産です。
その場で一枚だけ買って食べられる商品もありますので是非お土産屋もチェックして帰ってくださいね。
営業時間は9:00〜16:30ですが、丼物は御飯が炊き上がっていないなどの理由から11時〜と案内されていることが多いです。早めのランチを取られる方はご注意ください。
うどんだけを注文し持ち込みのおにぎりと一緒に食べたりすることもOK、食後に地図を広げて旅のプランを練っている人の姿もあり、自由な空間でゆったり出来る食堂です。子ども連れにもハイチェアや取り分け皿の用意もありとても快適。天候の良い時は窓が開け放し、緑豊かな眺めも楽しめます。
ぜひ京都御苑内、中立売北休憩所の食堂で京都の庶民の味を楽しんで下さい。
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この記事を書いたナビゲーター
ぐれい クミコ
京都生まれ京都育ち。東京在住。京都を離れてみてやっぱり京都っていいなと思ったり、海外(アイルランド)に住んでみて日本の良いところを改めて知ったりしました。通訳案内士で訪日外国人に日本をガイドする仕事を…
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