タイ北部の中心都市、チェンマイからバスに揺られること約4時間。メーホンソーン県の高原の町「パーイ(Pai)」は、常夏タイの避暑地として1年を通して人気のある観光地です。
過ごしやすさに加えタイ北部の美しい自然、そしてリス族、ラフ族などの山岳民族の村が点在することから、少数民族を訪ねて歩くトレッキングツアーなどが人気を博し、欧米をはじめとする多くの外国人も訪れるようになりました。更に「パーイ・イン・ラブ」というタイ映画が大ヒットして、ロケ地で記念撮影に興じるタイの人々など数多くの楽しみ方があります。バンコクのカオサン通りは有名な旅人沈没スポットですが、こちらパーイも隠れた沈没スポットです。
■アクセス(バス)
チェンマイ:チェンマイ→パーイ→メーホンソーン ルートバス
第2バスターミナルから、早朝6:30より1時間おきに出発。最終は13:30 。約4時間
*山道をひたすら走るので、酔い止めの薬はあった方がよいです。
パーイからチェンマイ方面に南下すること30分。パーイ川のほとりの静かな場所に「プリプタ リゾート(Pripta Resort)」があります。大勢の観光客でにぎわいを見せるパーイとは打って変わって、自然と静寂、そして高原の爽やかな風が肌を心地よくなでつけます。
■アクセス
車またはバイクで1095線をチェンマイ方面に南下。パーイ・メモリアルブリッジを渡った最初のT字路を左折し、100メートル先の左手。約30分。
手入れが行き届いた庭を横切り、川沿いに点在する茅葺(かやぶ)き屋根の建物を目指します。剥げかけたペンキが味わいの深いアンティーク製の木戸を開けると、木目の落ち着いた雰囲気の家具と、小さくもかわいらしいシャンデリアに目を惹かれます。明るさを引き立たせる白い壁に対してコンクリート打ちっぱなしのグレーの床が、部屋全体をグッと引き締めます。
「プリプタ リゾート」の独立型ヴィラは、シンプルでいて計算されたかのような美しさがあります。そしてベットの柔らかなリネンが、旅の疲れを癒やし快眠を約束してくれます。
■室内の備品など
空調・扇風機・冷蔵庫・ポット・セーフティボックス・ドライヤー・Wi-Fi・アメニティ各種
ヴィラの目の前には、広く美しい芝生の庭が広がっています。段々畑のような立地にヴィラが点在しているので、庭に出てみてもプライベートが十分保たれています。
眼下にはパーイ川。その先には青々としたした田んぼが目を楽しませてくれます。夕方には山に沈む夕日、そして夜になれば満天の星が降ってきます。
水着着用とする温泉施設が多く、日本人には少し物足りないのが海外の温泉事情。その中にあって「プリプタ リゾート」の露天風呂は、贅沢、の一言につきます。
蛇口をひねると冷たい温泉ばかりが出てきますが、ここはタイ。ゆっくりと待ちましょう。やがて熱い温泉が吹き出し始め、湯船を満たしていきます。15分から20分程度で完成した温泉は、無色透明でほんのりと硫黄臭を感じます。身体の芯からポカポカになり、汗も大漁に噴き出します。出たり入ったりを繰り返しながら、温泉を楽しみたいですね。
「プリプタ リゾート」は、パーイの街から少し離れています。チェンマイからくる場合、パーイ川(パーイ・メモリアルブリッジ)の前で下車してもよいですが、観光スポットも点在しているので、パーイでバイクをレンタルしてから、「プリプタ リゾート」に移動した方が便利でしょう。ただし、カーブが非常に多く道路沿いに砂利がたまっている場所もあるので、ゆっくり丁寧な運転を心がけてください。
パーイ・メモリアルブリッジやパーイ・キャニオン、森の中に点在する滝、その他トレッキングツアーなどのアクティビティが充実している街「パーイ」。居心地がよくて、ついつい長居をしてしまいそうですね。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/19更新)
- 広告 -