ダイナミック中国!雲南省の世界遺産「虎跳峡」に自然のパワーを感じよ!

| 中国

| 旅の専門家がお届けする観光情報

ダイナミック中国!雲南省の世界遺産「虎跳峡」に自然のパワーを感じよ!

ダイナミック中国!雲南省の世界遺産「虎跳峡」に自然のパワーを感じよ!

更新日:2015/03/28 14:59

遠藤 まさみのプロフィール写真 遠藤 まさみ 世界遺産探検家、ホテルマニア、クラフトビア愛好家

アジア最大にして世界第3位の国土を持つ国、中国。その広大な国土は、文化や習慣、自然環境など、古今東西さまざまな様相を見せてくれます。

今回の旅の舞台は雲南省です。ミャンマーやラオス、ベトナムと国境を接し、緑豊か森林と複雑な地形が織り成す、自然環境に恵まれた雲南省。その中から、広大な世界自然遺産「雲南保護地域の三江併流群」の「虎跳峡」が作り出す絶景とダイナミックな自然をご紹介します。

旅のスタートは世界遺産の街「麗江旧市街」から

旅のスタートは世界遺産の街「麗江旧市街」から

提供元:遠藤隆尚

地図を見る

中国南西部に位置する雲南省。中国国内はもちろん海外からも観光客が訪れる、中国国内きっての観光エリアです。世界遺産も多く、かわら屋根が美しい「麗江旧市街」に、奇岩が有名な石林を代表とする「中国南方カルスト」。かつて、そこが海であったことを示すカンブリア紀の化石が出土した「澄江の化石出土地域」、2013年に登録された棚田の景観が美しい元陽の「紅河哈尼(こうがはに)棚田群の文化的景観」、そして今回ご紹介する川と自然が美しい虎跳峡(こちょうきょう)は、「雲南保護地域の三江併流群」の一部として、世界遺産に登録されています。

虎跳峡へのアクセスは、世界遺産の街「麗江」からバスで3時間ほど山道に揺られた先にあります。世界遺産の川「金沙江(きんさこう、長江の別名)」に沿うようにして作られた道をひた走り、世界遺産に登録された雄大な山々を眺めながらの旅になります。

「雲南保護地域の三江併流群」ってどんな世界遺産?

「雲南保護地域の三江併流群」ってどんな世界遺産?

提供元:遠藤隆尚

地図を見る

チベット高原を水源とする、アジアを代表する3つの大河の源流「金沙江」、「瀾滄江(らんそうこう、メコン川の別名)」、「怒江(どこう、サルウィン川の別名)」が、雲南省北部で平行に、しかも互いに交わらず流れる地域を「雲南保護地域の三江併流群」として、世界遺産に登録されています。

およそ5,000万年前にユーラシア大陸とインド亜大陸が衝突した時の、地球の歴史が刻まれたこの地は、その複雑な地形と豊かな自然から、中国国内の50パーセント、世界でも25パーセントの動物が生息しているといわれています。また植物に関しても、絶滅危惧種や中国固有種を含め6,000種以上が自生しているほどです。

「中虎跳」に降りてみよう

「中虎跳」に降りてみよう

提供元:遠藤隆尚

地図を見る

「虎跳峡」は約16キロメートルに渡るダイナミックな渓谷です。峡谷の上流から上虎跳、中虎跳、下虎跳の三段に分かれている「虎跳峡」の、中虎跳を目指してみましょう。

中虎跳で有名で、バスの停車場ともなっている「TINA’s Guest House(中峡国際青年旅舎)」の目の前の道路を右手に歩くと、大きな橋があります。この橋を渡り、少し歩いた所の雑貨屋さんの脇道が「中虎跳」の入り口です。壁に大きく「中虎跳」の文字があり、店とゲストハウスが点々としているだけなので、すぐに分かります。この通路は、地元住民が渓谷の下まで切り出して作った通路なので、通行料を雑貨屋産に支払って出発です。

*TINA’s Guest House(中峡国際青年旅舎)の詳細は関連MEMOの「[たびねす]少数民族の宿に泊まる!中国雲南省「虎跳峡」おすすめ宿4選」を参照してください。

断崖絶壁は「馬に」頼ってみる?

断崖絶壁は「馬に」頼ってみる?

写真:遠藤 まさみ

地図を見る

入り口から「中虎跳」の川岸までは、1時間〜2時間程度かかります。雑貨屋さんから断崖絶壁の縁までは、緩やかな下り坂ですが、途中からは崖に切り出された細い道と階段を下ります。ささすが地元住民が作っただけあって、手すりは細いワイヤーが張ってあるのみという、何とも心もとない状況です。途中、ほぼ垂直の鉄格子の階段などもありますので、慎重にゆっくりと降りましょう。

雑貨屋さんの下にはかわいい馬が待機しているので、脚力に自信のない方は途中まで馬にお願いしてもよいですね。

ごう音と水しぶき。。ダイナミックな「中虎跳」

ごう音と水しぶき。。ダイナミックな「中虎跳」

写真:遠藤 まさみ

地図を見る

谷底から山頂までの高低差が、3,790メートルにも達する、世界有数の深い渓谷。左岸には哈巴雪山が、右岸には玉竜雪山がそそり立ち、穏やかに流れていた「金沙江」が、ここにきて川幅が60〜80メートルほどになり、最も狭まった部分は30メートルほどになってしまいます。

狭き渓谷を、岩を打ち砕くのではないかと思うほど、ごうごうと勢いよく流れ、水しぶきは霧のように辺りをしっとりとぬらします。地上より明らかに温度は下がり、水のとどろきがこだまのように響き渡る「中虎跳」からは、自然の力強さを感じます。有料の吊り橋をはじめ、川沿いにはけもの道程度の歩道が整備されているので、散策してみてください。岩場などは滑りやすくなっているので、充分注意しましょう。

トレッキングルートも整備されている「虎跳峡」

虎跳峡周辺は「中虎跳」のTINA’s Guest Houseから幹線道路の橋頭まで、約24キロメートルのトレッキングルートが整備されています。道中は少数民族が家族経営する宿もたくさんあり、ルートも1本道で非常にわかりやすく、整備状況も問題ありません。雲南省の奥地まできたら、ぜひトレッキングで世界遺産の美しい自然を堪能してみてください。

世界遺産「麗江旧市街」からスタートして、「虎跳峡」をトレッキング、その後は理想郷といわれたシャングリラ(香格里拉)に立ち寄れば、雲南省の最高の旅が味わえるはずです。

■アクセス
麗江より1日1便7時30発の虎跳峡行きの直通バス有り。約3時間。
予約方法およびその他のアクセス方法は、詳細はMEMOの「中峡国際ユースホステル(日本語)」サイトのアスセス情報を確認してください。

*トレッキングの詳細は関連MEMOの「[たびねす]中国雲南省の自然遺産を歩いて楽しむ「虎跳峡」トレッキング」を参照してください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/30 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらLINEトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -