奥湯河原温泉「加満田」は「作家の缶詰」発祥の老舗旅館!

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奥湯河原温泉「加満田」は「作家の缶詰」発祥の老舗旅館!

奥湯河原温泉「加満田」は「作家の缶詰」発祥の老舗旅館!

更新日:2018/01/19 10:04

藤田 聡のプロフィール写真 藤田 聡 温泉研究家、紅葉ガイド

奥湯河原温泉「加満田」(神奈川県湯河原町)は、日本で初めて「作家が缶詰」にされた老舗旅館。一泊3万円以上の高級旅館が多い奥湯河原地区にあるので、敷居が高いと思ったら大間違い。湯河原温泉の老舗では破格値の2万円台から泊まれる宿泊料金が魅力です。圧倒的な歴史と伝統がありながら、一見さんでも暖かく迎えて貰える断然おすすめの老舗旅館。奥湯河原温泉「加満田」の魅力を紹介します!

奥湯河原温泉「加満田」は石垣の風格が圧倒的

奥湯河原温泉「加満田」は石垣の風格が圧倒的

写真:藤田 聡

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奥湯河原温泉「加満田」は戦前の創業で、昭和22年に編集者でもあった小説家の宇野千代が、文芸評論家の小林秀雄を日本で初めて缶詰にした事で知られます。他にも多くの文人墨客や政財界の大物に愛され、小説家・水上勉は一年の半分を加満田で執筆しました。

由緒正しい老舗旅館である上に、外観は石垣の風格が圧倒的で、近寄り難く感じるかもしれません。しかし、勇気を出して泊まってみれば、文人墨客や財界人に愛され続ける理由が痛い程分かり、気に入ってしまうのです。

客室は落ち着いた内装と眺望が魅力

客室は落ち着いた内装と眺望が魅力

写真:藤田 聡

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奥湯河原温泉「加満田」の客室に一歩足を踏み入れれば、何故この宿が石垣の上にあるのか瞬時に理解出来ます。宿に隣接する道路の向こう側に宿の庭が続いており、石垣で高台になっている事で客室からの視界が道路を飛び越えて、庭全体の眺望が縁側から一体化して見え素晴らしいのです。県道から分岐した道なので車の通行も殆どなく、周辺環境は静寂そのもの。初夏にはホタルも乱舞する、素晴らしい自然環境です。

写真は小説家・水上勉が愛用した客室で、落ち着いた内装も魅力的。内装と眺望の質感の高さに、思わず歓声を上げてしまう程です。ちなみに隣の客室は、缶詰以来常連になった小林秀雄愛用の客室で、一層グレードが高くなっています。

繊細な盛り付けが素晴らしい!目で楽しめる食事

繊細な盛り付けが素晴らしい!目で楽しめる食事

写真:藤田 聡

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「加満田」は湯河原温泉の老舗高級旅館としては破格値の宿泊料なので、食事は期待出来ないと思ったら大間違い。味が確かなのはもちろん、繊細な盛り付けが猛烈に素晴らしいのです。あまりの素晴らしさに感動し、箸を付けるのが勿体無くて、料理の佇まいをしばらく拝見してしまう程です。

四季を彩る源泉の宿で貸切露天風呂を堪能!

四季を彩る源泉の宿で貸切露天風呂を堪能!

写真:藤田 聡

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奥湯河原温泉「加満田」には自家源泉が二本あり、全ての浴場が加熱かけ流しで客室の風呂まで温泉です。時間で男女交代する内湯二つの他に、貸切露天風呂が二つあり、空いていれば自由に使えるシステム。チェックイン直後は人気が集中しますが、その後は比較的自由に使えて、温泉三昧出来ます。

貸切露天風呂の片方は、付属の庭を一晩中ライトアップして、夜中でも景色を楽しめるように配慮されています。貸切ですから夫婦やカップル水入らずで、混浴の温泉を思う存分楽しめます。宿名に「四季を彩る源泉の宿」とのサブタイトルが付いている通り、「加満田」の最大の魅力は温泉に他なりません。よって、温泉好きに特におすすめです!

奥湯河原温泉「加満田」を作家気分で満喫!

奥湯河原温泉「加満田」に一度泊まれば、宇野千代が小林秀雄を缶詰にした理由が痛い程分かります。実に静かで落ち着いて滞在出来るので、文筆業に集中出来るからです。多くの財界人に愛される理由も同じです。静かで落ち着いて滞在出来るので、心から安らげるのです。誰でも作家や財界人になった気分で、心の底から安らぎを得られる、断然おすすめの老舗旅館が加満田です。

湯河原温泉の周辺観光としては、湯河原梅林とさつきの郷、ほたるの宴もあります。別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/13−2014/07/14 訪問

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