写真:吉川 なお
地図を見る「マリン・ライフ・パーク」は海洋をテーマにした大型施設。地上は『アドベンチャー・コープ・ウォーター・パーク』というプール、地下は世界最大の水槽を持つ水族館『シー・アクアリウム』という2層構造になっています。プールと水族館が上下にあるなんてすごくないですか?
この2つの施設は別運営で、入場料も別々。水に入って楽しむパークと水の外から楽しむパークの2つが合体した新しいスタイルの水族園です。
写真:吉川 なお
地図を見る『シー・アクアリウム』に生息する生物の種類はなんと800種以上でその数約10万匹。全部の水槽の総水量は6000万リットル以上あり、世界一の規模を誇ります。南アジアの近海からペルシア湾にかけて生息する海洋生物がエリア別に展示されており、その規模と泳ぐ魚の数に圧倒されます。
中でも一番の見どころは、幅36m、高さ8.3mもある大パノラマ水槽「オープン・オーシャン」です。
巨大なマンタが小魚を従えてゆったりと舞い、姿形が異なるさまざまな魚がマイペースで泳ぎ、魚の大群が豪快に周回する、そんな魚たちの自然の生態が目に迫るような大画面でじっくり鑑賞できます。しばらく眺めていると、まるで自分も海の中にいるような、そんな不思議な感覚に陥ります。
写真:吉川 なお
地図を見るもうひとつ圧巻なのは「シャーク・シー」ゾーン。15種類ものサメが大きな水槽の中で行き交っています。
獰猛なイメージの大きなサメが無心に旋回する様子は、水槽の外から見ていても恐ろしく、これほど大量のサメをいっぺんに見る機会はそうないでしょう。
水槽は頭上にかぶさるように180度に設計され、下から見上げることもできます。正面から見る姿とは違って、ここから見る魚影は飛行機のよう。少しかわいくもあり、新たな発見もあります。
写真:吉川 なお
地図を見るここにいるのは巨大な魚ばかりではありません。「南シナ海」ゾーンでは、カラフルな色をした小さなトロピカルフィシュが優雅に泳いでいて、見ていると心が癒やされます。
その向いの「コーラル・ガーデン」ゾーンでは、マラッカ海峡やマレー半島近海の海洋生物に出会えます。8mの円柱形の水槽の中で、大きなウツボが身動ぎせず身を潜めています。
「オーシャン・ジャーニー」ゾーンはクラゲの世界。さまざまな姿をした大小のクラゲがライトアップされた水槽の中で妖しく光っています。
写真:吉川 なお
地図を見る地上にある『アドベンチャー・コープ・ウォーター・パーク』も気になりますね。ここはまさにプールで遊びたいもの全てが揃っている楽園のよう。
15分ごとに大きな波がくる「ブルーウォーター・ベイ」、全長620mの流れるプール「アドベンチャー・リバー」、巨大なバケツから大量の水が降ってくる「ビッグ・ツリー・バケット」などの他に、6種類ものスリルあふれるウォータースライダーがあります。
約2万匹の熱帯魚とシュノーケリングで一緒に泳ぐことができる「レインボー・リーフ」は水族園ならでは。このように趣向を凝らしたプールが満載で、子供のみならず大人も童心にかえってはしゃげます。
海の楽しさがぎゅっと詰まった水族園「マリン・ライフ・パーク」は、子供も大人も誰もがみんな夢中になってしまうワンダーランド。
常夏のシンガポールでプールと水族館、オススメです!
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この記事を書いたナビゲーター
吉川 なお
台湾の台北市に住む専業主婦の吉川なおです。台湾生活はもう8年ですが、常に新しい発見のあるこの国が大好きです。在住者だからこそ知っている生情報やお薦めのレストランなど、台湾の旅がより思い出深いものになる…
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