生まれ変わった世界文化遺産「国宝姫路城 大天守」へ行こう!

| 兵庫県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

生まれ変わった世界文化遺産「国宝姫路城 大天守」へ行こう!

生まれ変わった世界文化遺産「国宝姫路城 大天守」へ行こう!

更新日:2015/11/04 17:20

塚本 隆司のプロフィール写真 塚本 隆司 ぼっち旅ライター

およそ6年間に及んだ「大天守保存修理工事(平成の修理)」を終えた世界文化遺産姫路城。
2015年3月27日から一般公開が始まり、白亜の大天守のすぐ近へ、そして内部へと登閣ができるようになった。観光シーズンや連休になると多くの観光客でにぎわいをみせている。
白鷺城ともいわれる姫路城の魅力を登閣前に知っておきたい情報とあわせて紹介しよう。

保存修理で変わったこと

保存修理で変わったこと

写真:塚本 隆司

地図を見る

保存修理で何が変わったのか。気になるところだろう。保存修理の主な目的は「大天守の外壁および屋根瓦の補修」と「耐震構造補強」だ。外壁と屋根瓦の補修については、見ればわかるとおり白亜の大天守として生まれ変わっている。他にも、観光客がより楽しめる新たな工夫が加わっているのだ。

混雑日は整理券が必要。事前に公式サイトをチェック

混雑日は整理券が必要。事前に公式サイトをチェック

写真:塚本 隆司

地図を見る

遠くから眺める姫路城の美しいこと。JR姫路駅を降り真正面に見える美しさに驚く人は多い。城へは歩いて15分程度の距離。近づいて行くほど、その大きさと美しさに圧倒されるのだ。

写真は、大天守南側にある広場、備前丸跡から天守を眺めたもの。池田輝政の築城当時には殿様の執務室兼住居があった場所だ。今は姫路城の壮大さが最も伝わってくる撮影スポットであり、離れがたくなる寛ぎの場所となっている。
ここまで来ると天守内部へと足を進めたいところだが、混雑日には大天守登閣整理券が必要となるのだ。整理券が入手できなかった場合でも、備前丸跡までは入城することができる。

整理券は入城口手前で開城時間(通常9時)に配布される。当日限り有効なので開城時間直後の混雑をさけて入城してもよい。詳しくは、MEMO欄にある「世界文化遺産 国宝 姫路城 大入実況」サイトを参照して欲しい。整理券のことから混雑予想や待ち時間まで、姫路城観光にはとても役立つ情報が掲載されている。

当時のままが見られる大天守内部

当時のままが見られる大天守内部

写真:塚本 隆司

地図を見る

保存修理前の姫路城もだが、城郭の天守内部といえばもっぱら博物館となっている。しかし、保存修理後の姫路城大天守内部には、展示物はほとんどない。陳列品の多くを小天守に移し、当時の建築技術や備えられた機能を見ることができるようになっているのだ。

照明も行灯をイメージしたLED照明にかわっている。日の光がほとんど差し込まない天守内部だけに、在りし日の城内を感じることができる。広々とした空間に重厚さがあり、身の引き締まるような武士の世界を垣間見た気がするほどだ。

雰囲気を壊さないように説明板の数や大きさにも配慮がされた。かわりにスマホやタブレットに情報を表示するAR(事前に無料の「姫路城大発見アプリ」をインストールする必要がある)やQRコードからの情報を得られるようになっている。動画も含まれているので、うまく活用すれば、これまで以上に歴史を感じることができる仕組みだ。無料Wi-Fiサービスもありネット対応も充実している。

姫路城の白さの秘密

姫路城の白さの秘密

写真:塚本 隆司

地図を見る

「なぜ、あんなに白いのだろう」「白鷺(しらさぎ)城ではなく“白すぎ城“」と言われるくらいに白く生まれ変わった姫路城。その秘密は漆喰壁の白さはもちろんだが、屋根瓦に特徴があるのだ。

大天守の最上階に行けばわかりやすいだろう。お城の屋根は風雨にさらされるため、強風にズレたり飛ばされたりしないように、しっかりと漆喰で塗固められているのだ。

瓦のふき替え時に塗り直された漆喰はこんもりと盛られていて、見る角度によって瓦の色を隠し、真っ白に見えるというわけだ。季節や日光のもたらす加減で、毎日違う表情を見せる姫路城。一度訪れただけでは知ることができない美しさがあるのだ。

しかし、この美しさもいつまでも続くわけではない。漆喰には防カビ対策等が施されているが、いずれカビが生え傷んでしまう。今の白さは今だけのものなのだ。

大天守ではお参りを

大天守ではお参りを

写真:塚本 隆司

地図を見る

大天守に上る最大の楽しみは、その眺望といえるだろう。姫路城の場合、廻縁(まわりえん)や高欄(こうらん)がないため、開放感には欠けるかもしれない。今回の保存修理では、隠された窓の存在が明らかになっている。今は壁となっている箇所にも窓があり眺望が開けていた可能性があるのだ。おそらく耐震などの関係で壁に埋め込まれたと考えられている。

天守最上階には、お城の守り神「刑部(長壁)神社」がある。「妖怪・刑部姫」や「宮本武蔵の妖怪退治」「天守物語」挙げ句の果ては「池田輝政を呪い殺した」など数々の伝説・奇談ゆかりの舞台だ。是非手を合わせて帰って欲しい。

混雑にご注意を

グランドオープンから観光シーズンや連休となると大変な混雑となる姫路城。いっときより落ち着いてはきているが、日によっては入城するための長蛇の列ができる。「大天守登閣整理券」がないと大天守への登閣ができない日もあるので、注意が必要だ。

整理券を手に入れるためには、旅行会社発行のクーポンなどもあるが、基本的には午前9時の開城時間(前倒しの場合あり)に合わせて一人一枚配付される整理券を手に入れる必要がある。予約不可の先着順(並び順)で当日限り有効だ。

整理券が無くても通常の入場券で、大天守以外の城内(西の丸、二の丸など)は見学ができるので、十分に楽しめることは間違いない。MEMO欄には役に立ちそうなサイトや記事を掲載した。是非活用して姫路城観光を楽しんで欲しい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/18 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -