水上の街アムパワーは、バンコクから車でおよそ1時間半。
タイムスリップしてしまったのではと思わずにはいられないレトロな光景が、目の前に広がります。
川の両岸にずらりと並ぶ古い長屋風の建物。店先に並ぶレトロな雑貨の数々。穏やかで優しい町の人々。まるで、ここだけ時間の流れが違うかのような風景です。
ノスタルジーを感じながら川沿いを歩いていると、昔からある建物を活かした素敵な雑貨屋さんや、民芸品屋さんもあったりして、思わぬ掘り出し物に出合えるかも。
アムパワーへは、バンコク市内から出発する現地ツアーに参加して行くこともできますが、乗り合いのワゴン車(ロットゥー)でのアクセスも、意外と簡単に利用できる上、安くてオススメですよ。
平日は穏やかなこの街も、週末になると観光客やマーケットの活気で街の雰囲気が一変!
ボートの上に開かれたカラフルなパラソルがアムパワー川に並び、盛大な水上マーケットが開催されます。
川に浮かぶボートや、周辺の屋台から漂う魚介類の香りに誘われるがまま、川沿いに用意された椅子に座って、川を眺めながら出来立てのシーフードを食す!
なかなかの贅沢ですよ。
川沿いの店先に並ぶ、お手頃でちょっと懐かしくなるような雑貨や、アムパワーらしいTシャツなど、お友達やご家族へのユニークなお土産を見つけることもできるかも。
海外からの旅行者はまだまだ少ないようですが、タイの観光客には人気があるアムパワー。特に週末の昼間は人でいっぱいになりますが、ほとんどの方が日帰りで帰ってしまうため、夜になると、とても静かになります。
そこで、オススメなのがアムパワーで一泊するというプラン。
オススメその1「ナイトボートツアー」
オススメその2「ナイトカフェ」
オススメその3「托鉢体験」
3つとも、宿泊してこそ楽しめるオススメプランです。
オススメその1「ナイトボートツアー」
夜になると、近くのメークローン川の川沿いに生えるランプーの木にたくさんのホタルが集まります。その光景は、まるでクリスマスツリーの電飾のようだとも言われています。
暗闇の中、木々に輝くホタルの光は感動ものです!
ホタル鑑賞は1年を通して見ることができますが、5〜10月がベストシーズン。
ただ、生き物のことですので、タイミングによっては、ホタルは見れてもホタルツリーを見ることができなかった、なんてこともあるかもしれません。
それでも、夜風に吹かれながら夜のメークローン川をクルージングしたり、他の乗客たちと童心に戻ってワイワイとホタル探しをしたりという体験は、旅の素敵な思い出となることでしょう。
オススメその2「ナイトカフェ」
ナイトツアーの興奮が冷めやらぬまま、川沿いのカフェで一休みはいかがですか。
レトロな町に黄金色のライトが輝く静かな夜。
この旅の思い出に思い浸るにはぴったりのシチュエーションですよ。
オススメその3「托鉢体験」
国民の9割以上が仏教徒といわれているタイに行くからには、是非体験しておきたいのが、この「托鉢体験」。
「托鉢」というのは、修行僧が鉢を持って街中を歩き、人々から施しを受けること。この托鉢体験を、ここでは水上の街ならではの方法で体験することができるのです。
旅行者は、宿でお供え物を用意してもらい、お坊さんに寄進します。
この托鉢。水上の街アムパワーでは、歩いてこられるお坊さんだけではなく、ボートでいらっしゃるお坊さんもいるのです。
朝もやの中、ボートで現れるお坊さんの姿、また、托鉢体験は、きっと忘れられないタイの思い出となることでしょう。
提供元:Momo Samon
地図を見るバンコクもとてもおもしろい街ですが、そこからちょっと足を伸ばすだけで、また違うタイの魅力に出会うことができます。
かわいい雑貨、レトロな町並み、安くて美味しいシーフード、水上マーケット、水上の街ならではの仏教体験や、ボートツアーなど、素敵な魅力たっぷりのアムパワー。
長期のお休みはとることができないけれど、短期間でいろいろ楽しみたい!という欲張りなあなた。
バンコクも好きだけど、もうそろそろ、ちょっと違う雰囲気のところにも行ってみたいなと思い始めているあなた。
タイが大好きで、昔ながらの素朴なタイに触れてみたいと思っているあなた。
是非一度アムパワーへ。
食・文化・人との出会い。魅力あふれるアムパワーの街で、旅の醍醐味をたっぷりと味わって、更にタイの旅を充実したものにしてみてはいかがでしょうか。
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(2023/12/8更新)
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