ボローニャのスローフードの市場「メルカーティ デッラ テッラ(Mercati della Terra)」は、直訳すると「大地の市場」。
週に1度(夏場は2度)、製造方法にこだわる地域の農家・酪農家などが自家製品を持ち寄って販売する、小さな市場です。
生産地と消費地が密着しているため、「超」がつくほど新鮮な製品が手に入りやすく地元の人たちから愛されていて、開催日は買い物客でいっぱいです。
市場で手に入るのは
○肉・野菜・魚などの生鮮食料品
○サラミ・ハム・チーズ・ジャムなどの加工品
○ビオ(Bio)製品
○パン・ドルチェなど、その場で食べられるもの
などです。
立ち並ぶスタンドを見て回るだけでも楽しいスローフードの市場ですが、今「珍しくておいしいお土産品」を探している観光客に人気なのは、加工品とBio製品!
どんなものが人気なんでしょう? 次で見ていきましょう!
1番人気はビオ(Bio)製品。
人気のビオ製品の中でも安定した人気を誇るのが蜂蜜とオリーブオイル。そして完売してしまう事が多いのが小麦粉製品です。
小麦粉製品でのお勧めは、古代麦を使ったビスケット、石臼で挽いた粉を使ったパスタなど。
挽かれた麦の粒が見えるパスタはほのかに甘くて、一度食べると癖になる味。珍しい形のパスタも扱っているので、舌の肥えた方へのお土産品にぴったりです。
さらにワインのスタンドも人気スポット。
開催日ごとに異なる生産者が出展するので、Bioワインの生産者、珍しいブドウ種から作られたワインの生産者など、その日によって様々なワインに出会うことができます。
生産量が少なく市場にも出回りにくいワインを持ち込む生産者が多い為、珍しいワインに出会う確率も大。
気に入ったワインを見つけるための試飲も可能です。
ほかに自家製ジャム、製造方法にこだわった野菜を使った保存食、特産ハーブを乾燥させた調味料などなど、レシピの幅も広がりそうな食材・お土産を探している人にはぴったりの場所と言えます。
市場の一角には、一休みできるコーナーも設けられています。
スタンドの中には揚げ物やサラミを挟んだパニーニなどを扱うお店もあるので、気に入ったワインと一緒に軽いランチを取ることもでします。
特にスライス仕立てのハム・サラミは絶品。しかもこだわり製法のハム・サラミをその場で食せる贅沢はイタリア旅行の、市場訪問の醍醐味とあって、観光客の姿も多く見かけるようになりました。
ボローニャの市場では、アドリア海産の魚介類を売るお店も出店しています。揚げたてのお魚で軽くランチも可能ですよ。
夏季の市場は夕方からの開催となり、小さなレストランも出店。夕涼みをしながら地元の「うまい物」を堪能できます。
いかがでしたか?
1年中開催のスローフードの市場。ボローニャだけでなく、イタリア各地で企画・開催されていてるので、開催場所は公式サイトからご確認ください。
ボローニャの市場は土曜日9時〜14時(7月〜9月は除く)で開催中!
さらに5月〜9月までは水曜日17時半〜21時半の夜間も営業しています。
珍しい食材を探して、ちょっとお散歩がてら、軽いご飯を済ませになどなど、色々な使い方でスローフードの市場を満喫してください。
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