提供元:すみだ水族館
地図を見る東京スカイツリータウン ソラマチの5Fと6Fにある「すみだ水族館」は、都会の水族館らしく、色々な視点で楽しませてくれる新展示が魅力の水族館です。
水族館で一際目を引くのが、日本最大級のペンギンプール。この中には、スペインやアルゼンチンなどいろいろな国で生まれたマゼランペンギンたちが入っていて、スクスク元気に育っています。
「すみだ水族館」には47羽のペンギンがいますが、そのうち11組はカップル!(2015年3月22日現在)好奇心旺盛で知的なペンギンは、自分の好きなペンギンに恋をして、成功することもあれば振られてしまうこともあるとか。一度カップルになったペンギンは平和に過ごしているかと思いきや、飼育員さんに聞いてみると、くっついたり離れたり。昼ドラ並にドロドロすることもあるそう…。
ペンギンはいつも同じ表情に見えますが、実はとても愛情表現豊か。
怒ったときはキッと睨みつけながらガンを飛ばしてきたり、ライバルにヤキモチを焼いたり、嫌なことがあると、ショックでご飯が食べられなくなってしまうことも。細やかな感情も、ちゃんとあるんです。
写真:安藤 美紀
地図を見るそれでは、「すみだ水族館」の恋愛事情を少しのぞいてみましょう。
ちょと変わり者のペンギン ローズは、究極の女好き。いろんな女の子にアタックしますが、すぐ振られてしまう男の子でした。そんなローズがようやく付きあうことができたのが、食べたら食べた分だけ太ってしまうというポッチャリ女子のススキ。
ようやくカップルになれて、さぞ仲良くしているかと思いきや、事態は一変!「すみだ水族館」開館以降、彼氏を切らしたことがないというモテガール ワラビの登場で、三角関係に発展します。そのまま、ススキがいない間にワラビがすっと入リ込み、何くわぬ顔でススキの座を奪ってしまったのだとか。想像しただけでも、恐ろしい話ですよね…。
他にも、男の子同士のカップルに女の子ペンギンが加わり、不思議な三角関係になってしまったこともあるそう。単純に見えるペンギンですが、意外と頭の中は毎日複雑なようです。
そんな中で、一番安心して見ていられるカップルが、カリンとカクテル。「すみだ水族館」で唯一卵を産んだ実績もあり、1年中昼も夜もずっと一緒にいるそう。このカップルは、絵にかいたような幸せ夫婦ペンギンです。カリンとカクテルがよくいるお気に入りの場所は、柱付近の岩の上。一番見つけやすいカップルなので、ぜひ探してみてくださいね!
「すみだ水族館」のペンギンたちの恋愛事情は、公式ガイドブック『飼育員だけが知っているペンギンたちの秘密の生活』にもまとめられています。
ペンギンの性格や体の特徴もまとめられていて、ペンギンファンには欠かせない1冊。ただし、1年以上前に発行された本なので、組み合わせが変わっているカップルもあります。ガイドブック片手に、飼育員さんに聞いてみると、最新の恋愛事情がいっそう分かりやすくなるので、オススメです。※ガイドブックは、水族館で購入することができます(税抜 1,000円 )。
写真:安藤 美紀
地図を見るペンギンが大好きな食事の時間になると、頭の中は魚でいっぱいに。恋人の存在はどこへやら…。1日数回 食事の時間になると、“やった〜、ご飯だ!”と言わんばかりに全員お祭り騒ぎ。さっきまで必死でアタックしていたペンギンや、ラブラブだった恋人の魚でも奪い取るくらい、必死で食べます(笑)
ただし、絆が深いカップルだと最初は夢中でご飯を食べますが、その後すぐ岩の上で寄り添うようになるんだとか。必死で魚を食べていたペンギンが平静を取り戻す様子は、クスっと癒されます。
写真:安藤 美紀
地図を見るペンギンを眺めて楽しんだら、美味しいペンギンスイーツを食べてみてはいかがでしょうか?
こちらは、ペンギンプールの横にあるペンギン・カフェのペンギンパフェ 510円(税込)。
ペンギンプールをイメージしたという、味も見た目も爽やかなパフェ。塩バニラのソフトクリームの上には、クッキー型のペンギンが2羽トッピングされています。甘すぎないので、大人も美味しく食べられますよ!
ペンギンネタで盛り上がりながら、ペンギンパフェを食べれば楽しさ倍増です。
写真:安藤 美紀
地図を見る2015年3月21日(土)〜7月17日(金)の約4ヶ月間、期間限定で開催されているのが“ペンギンキャンディ”というイベント。これは、日本最大級の幅24mのペンギンプールにカラフルなキャンディカラーのマッピングを施したもので、“可愛い、綺麗!”と話題になっています。
“ペンギンキャンディ”は、色々な光と音楽が変わっていく約10分間のプログラム。クライマックスは、5,000個のカラフルな光の玉がキャンディのように水槽全面に映しだされ、圧巻です!
…でも、ペンギンに光をあてて大丈夫なの?
と心配する方もいるかと思いますが、ペンギンは、好奇心が旺盛でとっても遊びたがり。プロジェクションマッピングの光のバリエーションを増やしペンギンの好奇心を誘ってあげることで、ペンギンたちが遊ぶ行動を引き出すことにもなるそう。
マッピングが始まると、ペンギンのボルテージは、急上昇!光を追いかけて突こうとしたり、イルカみたいにジャンプすることもあるんですよ。マッピング以外に音楽も流れてショーとしても十分楽しめますが、ペンギンたちにとっても遊べるショー。人もペンギンも“ペンギンキャンディ”は、楽しい時間になるんです。
プログラムの開催は、1日5回。初回スタートは12時で、その後2時間ごとに上映されます。また“ペンギンキャンディ”は、どこで見るかによって、楽しみ方が変わります。
時間があれば、5階と6階どちらも違う楽しみ方ができますので、両方見るのがオススメですよ!
■6階 → 全体的にプロジェクションマッピングが映し出されているのを見ることができます。
■5階 → ペンギンが潜って光を追いかけている様子を見ることができます。
今回は「すみだ水族館」のペンギンにフォーカスしてきましたが、最後に知っておくと水族館にいくのがさらに楽しくなる、ペンギンのこぼれ話をご紹介します。
「すみだ水族館」はペンギンの名前の付け方が、ユニーク!
ペンギンの名前は大きく分けて、果物・お菓子・お酒・植物の4つに分類され、それぞれ出身地ごとに名前が付けられています。すみだ水族館で生まれた子どもは、“まつり”や“はっぴ”など、東京っぽい名前を意識して付けられているんですよ。
2015年5月に「すみだ水族館」で生まれたペンギンの名前は、たいこ!一般応募総数 15,299 通の中から選ばれた名前になります。
「すみだ水族館」では、新たな視点で斬新な企画展が次々と生み出されています。そんな新しい企画展と一緒に楽しみたいのが、水族館一の人気者ペンギン。可愛い!だけじゃなく、ペンギンの素顔を知ればさらに「すみだ水族館」の時間が楽しいものになります。
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(2023/11/30更新)
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