写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る雑誌等で何度も拝見していた五色温泉「五色の湯旅館」さん。
いつかはいつかはと思いつつ、やっとの訪問。
訪れた日は吹雪の中。
立ち寄り湯をさせて頂きました。
秘湯の一軒宿と思って訪れると、外観は意外にもロッジのような佇まい。
知らなければ、ここが極上の温泉宿だとは気付かず、素通りしてしまいそうですが、こちらが五色温泉「五色の湯旅館」さんです。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る幸いにも先客はいらっしゃらず、貸し切り状態。
脱衣所で衣服を脱ぎ、ガラガラッと浴室への扉を開けると、ほわ〜っとやわらかな硫黄の香りが漂ってきまして、思わず笑みがこぼれます。
そして浴槽の中は緑色をした濁り湯が満たされ、なんとも美しく、心躍らされます。
(緑色は硫化水素イオンが影響していると思われます。)
さらに、床材が浴槽を中心に放射線状に張り巡らされていまして、とても美しく唯一無二のデザインだと思われます。
なんとも風情ある浴室であり、かつ素晴らしい極上湯が滾々と満たされ続けているこの内湯にすっかり魅了されてしまいました。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るテンションが上がっている中、しっかりとかけ湯をし、いざ入湯。
私にとっては、少〜しだけ熱め?いや適温?
おそらく湯温は42度前後かと思われます。
しばらくすると、湯温に体も温度に慣れてきまして、そこからはもう完全に悦の世界に・・・。
何もいらない・・・全てがある・・・と言った感じでしょうか。
これぞ温泉の本来の醍醐味だと思います。
今まで色々な温泉に入ってきた私ですが、こちらのお湯、ベスト10に入りました!
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る女将さんより「露天風呂はぬるいので今日はおすすめできませんが・・・」とのことでしたが、温泉ソムリエぐっちとしましては、ここまで来て入らないわけにはいかない!と自分自身を叱咤激励?
内湯と露天風呂は離れているため、一度服を着てからいざ極寒の露天風呂へ。
露天風呂の脇にある脱衣所で素早く服を脱ぎ、いざ入湯。
ぬるいっ・・・
ほんとうにぬるいです。
温度・・・きっと37℃あるかないかぐらいでしょうか。
浸かっていると寒くはありませんが、決して温かくも無く・・・
ただ、雪が降り積もった渓谷の景色は圧巻!
そして、内湯と同じ源泉(湯)のはずですが、お湯の色は内湯とは異なり、こちらは少し灰色のような白濁したお湯でした。
よって、今回5色のうち、2色を堪能させて頂きました。
露天風呂は再度、暖かい季節にゆっくりと堪能させて頂きたいと思います。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る露天風呂でかなり長湯をしたのですが、やはり温まらず、再度内湯へ戻り、体も心もほっこほこに。
眺望重視の方は露天風呂にきっと大満足されるでしょうし、お湯に拘りの方は内湯にきっと大満足されるでしょう。
予定では、この後、この近くの温泉をいくつか立ち寄り湯をして帰る予定でしたが、五色温泉「五色の湯旅館」さんのお湯が素晴らしすぎたため、もったいない?と思い、今回の旅はこちらのお湯を最後にし、帰途に着きました。
温泉好きの皆様へ。
ほんっと「温泉ソムリエぐっちのおすすめの一湯」です。
機会があればではなく、機会を作られて是非!
◆泉質 単純硫黄泉
◆pH 7.7(弱アルカリ性)
◆泉温 57.5度
◆加水無し・加温無し・消毒無し・自然湧出
◆立ち寄り湯料金 500円
◆立ち寄り湯時間 10:00 〜 15:00
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
温泉ソムリエぐっち
消毒無しの源泉かけ流しの温泉をこよなく愛する大阪在住の40代。特に好きな泉質は「アルカリ性の硫黄泉」。只今全国の温泉を時間の限り、温泉行脚を行う。サイト「源泉かけ流しどっとねっと」を主宰し、訪れた中で…
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(2025/1/17更新)
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