商品の一番美味しい瞬間を切り取った、「本物よりも” ホンモノらしい” 食品サンプル」をモットーとする、岩崎瀧三氏創業の岩崎模型製造株式会社が、歴史あるサンプル作りの技術を生かし、一般の方にも手軽に製作体験ができる施設を故郷、郡上八幡にと設立したのが『サンプルビレッジ・いわさき』。
元祖ならではの多種多様な食品サンプルが勢揃い。お土産に買うもよし、製作体験に参加するもよし。「自分で作る食品サンプルキット」シリーズも充実しており、老若男女が楽しめる楽しい空間となっています。
ショーウィンドーの中にある数々の美味しそうな食品はすべてサンプル。記載してある各料金は体験教室参加費。1000円以下で参加できるコースも充実しています。
スタッフが丁寧に作り方、コツを教えてくれるので、是非この機会にあなたも食品サンプル作りにチャレンジしてみましょう。
制作体験は30〜50分かかるものが多く、そんなに時間をかけられない!簡単に作れるものがいい!という方には、こんなものもありますよ〜。
郡上八幡の市街地の中心・橋本町にあり、城下町独特の築百五十年になる町家を改造した『食品サンプル創作館・さんぷる工房』。いくつかある体験教室の中でも最もチャレンジしやすい制作時間、料金コースとしておススメしたいのがカップアイス作り!
所要時間は約15分。作品にはレベル1〜3までと3段階あり、写真はレベル3(上級)。スプーンを高くしすぎると、途中でアイス部分が細くなりすぎてポキンと折れてしまう危険があるので油断大敵。しかも固まるまでそのままの位置でスプーンを持ち続けなければならない・・・・結構大変だったりします(笑)
その点、レベル1(初級)、レベル2(中級)は小さなお子さんでも簡単にできますよ。
ではここでカップアイス作りについて簡単な説明をしましょう(工房内ではスタッフの口頭での説明とは別にモニターで動画による説明もあります)。
手元に用意されたのは、カップとスプーンと白い粉が入った小さなビニール袋。そして赤と緑、フタの色が異なる2種類の液体。
まずはカップの中に白い粉を入れ、次に赤いフタの液体を入れます。
アイスをバニラ、ストロベリー、チョコ、抹茶の4種類の中から選び、バニラ(白)以外はそれぞれ赤、茶色、グリーンの色のボトルから5滴ちょうど入れ、最後に緑のフタの液体を入れ、一気にスプーンで混ぜて行きます。
色が変わるタイミングで、カタチを作るタイミングを見計らいます。
ちなみにレベル1はアイスがカップからこぼれた状態のもの(モニター画面向かって左上の画像)、レベル2はそこにスマホをたてかける凹みをつけたもの(モニター画面向かって左下の画像)、レベル3はスプーンが高く上がっているもの(モニター画面中央の画像の段階からスプーンを高く上げて固めると完成)となります。
かき混ぜている間に中の材料がだんだん熱を帯びてきて、色が変わってくるのがとてもよくわかります。事前に動画を見て手順を学習した上で、実際に作り始めるとスタッフが見守ってくれているので、ちょっとドキドキしながらも安心してチャレンジすることができますよ。
製作体験教室のすぐ近くには実際にプロが作っている工場を見学できるところも多いです。目の当たりにすると感激もひとしお。是非のぞいてみてください。
工房によって、食品サンプルにも個性があります。土産として発売されている完成品はもちろん、制作体験できる食品サンプルもいろいろ。
ホームページもないような小さな工房もあり、そんなところであなたの心をがっつりとらえてしまう食品サンプルがみつかることもあるかも。遊び心も満載。老若男女で楽しめる、日本が誇る食品サンプルの世界を郡上八幡で堪能してください。
製作体験コースは作品内容によって600円〜3000円で提供されており、所要時間も15分〜60分とさまざま。場合によっては予約が必要となる場合もあります。また、大半がひとりから参加できますが、美山鍾乳洞に併設の食品サンプル体験教室など、工房によっては2人以上でないと参加できないところもあったりするので、事前にその辺りを確認しておいてくださいね。
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(2023/12/8更新)
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