写真:広島 らっこ
地図を見る「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」は、紙飛行機を飛ばすためにつくられたとっても珍しい建物です。タワーが建つのは、広島県神石郡にある標高663メートルの米見山(よなみやま)の山頂にある公園内で、紙飛行機を飛ばせるのは山頂のさらに上にある、5階建て相当の高さの展望室。
展望室からは、晴れた日には大山や比婆山連峰などの絶景を楽しむことができ、360度に広がる美しい山並みの中で、専用の用紙を使った紙飛行機を思う存分飛ばすことができます。
写真:広島 らっこ
地図を見るタワーの展望室から飛ばすことができるのは、受付で購入した専用のエコ用紙で作った紙飛行機です。受付のある1階部分には、紙飛行機の折り方が載っている様々な本やプレートがあり、好みのものを選んで作ります。
紙飛行機の見本や写真が部屋じゅうに並んでいるので、眺めるだけでも面白いですよ。折り方が複雑で分からなくなったら、受付の方に聞けば丁寧に教えてもらえるので、少しくらい不器用でも心配無用です♪
写真:広島 らっこ
地図を見る1階に置いてある資料を見ていると、折り方の多さにビックリするかもしれません。かなり複雑な折り方の紙飛行機も多数あり、その種類の豊富さや、折り目が1ミリでも違うと飛び方が変わってしまう繊細さが、大人も夢中になって紙飛行機を折る理由になっているようです。
数えきれないほどの折り方の中でも、おすすめの紙飛行機は「スーパーフィン」という四角い紙飛行機(写真右端)です。比較的シンプルな折り方で、風向きさえ気を付ければ非常によく飛びます。拾いに行くことを気にせず思い切り飛ばせる、紙ヒコーキ・タワーの醍醐味を味わうのにピッタリな紙飛行機です。
写真:広島 らっこ
地図を見る紙飛行機の準備ができたら、いよいよ展望室へ。ビルの5階相当の高さの展望室は全面ガラス張りなので見晴らし抜群!どの方向へ紙飛行機が飛んで行ってもちゃんと見えるようになっているんですね。
紙飛行機を飛ばす時は、窓からの風の方向を観察して、風が入って来る窓とは反対側の窓から飛ばすようにすると、風に乗って遠くに飛びやすいですよ。
おそらく安全面の理由から、紙飛行機を飛ばす窓は少し高い位置にある為、窓に届かないお子さんの紙飛行機は大人が飛ばしてあげてくださいね。
山頂のさらに上の高いビルから紙飛行機を飛ばしたら、どうやって回収するの?環境に悪いのでは?と思うかもしれませんが、遠くまで飛んでも大丈夫な秘密は専用のエコ用紙にあります。
とよまつ紙ヒコーキ・タワーで購入するエコ用紙は、サトウキビを原料として作られているので、もし山の中に落ちても自然に分解され、環境の害にならないのだそうです。
子供と飛ばす際には、このこともしっかり説明した上で飛ばすようにすれば、他の場所で飛ばしてはいけないことも理解してもらえ、環境について考える良いきっかけになるかもしれませんね。
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(2024/12/3更新)
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