見逃すな!百万石の伝統的工芸品いっぱいの金沢駅は見所満載

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見逃すな!百万石の伝統的工芸品いっぱいの金沢駅は見所満載

見逃すな!百万石の伝統的工芸品いっぱいの金沢駅は見所満載

更新日:2015/03/30 13:54

きんぎょ 美歩のプロフィール写真 きんぎょ 美歩 ときどき旅Walker

新幹線の開業と同時に改装された金沢駅には、訪れた観光客をもてなす意味を込め、金沢はもとより石川県全域の伝統的工芸品が随所に施されています。
伝統的工芸品は、金沢駅のコンコースを彩る門型柱、新幹線待合室、ホームの柱、乗り場待合室等々、駅のあちらこちらに点在しどれも素晴らしい工芸品ばかり!最高級の美術品の数々です。
新幹線の乗り降りの合間にぜひ見てほしい、石川が誇る伝統的工芸品を紹介しましょう。

新幹線のホームの柱には金沢箔

新幹線のホームの柱には金沢箔

写真:きんぎょ 美歩

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新幹線で金沢に着いたら、まずホームの柱に注目です!
ホームの柱といえばどこの駅でも鉄柱でできていて、乗り降り時にさほど気になるものではありません。でも金沢駅の新幹線ホームの柱には、金沢箔が使用されています。

金箔の全国生産量の99%をしめる金沢ですが、新幹線の2つのホームそれぞれに30本ずつ、計60本の柱に、写真のように金沢箔が!
それも約11Cmの金沢箔が、なんと2万枚以上も使用されています。
ホームに並んだ、金箔が施された柱の列は圧巻です!

ちなみに、待合室のガラスにも追突防止用の目印として金箔が用いられていますので、こちらもチェックですよ。

待合室は小さな美術館、伝統的工芸品で溢れている

待合室は小さな美術館、伝統的工芸品で溢れている

写真:きんぎょ 美歩

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時間待ちに利用する待合室ですが、金沢駅の新幹線待合室は、ホームの待合室にまでも、伝統的工芸品が収められています。
壁面を埋めるように並んだ小さな丸窓に納められた美と技の数々。

加賀藩5代藩主綱紀は、伝統工芸のデザインや技法などの実物見本や雛型を分類整理して箱に納め「百工比照」という資料を残したそうです。
その「百工比照」にちなみ、工芸品のある待合室は「百工の間」と名付けられています。

代表的な九谷焼や輪島塗、加賀友禅はもとより、ふだんなかなか目にすることが少ない加賀獅子舞頭、珠洲焼、加賀仏壇、加賀象嵌など、県内の多数の産地組合等の協力を得て、待合室の小さな丸窓に納められた工芸品はなんと30品目236点!
作品が並ぶ小窓は、さながら小さな美術館です。乗り降りの合間だけでは美術鑑賞に時間が足りないかも!

写真は加賀毛針。繊細な技術と色彩に、きっとため息がでることでしょう。

感激!門型柱の工芸品プレート

感激!門型柱の工芸品プレート

写真:きんぎょ 美歩

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金沢駅のシンボル東口広場にある「鼓門」の兼六園口と、金沢港口を繋ぐ金沢駅のコンコースですが、そこには門型柱が12対24本が設置されています。
柱は輪島塗の木地にも使用される、石川県の独特種の「能登ヒバ(アテの木)」です。
そして注目はその内側!

九谷焼、輪島塗、加賀象嵌、山中漆器等々、石川県を代表する重要文化財保持者の方々の制作による伝統工芸品プレートが、24本すべてに設置されています。
写真はその中の1本、輪島塗無形文化財「沈金」保持者 前 史雄氏の作品です。

駅のコンコースという人ごみの中ですが、これは必見!シャッタースポットです。
時間の許す限り、24本の柱の1本1本を、しっかり観賞してくださいね。
感激間違いなしですよ。

金沢駅の新しいシンボルの陶壁

金沢駅の新しいシンボルの陶壁

写真:きんぎょ 美歩

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金沢の歴史と伝統ある焼物として、江戸初期から350年も前から続く大樋焼があります。
大樋焼きは飴色の釉が特徴です。

今回、駅の中心部、みどりの窓口前の通路に大樋焼の陶壁が飾られました。
この陶壁は十代大樋長左エ門氏による作品で、幅8m高さ4mの大きなものです。
陶壁前で待ち合わせや記念写真などいかがでしょう。きっと旅を彩ってくれますよ。

通路の案内壁には和のモード

新幹線と在来線が共有するフロア、中2階の新幹線乗り換え口の新幹線の運行案内壁には、加賀友禅と手漉きの二俣(ふたまた)和紙が飾られています。
加賀友禅の代表的作家、百貫華峰氏と毎田健治氏による、兼六園の花鳥風月、四季折々の自然美の風情が、加賀友禅独特の細かな色合いで描かれています。
二俣和紙は1300年もの歴史のある石川県産の和紙です。

時刻表やホームを確認するときなど、金沢の文化を感じて眺めてくださいね。
ここもシャッタースポットです!
きっと金沢観光の思い出を飾る写真の一枚になることでしょう。

通路の案内壁には和のモード

写真:きんぎょ 美歩

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金沢駅で発見した文化を、県内でもっと楽しんでみませんか

新幹線開業とともに玄関口の金沢駅は、「人が利用し通り過ぎるだけの駅」というイメージを払拭するような大変身を遂げました。金沢に降り立ったら、駅にいるだけで加賀百万石、石川県の美術、工芸技術をしっかり感じとることができます。
今回ご紹介した伝統的工芸品の構内の設置場所は、「金沢駅伝統的工芸品探訪ガイド」に紹介されていますので、金沢駅に着いたらまずインフォメーションでゲットしてくださいね。

金沢駅から石川県内へ。
金沢駅で発見した気になる文化、芸術、工芸品をもっと深める旅、感じる旅を、ぜひ楽しんでみてください!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/21 訪問

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