レトロ?キッチュ?ベルリンの蚤の市は現代史そのものです。

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レトロ?キッチュ?ベルリンの蚤の市は現代史そのものです。

レトロ?キッチュ?ベルリンの蚤の市は現代史そのものです。

更新日:2015/03/31 09:49

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

古いモノを大切にするドイツでは、蚤の市が盛んです。ベルリンでは週末に5〜6か所で蚤の市が開催され、旅行客にも人気です。狙いは旧独グッズ。今はもう生産されていないノスタルジックな日用品は、旅の良い記念品にもなるでしょう。

ベルリンののみの市の特徴

ベルリンののみの市の特徴

写真:小谷 雅緒

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いくら大きな町とはいえ、蚤の市が5〜6か所も同時開催とは・・・。それこそが大きな特徴といえましょう。それだけ人気で、それだけ商品があるということです。

週末、特に日曜日は一般商店はすべて休みのドイツです。天気が良ければ、蚤の市をぶらぶら見て歩くことは、生活上の楽しみのひとつです。良いモノがあれば買うでしょうが、どちらかというとノープラン。それよりも、出店している屋台の食べ物をつまんだりする方が楽しかったり。

アンティークの宿命ですが、新たに作り出すものではないため、確実に減っていくものです。数が減り、価値が上がれば、気軽に買える価格ではありません。

*写真は6月17日通りの蚤の市

6月17日通りののみの市

6月17日通りののみの市

写真:小谷 雅緒

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Sバーンのティアガルテン駅[Tiergarten]からすぐ、高架線路と交差する6月17日通りの広々とした歩道で開催される「6月17日通りの蚤の市」(写真)は、毎週土・日開催の蚤の市です。ベルリンで土曜日開催は貴重なので、スケジュールを組むときに意識しておきましょう。

状態の良いものがきれいに並べられているので、プロの出店者ということがわかります。つまり価格も高め。もちろん、表示価格が決定ではありませんので、あとは交渉次第。

特にドアノブや鍵などがずらーっと並べられている様子(写真)には圧倒されます。こんなのどうするのだろう、と。

他にはテーブルウェア(もちろんドイツ製品が多い)、衣類、手芸用品(ボタンやリボン・レースなど)などが多いです。アンティーク風にエイジングされた商品もあるので、よく確認しましょう。

東駅ののみの市(写真)

東駅ののみの市(写真)

写真:小谷 雅緒

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旧東ドイツ(DDR)や旧ソ連関連品をお探しなら、東駅[Ostbahnhof]の蚤の市おすすめです。毎週日曜日開催で、場所はベルリンの壁がある「イーストサイドギャラリー」とは反対側です。

こちらもプロの出店者で、書籍や雑誌・新聞などの紙モノを扱うところが多いです。特に、ビニールに収められたしわのない古新聞などは、どのような価値があるのだろうと、興味がわきます。そして、価格を知って二重にびっくり!

旧独グッズは「家の中を片付けていたら出てきた」という雰囲気のおもちゃ、家庭用品、家具小物が見つかるでしょう。イメージしていたものがずばり!しかもきれい!といった商品が多いのですが、やはり価格が・・・。

それでも80年代のモノなら、まだ数も多く、手に入れやすいです。同じものを何度も見かければ、価格は安めと考えられます。金額が表示されていないものが多いので、いちいち話しかけないといけません。
どこの店も簡単な英語は大丈夫です。

他にものみの市はあるけれど・・・

他にものみの市はあるけれど・・・

写真:小谷 雅緒

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そもそも滞在が土日に当たらないと、蚤の市には行けません。また、限られた滞在時間の中で、スムーズにたどり着けることも大切です。今回ご紹介した2か所は、駅前で開催されており、歩く距離が最低限ですむことが最大のメリットです。

両方とも規模としては200M程度の幅に店が立ち並んでいるくらいですが、もしもたくさん買い込んだ、なんてことになれば、それを運ぶことまで考えなくてはいけません。

さらに言えば、小雨決行とはいえ、悪天候時では出店内容や陳列商品数が確実に影響します。旅行中に蚤の市に行くことは、ある意味かけです。

*写真は東駅の蚤の市

気張らず、気軽に行こう

特に、天候だけはどうにもならないので、スケジュールにはAプランBプランまで準備しましょう。今回ご紹介しなかった他の蚤の市が、宿泊先や観光目的地との導線になるのであれば、寄ってみても楽しいと思います。

ところで、蚤の市とフリーマーケットを混同する方がいますが、今回ご紹介した2か所の場合は「蚤の市」で、出店者はプロで、価値ある中古品を扱います。フリーマーケットの場合は、ジャンルは自由ですが、どちらかというと家の不用品や、趣味でつくったモノを販売することが多いです。

ベルリンの場合、「フリマ」的な蚤の市もあります。

一般的に蚤の市の朝は早いというイメージが強いですが、ベルリンは10時スタートがほとんどです。10時に行っても、まだ準備中の店が多かったり・・・。

ご紹介した2か所はあまり観光化されていませんが、現金払いが基本の蚤の市ですので、スリには注意しましょう。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/28−2014/12/01 訪問

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