写真:六三四
地図を見る「野の香」は指宿市東方にある家族湯。
指宿らしい海岸沿いではなく、木々が生い茂る静かな山間にある少し異空間な温泉です。敷地内には純和風の母屋(受付)と全8室の浴舎棟。
そこに広がるのは昔懐かしい田舎の風景・・・。
写真:六三四
地図を見る受付を済ませると浴室の鍵とドライヤーの入った竹籠を渡されます。
これだけでちょっとした温泉旅行気分を味わえます。
各部屋の玄関には、女将が生けたであろう季節の花が飾られており、優しく細かい心配りにふと笑みがこぼれます。
靴を脱ごうと目を下にやるとかわいらしい花びらの形に配された敷石が土間に埋め込まれてあります。
目線を意識した細やかな演出、部屋の小物はあくまでも懐かしさを感じさせる“和”で統一され、「野の香」のこだわりを随所に感じることが出来ます。
写真:六三四
地図を見る小さな赤ちゃんのいる家族には、温泉はなかなか足を運べない空間です。
でも、ちょっと寛げる畳の部屋があれば安心ですね。もちろん、「風呂」と「寝る」がワンセットの筆者にもありがたい(笑)〈和室は3畳でTVとテーブルあり。〉
和室の奥には脱衣所そして浴室。限られたスペースの中で休息と入浴の動線をうまく配分した造りは「野の香」がこだわったコンセプトの形そのものだといえるでしょう。
家族の中にいても自分らしい自由な時間を過ごせる“個”を意識した形。これって嬉しくありませんか?
写真:六三四
地図を見る「野の香」にはシンプルな内湯に加え、全室に趣向を凝らした露天風呂があります。
この日筆者が選んだのは、焼酎の蒸留に使われる樽を利用した樽風呂。
日本にただ一人しか居ないとも言われている焼酎蒸留樽職人さんに依頼したというだけあって重厚な質感の中にどこかエレガントさも感じさせるおすすめの露天風呂です。
写真:六三四
地図を見る透き通った湯は塩化物泉(等張性、弱酸性、高温泉)で人の体液とほぼ同じ等張性の湯(成分総計8,872mg)。湯の酸性度はやや高めですが肌触りはまろやかで目を閉じればヴェールに包まれたような感覚。
女将さんがこだわりぬいた施設に極上の湯。
指宿にお立ち寄りの際は是非とも「野の香」にお立ち寄り下さい。
ちなみに筆者は全てのお部屋に入ったヘビーユーザーの1人。
一度入れば病みつきになること間違いなし!
きっと皆さんも「野の香」の虜になるでしょう。
【温泉名】指宿温泉
【施設名】家族温泉 野の香
【住 所】鹿児島県指宿市東方834-1
【電 話】0993-22-4888
【泉 質】塩化物泉
【適応症】きり傷、やけど、慢性皮膚病など
【家族湯】¥1,500(1室1時間)
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(2023/12/3更新)
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