写真:カカミ ユカ
地図を見る「シーサー児童公園」。そう聞いただけで、もう何のオブジェがあるか想像が付いてしまう方も多いかもれませんが、こちらの公園の中央には、約20メートルのコンクリート遊具のシーサーが鎮座しています。
住宅街の中にある公園で、まさかそこにこんな巨大シーサーがあるとは思わないため、そのインパクトはとても大きいです。
シーサーの左手がピーンと伸びて、そこがすべり台になっています。登り口が小さいため大人は登るのに少し苦労するかもしれませんが、シーサーの内側には階段や、ゆらゆら橋があり、また、口部分まで行けば外を眺めることもできます。
場所は、国道58号宜野湾バイパスの海浜公園入口交差点を58号線方面に曲がり、一筋東に入った道沿いです。
■シーサー児童公園
宜野湾市大山6-44-8
写真:カカミ ユカ
地図を見る続いては浦添市にある「ドラゴン公園」をご紹介。浦西中学校から約300mくらいのところにある公園です。
こちらには、胴体部分が波打ったドラゴンの遊具があります。
胴体から尾っぽ部分にかけてはすべり台、遊具中央にはブランコ、そして鉄棒などが併設されたコンビネーション遊具になっており、ドラゴン一体だけでいろんな遊びができてしまいます。
龍の頭部から入るのも、尾びれから入るのもよし。まるで龍のカラダの中を抜けて遊んでいるような不思議な感覚になります!
場所は、浦添市前田の住宅街の中。琉球バス交通の浦西団地入口の近くにある小規模の街区公園ですが、とても印象深い公園です。子どもにも大人気の遊具で、近所の小中学生がたくさん遊びにきています。
■ドラゴン公園
沖縄県浦添市前田3-7
写真:カカミ ユカ
地図を見る隠れスポットの一つが、那覇市の三重城団地内の公園にあるシーサー!
周りに県営住宅が建つ中に作られた公共の公園なので、外から見つけるのは少し大変な場所のため、知る人ぞ知る場所という感じです。
こちらのシーサーの特徴は大きく口を空いてるところ。口の中にくり抜かれた穴に座って休憩することもできますし、そこに座って写真を撮るのもいいかもしれません。
まさに沖縄の団地公園!ということが伝わってくる遊具オブジェ。こんな遊具が団地がある団地に育ったら、シーサーに対する愛情も深まりそうですね!
■三重城団地の公園
那覇市西3-9-7
写真:カカミ ユカ
地図を見るこれまでの遊具オブジェとはひと味違った遊具もご紹介します。
沖縄市の「八重島公園」内にある、“ほぼ垂直”に滑り落ちるすべり台の「ダブルデッカー」。
スリル満点すぎて、見た瞬間「え!?これ大丈夫なの?」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。さらに驚く点は、大人でもビビッてしまうような角度のすべり台を、地元の小学校入学前と思われる年令の児童でも平気で滑っているところ!
沖縄の子ども達、強し!
ダブルデッカーの滑り方として、
「スライドバー(スライドバッグ)をつかむ」
「バンザイの姿勢で滑る」
「ポンッと飛び降りるようにスタート」
などと記載があるので、確認してから滑ってみましょう!
テレビでも紹介されたことのある“日本一怖い滑り台”。
初めて滑る方は絶叫される場合も多いですが、ぜひ勇気を持って挑戦してみてはいかがでしょう!?
■八重島公園
沖縄市八重島1-1
沖縄の公園には、一見すると子どもが怖がってしまうような遊具がたくさんあるのですが、そんなことは気にせず、たくましく遊び回っているのが沖縄キッズ!
「シーサー公園」「ドラゴン公園」などのオブジェ制作に携わったのは沖縄在住の赤嶺秀男誌氏。「子どもは地域の宝だから、その子たちが行きたくなるようなユニークな遊具がある公園を作りたい」という思いで、県内の至る所で個性的な遊具を作られたのだとか。
彼が携わった遊具は、シーサーだけでも5カ所以上、その他、ドラゴン、ヤンバルクイナ、恐竜、タコ、カバ、カニなどそのコレクションは数えきれないほど!その軌跡を辿ってみるのも面白いです。
最近は、公園で子どもを遊ばせても、「高いところに登るのは危険だ」「服を汚すな」などと言う親が増えている傾向にありますが、沖縄の公園に来れば、もっと自由に遊んでいいんだ!という空気があることを感じられるのではないかと思います。
沖縄の気質が作り出した公園は、大人たちにも、思いっきり遊ぶことの楽しさを再認識させてくれる場所!ぜひ現地でそれを感じてみてください!
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(2025/1/20更新)
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