写真:東郷 カオル
地図を見る長い間、東京のシンボルとして愛されてきた東京タワー。東京スカイツリーができてからは、東京観光といえばスカイツリーに注目が集まることが多いのですが、「スカイツリーよりも東京タワーのほうが好き!」という人が多いのも事実。今でもテッパンの観光スポットで、はとバスのオープンバスを利用して東京タワーを巡るショートコースは人気です。
時に元気をもらえ、時に哀愁が漂う東京タワーの魅力は、一言では語りつくせません。長い間愛されてきた東京タワーは、人々の思い出や記憶と重なり、単に「東京のシンボル」というだけではなく、年代によっては「青春のシンボル」「昔の恋の思い出」などと重ね合わせて、人々の記憶に焼き付いているのかもしれません。
東京タワーは昭和33年にできた、333mの電波塔。3が並んでいて覚えやすいですね。ほとんどが鳶職人たちの手作業で建てられたというから驚きです。
今回はそんな人それぞれの思いの詰まった東京タワーから、元気を発信するイベントをご紹介しましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る東京タワーでは毎年4月から5月にかけて、全長6mのさんまのぼりと333匹の鯉のぼりが青空を泳ぎます。毎年と言ってもこのイベントは震災後にスタートした、まだ新しいイベント。この「さんまのぼり」は、毎年秋の恒例行事「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」を通じて友好関係にある岩手県大船渡市へ、復興のエールを込めて飾られているものなのです。
平成27年4月3日(金)〜5月6日(水)
17:30〜23:00までは333匹の鯉のぼりを吊るワイヤーが7色に輝きます
※4月7日(火)〜13日(月)の7日間は「日本魚祭り」開催の為、一旦取り外されます
写真:東郷 カオル
地図を見る333匹の鯉のぼりの中に一匹だけ「さんま」が泳いでいるのを見つけてください。このさんまは6mもあり、目立つところで泳いでいるのですぐに見つかるはずです。体が大きいのでなかなか上手に泳ぐことはできませんが、上手い具合に風が吹けば青空と赤い鉄塔をバックに、お腹を光らせて泳いでくれますので、シャッターチャンスです。一緒に揚げられている大漁旗も見ごたえがあります。
写真:東郷 カオル
地図を見る敷地内には大船渡へのエールが掲示されています。
三陸・大船渡 東京タワーさんままつりで、美味しいさんまを御馳走になっている方々は、是非こちらの復興エールイベントの「さんまのぼり」にもお出かけくださいね。
また、最近では「鯉のぼり」を飾るお宅も少なくなってきています。特に都会では見かけることが減ってきている日本の風習。小さなお子さんのいるファミリーには是非ともこの機会に東京タワーに鯉のぼりを見に遊びに行っていただきたいものです。
東京タワーでは常に何らかのイベントが行われており、いつ行っても楽しい場所として観光客だけでなく近場のファミリーにも人気。ホームページはイベントの告知で賑やかです。
入場料を払わなくても楽しめるイベントもありますが、1年間、大展望台、特別展望台(平日に限り)に何度でも昇れる年間パスポート「タワーパス」もありますので、何度も訪れる方はこちらも検討してみてはいかがでしょうか。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
東郷 カオル
国内外のラグジュアリーホテルを中心に、オトナ女子のおひとりさま旅、女子旅を提案。"癒し系"ではなく、私自身の"癒されたい系"の目線から、忙しく毎日をがんばる女性…
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
旅行ガイドを検索!
(2025/1/17更新)
- 広告 -