更新日:2015/04/09 17:37
写真:中島 誠子
地図を見る「うのしまヴィラ」は、茨城県日立市の太田尻海岸に位置し、そこは海食海岸の見事な景観が断続的に連なる景勝地。目の前に太平洋の大海原が見渡せる絶好のロケーションを生かし、2014年4月にリニューアルオープンをしたうのしまヴィラは、一言で言うと"オンザビーチのお洒落な宿"。
海と調和したナチュラルでお洒落な空間は、とにかく癒しの時間を与えてくれます。目の前にはプライベートビーチのような海が広がり、刻々と変化する海、空、太陽の色がとても幻想的な景色を見せてくれます。朝は海から昇る朝日を見ることができ、オレンジ色に染まる海の景色は絶景です。
そして夏には、海水浴や宿のプールで遊ぶことができます。お庭でBBQもできますので、夏を満喫されたい方にもオススメの宿です。
写真:中島 誠子
地図を見るこちらの宿で一番オススメしたい場所が、カフェ&ダイニング「海音(シーネ)」。フロント棟の海側に位置し、夕食・朝食はこちらのカフェで頂きます。木を基調としたナチュラルな家具に囲まれ、そこはまるで南国リゾートのような雰囲気。大きな窓からは海を見渡すことができ、カフェ好きの女子にはたまらないお洒落な空間です。このカフェを目的に宿泊される方も多いようですよ。
海音では、地元で採れた新鮮な野菜や、近くの漁港から仕入れた新鮮な魚を使った創作料理が頂けます。Jr野菜ソムリエの資格をもつオーナーと、日本野菜ソムリエ協会認定レストランならではの趣向を凝らした料理はどれも絶品。ヘルシーなお食事が人気の理由の一つです。
もちろん、ランチタイム、カフェタイムは宿泊者以外の方も利用できます。海の見えるお洒落なカフェとして、デートや女子会にもオススメですよ!
写真:中島 誠子
地図を見るうのしまヴィラはホテルでも旅館でもペンションでもない・・・宿泊部屋のある宿泊棟は一見海外のモーテルのような雰囲気です。まるでカフェに泊まっているようなのような感覚の宿と言えるでしょうか。筆者の観点からすると、どのカテゴリーにも入らない初めての感覚の宿です。
お部屋は全部で7つで、洋室、和室、特別室の3つのタイプがあります。中でもオススメは一つしかない特別室。
特別室は、8畳のリビング+6畳の寝室(和室)+デッキテラスの広々としたお部屋です。木の香りが漂い、お洒落な邸宅にお呼ばれしたようなリビングには、ふかふかの大きなソファがあり、足を伸ばしながらゆっくり寛ぐことができます。また、海が見えるデッキテラスで、お茶をしながら波の音を聴くこともできますよ。
早めにチェックインをして、お部屋でごろごろしたり、海を眺めたり、散歩したり、カフェでお茶をしたり・・・。とにかくスローな時間を楽しみましょう。
提供元:うのしまヴィラ
http://unoshima-villa.com/宿泊棟の1階部分にある洋室は、木のぬくもりが温かいお洒落なお部屋。こちらの部屋も同じく、カフェのような内装です。小上がりにフカフカのお布団が敷かれ、洋室なのに和室で寝ているような寝心地。このお洒落なお部屋は、カップルに大人気です。
しかし、お部屋から絶景を見たい方には和室がオススメ!2階部分にあるため、太平洋の大海原を一望できます。畳のお部屋のため、小さなお子様連れのご家族にもぴったり。お部屋から朝日を見たい方にも絶好の場所です。
そして、気になるのがお風呂。リニューアル前は温泉が出ていた場所ですが、震災の影響で現在は温泉は使われていません。しかし、地下から水が湧き出ていて、温泉としての基準値は満たないものの、温泉に近いお湯が使われているんです。p.h値が8.2でアルカリ度が高いため、お肌がすべすべになるお湯!さらに浴槽の底には、鵜の島温泉旅館時代の岩盤浴に使った石が敷きつめられてるので、遠赤外線効果があり、体が芯から温まります。
お風呂から見える海。聞こえる波の音・・・ぜひ明るい時間にも入浴してください。心から癒されますよ。
写真:中島 誠子
地図を見るカフェで頂く夕食は、家族のハレの日をイメージしたお食事。コース料理仕立てで、一品一品がサプライズのように、見た目でも楽しめるお食事内容となっています。
一方、朝食は朝起きてすぐに食べられるやさしい和食。キラキラ輝く海を眺めながら、ヘルシーで美味しいごはんを食べることができます。これぞ最高の朝ではないでしょうか。
チェックアウトをする時間には、体も心もリフレッシュできた!と感じる方が多いことでしょう。そんな素敵なお食事と空間が待っている宿は、ロハスなステイにぴったり。そしてオーナーの原田さんの温かい人柄も、心をホッとさせてくれる宿の魅力の一つです。
この最高の居心地の良さに、何度もリピートするお客様が多くいらっしゃいます。まずは、「海の見えるカフェに気軽に泊まる」感覚で行ってみてはいかがでしょうか。きっと宿の虜になるはずです。
2014年4月にリニューアルオープンをしたきっかけは、2011年の震災。津波で甚大な被害を受け、以前の宿(鵜の島温泉旅館)の3分の2が解体され、更地となってしまいました。大規模なリニューアル工事を経て、やっとの思いで再建された宿です。
リニューアルオープンには、オーナーをはじめ多くの方々の思いと願いが込められています。被害を受けたのは東北だけではなく、茨城も津波の被害を受けた一つです。復興への力となるよう、この宿を選んでみませんか?必ず心を癒してくれる素敵な宿ですよ。
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この記事を書いたナビゲーター
中島 誠子
ご訪問ありがとうございます。旅ナビゲーターの中島誠子です。大学時代から旅にはまり、卒業後は旅行会社に就職。国内、海外をたくさん旅して来ました。現在は3児のママで、育児と旅をしながらライター活動をしてい…
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