写真:下川 尚子
地図を見るコンチェルトは、一日に4便の航海を行います。1便ランチクルーズ、2便ティークルーズ、3便と4便はディナークルーズ。
航海時間は1時間45分(2便ティークルーズのみ1時間半)で、ハーバーランド前から出航し、明石海峡大橋前で旋回して港へ帰るというルートを持っています。
船内にはいくつか特色の異なるレストランが入っており、神戸ならではの食事を楽しみながら、クルージングを楽しめます。
また、「ミュージック&グルメ船」と呼ばれるコンチェルト、航海中にジャズの生演奏を楽しめるのもいいところですね。
1時間45分のクルージングは、長いようであっという間。
コンチェルトを楽しみ尽くすコツ、それはスケジューリングにあります。
・クルージングの前半部分は、レストランで食事を楽しむこと
・50分ほど経つと、船が明石海峡の前で旋回しますので、このときはオープンデッキに出てみること
・各レストランを回る生演奏の時間をチェックしておき、その時間にはレストランに戻ること
これだけ意識して、見どころを見逃さないようにしてくださいね。
それでは、クルージングへいざ出航です。この日は1便のランチクルーズに乗ってみました。
写真:下川 尚子
地図を見るコンチェルトで楽しめるグルメは、おしゃれにアレンジされた新感覚の広東料理。
神戸には中華街もあり、昔から中華料理が親しまれてきた街です。
ランチとディナー時間には、中華バイキング、もしくは中華コースがメインとなります。
(「ティークルーズ」は、スイーツのバイキングやデザートセットなど)
また、名物の神戸牛を味わえる鉄板焼も人気です。
出航とほぼ同じくらいの時間に、お食事が開始となります。
窓から海を眺めながら、神戸らしいグルメを堪能してくださいね。
写真は、中華バイキングの「海鮮あんかけそば」です。
魚介がたっぷりと使われていて食べごたえがありました。バイキングの場合、料理は適宜追加されていきますので、焦らずにゆっくり楽しみましょう。
もちろん、食事をせずに「乗船のみ」という利用もOK。
そのときには、レストランに席があればレストランを喫茶的に利用することもできますし、満席時にはオープンデッキやロビーで過ごすことになります。気軽にクルージングだけを楽しみたい方には、そんな利用方法もオススメですよ。
写真:下川 尚子
地図を見る冒頭でも紹介しましたが、クルージング中の見どころは、明石海峡大橋の手前で旋回するときのダイナミックな光景と、各レストランを回るジャズの生演奏。
写真は、コンチェルト最上階のオープンデッキ。
開放感あふれる場所ですので、クルージング中、一度はデッキに出てみるのがオススメ。
3方を海に囲まれたデッキで海風に吹かれていると、何よりのリフレッシュになりますよ。
コンチェルトが明石海峡大橋手前で旋回するときには船内放送が入りますので、もしもまだお食事中なら、窓の外に目を向けてみてください。
そして、ジャズの生演奏は、サックスやピアノ、フルートなどで行われます。
順に各レストランを回っていきますので、どれくらいの時間に来るのかチェックしておくとベストですね(スタッフの方に聞くと、だいたいの時間を教えてくれます)。船内探検やオープンデッキに出ていて、見逃してしまった・・・なんてことのないように。
リクエストに応じてくれるときもありますので、聞きたい曲がある方は、トライしてみてはいかがでしょう。きっと、いい思い出になりますよ。
写真:下川 尚子
地図を見るランチクルーズだけでなく、夜のコンチェルトについても紹介しておきましょう。
神戸は夜景がきれいな街として知られますが、その代表ともいえるのが、コンチェルトが発着するハーバーランドやメリケンパーク付近の夜景。
夜には華やかにライトアップされるコンチェルトも、神戸の夜景として代表的なものといえます。
夜のディナークルーズから帰ってくると、ライトアップされたポートタワーやハーバーランドといった夜景が美しく、「神戸らしさ」を存分に感じられるでしょう。
明石海峡も夜にはライトアップされますので、夜ならではの綺麗さがありますよ。
昼のクルーズでの空と海の爽快感か、夜のクルーズでのロマンティックな夜景か。それぞれの良さがありますので、どちらも捨てがたいですね。
あなたはどちらを選びますか?
写真:下川 尚子
地図を見る最後に、神戸港から出港する別のクルージング船についても触れておきましょう。
神戸のクルージングの話をしているとよく聞かれるのが、「ルミナス神戸2とコンチェルトは一体どっちがいいの?」という話。
どちらも神戸を代表するクルージング船ですので、甲乙つけがたいというのが本音です。
違いを挙げるとすれば、
・ルミナスはお料理がフレンチ、コンチェルトは中華がメイン。
・コンチェルトにはジャズの生演奏がある。
・航路が少し異なる。ルミナスの航路では明石海峡の下をくぐったり大阪湾まで行くものがあり、見ごたえがある。
・コンチェルトの方が、カジュアルからフォーマルな雰囲気まで幅広いメニュー、レストランがある。
といった感じでしょうか。航路に関してはルミナスも魅力的ですが、神戸グルメや生演奏など総合点で見ればコンチェルト、というのが個人的な意見です。
あくまで筆者の主観ですので、詳細はホームページなどでじっくり比較してみてくださいね。
写真は、コンチェルト内レストランの雰囲気。
各レストランによって、それぞれ雰囲気が異なります。
例えば、ディナークルーズで中華コースの利用なら、ぐっと落ち着いて、高級感のある雰囲気になります。
この日は1便のランチクルーズ、中華バイキングの利用でしたので、カジュアルな雰囲気。お子様連れの方もちらほらといらっしゃいました。
「どんな雰囲気か」の目安は、利用する時間とお食事の内容と考えておいて良いと思います。
神戸の人気クルージング船「コンチェルト」について紹介してみましたが、いかがでしたか?
神戸観光にクルージングがオススメなのは、海・明石海峡大橋・夜景・グルメなど、「神戸らしさ」を感じる要素がたくさんあるから。
海の爽快感を感じたくなる季節。神戸でクルージングにお出かけしてみてはいかがでしょう。
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/1/17更新)
- 広告 -