写真:平川 郁世
地図を見る初めてヨーロッパ・パークを訪れた日本人は、雰囲気がどことな〜く東京ディズニーランドに似ているな……という思いにとらわれるかもしれません。
しかし! ここヨーロッパ・パークを特徴づけるのは、園内が欧州各国別のエリアに分かれている点です。イタリア、スイス、ポルトガル……などをテーマにした計13カ国のエリアは、その国らしい街並みを見事に再現。
写真はフランスですが、まるでその国に行ったかのような雰囲気が味わえ、写真が撮影でき、レストランではその国の料理も味わえます。
ただしアトラクションは、その国とまったく関係ないものも……。スケートショーが行われているのは、暑いはずのギリシャだったり、どう見てもアフリカというオブジェがあったり!?
つっ込みどころ満載で、それもまた楽しい!
園内で、仲間と別行動になった時、携帯で「今どこ? フランス? 私はロシア。じゃあ、30分後にアイスランドで会おうね!」なーんて会話も楽しんで下さい!
園内は広いですが、モノレールや電車でラクに移動できます。
写真:平川 郁世
地図を見るヨーロッパ・パークのアトラクションは、小さい子向けの公園やメリーゴーラウンドから、10歳以下は乗れないコースターまで揃っていて、家族みんなで一緒に(またはそれぞれ)思いっきり楽しめます!
ブランコ系、暗闇探検系、ゴーカート系……そして園内を流れる川や池を利用した、ずぶ濡れ系もかなりの数。レインコートがあればいいのですが、持ってこなかった人は、BOX型人間ドライヤーをご利用ください!!
写真は「フィヨルド・ラフティング」。川の流れに身をまかせるしかないものの、障害物は多く、かなりのスリル! 小さい子どもは必ず保護者同伴で、ハンドルにしっかりつかまっていましょう。
国別エリアのほかにも、子どもワールド、グリム童話の森、アドベンチャーランド……。そして2015年にオープンしたばかりの新エリア「アーサー〜ミニモイの不思議な国」も注目を集めています!
パーク内にあるアトラクションのうち、ジェットコースターは11基。
このうち「神経が図太い人のみ」マークがついている絶叫マシンが、なんと7基もあるのです!!
特にフランス・エリアにある「シルバースター」は、最高時速130キロという速さで、高さ73メートルから急降下する恐怖!! 世界で5本の指に入る絶叫度で知られています(写真)。
そしてアイスランド・エリアに2009年新登場したのが、「ブルーファイヤー」。高さ40m、最高時速100km、スタートして2.5秒後に最高速度に到達……人間を人間扱いしないコースターなのです!!
しかし「シルバースター」と「ブルーファイヤー」、どちらがすごいかは、人によって意見が分かれるようです。ぜひ、両方乗って試してみましょう。
そうです。特筆すべきは、これらの絶叫マシンが、ヨーロッパ・パークではほとんど待たずに乗れること!
もちろん、ハイシーズンは2時間待ちもあり得ますが、一年を通じて、日本ほど並ぶことはまずありません。寒い時期など、行けば列に並ぶことなく、そのまま乗れてしまいます。心の準備をする暇がない〜!!
ちなみに、ジェットコースターの安全バーは、両肩から押さえ込むタイプではなく、お腹を押さえるだけのもの。しかも結構スペースがあって、体は座席から浮きっぱなし!! マシンの動きに身をゆだね、ひたすら時が過ぎるのを待つしかないという(実際はほんの数分)、まるでジューサーミキサーにかけられているかのような衝撃があなたを待っています……!!
絶叫マシンはほかにも、アイスランドのウォーダン(木製でかなり揺れる!)、スイスのボブラン(6歳から乗れるボブスレー、しかし6歳児は吹き飛ばされそう!)などなど。
写真:平川 郁世
地図を見るもうひとつの目玉は、園内のあちこちで行われているショーの数々です。
フラメンコ、騎士ショー、ミュージカル、サーカス&大道芸、4Dの映画などがありますが、やはりいちばん人気は「アイス・スケート」ショー!!
毎回テーマに沿ってストーリー、音楽、衣装や振り付けに工夫がこらされ、華やかな世界に思わずうっとり。数ヶ月ごとに内容が変わりますが、毎回毎回レベルの高い仕上がりで、とにかく盛り上がります!
このスケート・ショーだけは早めに並んでよい席をとることをおすすめしますが、ほかのショーはほとんど並ぶことなく、場所取りの必要もなく、気軽に楽しむことができます。本格的なショーを、ごく至近距離で鑑賞できるチャンスです!!
プログラムは刻々と変わりますので、開催時期・時間・場所を必ずチェックし、逃さないようにしましょう。
写真:平川 郁世
地図を見る入口近くの広場にある特別ステージでは、パークの公式キャラクター「ユーロマウス」やお姫さまたちと記念撮影ができます!
このねずみくん、どこかで見たことあるような気がしないでもないですが、4D映画ではしっかり主役を演じていて、実はなかなか愛らしい!!
ショップには、キャラクターグッズももちろん揃っています。
キャラクターたちが勢ぞろいしたパレードも随時行われていますので、お見逃しなく!
ヨーロッパ・パークはドイツのフライブルクと、フランスのストラスブールのちょうど真ん中に位置しています。どちらかの街に滞在して、観光と組み合わせても。スイスのバーゼルからも1時間ちょっとなので、直行バスや電車+入場券のスペシャルパックが出ています。
ただし、閉園の時期があるので要注意!2022年は1月10日(月)〜5月20日(金)までが閉園予定です。お出かけ前に、必ずホームページでご確認ください。
入場料は、大人55.00ユーロ〜、小人47.00ユーロ〜、3歳以下は無料。冬期間はずぶ濡れ系アトラクションがお休みのため、入場料も若干安くなります(HPでご確認下さい)。ちなみに12歳までの子どもは、お誕生日の入場が無料(パスポートを掲示のこと)!
常に新しいショーやアトラクションが登場する、ヨーロッパ・パーク。来場者の実に8割以上がリピーターというのも納得です。
南ドイツの穴場、ヨーロッパ・パークにぜひ行ってみて下さいね!!
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(2023/11/28更新)
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