写真:猫乃 みいこ
地図を見る市貝町芝ざくら公園には、総面積2.4ヘクタールという本州最大級の芝ざくらが植えられています。公園の芝ざくらが咲き誇り、ピンク色の絨毯が広がる4月下旬〜5月上旬には、「芝ざくらまつり」が毎年開催されます。普段は静かな市貝町が、年に一度華やぐ春のお祭り!敷地内いっぱいに広がる、色とりどりの芝ざくらを楽しむことができますよ。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る公園内は斜面になっていて、丘の上には自然に調和した木造の展望台があります。展望台から公園内を見下ろすと、小貝川の流れを表した見事なピンク色の絨毯が目の前に広がりますよ。丘の下から展望台を見上げると、春の青い空とピンク色の絨毯のコラボレーションが美しい光景。散策路は整備されていますので、お年寄りやベビーカー、車いすの方でも散策することが出来るバリアフリーになっています。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る市貝町に生息するサシバはタカの仲間で、春から夏にかけて日本に繁殖にやってくる渡り鳥。体長は約50cm、翼を広げると110cmほどになり、水田や里山に生息しています。日本では生息が少ないとされ「絶滅危惧II類」に指定されたサシバが、市貝町に生息し、世界有数のサシバの繁殖地であることからも、市貝町が自然豊かな土地であることがわかりますね。
サシバの姿は、白の芝ざくらで表現され、まるでピンク色の芝ざくらの絨毯の上を飛んでいるように植えられています。白の芝ざくらは、サシバの他にも「いちかい」という地名も表現していて、色のコントラストの美しさも楽しめますよ。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る芝ざくらの原産地は、北アメリカ東部ですから、寒さに強く、東京より北に位置する栃木県でも充分生育することが出来ます。市貝町芝ざくら公園には、約25万株の芝ざくらが植えられ、花の色は、ピンク(濃淡)・白・紅色・青紫などがあり、パッチワークのように植えられています。
花言葉は、「合意」「一致」「忍耐」「燃える恋」「華やかな姿」。可憐な花の印象とは違った、耐寒性のある花の印象である「粘り強い」言葉が多いですね。実直に頑張るという、日本人ならではの気質に当てはまる花言葉ではないでしょうか。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る公園内には、手打ちそばが食べられる「レストランはな」や、農産物直売所がありますが、「芝ざくらまつり」の期間中はさまざまな露店も出店して、さらに賑わいます。
芝桜を眺めながら、休憩できるスペースもありますよ。
ソフトクリームには、芝桜味はありませんが、桜味や写真の巨峰味などがあります。芝ざくらとの色を合わせて、芝ざくらを眺めながら、春色のソフトクリームをペロリとすると、さらにおいしさが増すことでしょう。栃木県特産のとちおとめソフトクリームなどもありますので、その時の気分で選んでくださいね。
2015年の「芝ざくらまつり」開催期間は、4月11日(土)から5月10日(日)。芝桜の満開の時期はいつ頃か、気になるところですよね。2013年の満開は4月22日、2014年の満開は4月29日でした。開花情報は、【MEMO】の公式HPをご覧ください。
カーナビを利用して来場する場合は、「芳那の水晶湖(はなのすいしょうこ)」と検索してください。
入場料は無料。駐車場代金は、「芝ざくらまつり」中のみ、普通車500円です。
休日には渋滞しますが、早起き出来る方は朝7時前に到着すると、混雑がなくゆっくりと散策することができ、さらに何か良いことがあるかもしれませんよ。
ゴールデンウィークは、市貝町の芝ざくら公園へ行ってみませんか?
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この記事を書いたナビゲーター
猫乃 みいこ
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(2025/1/19更新)
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