日本人の心をゆさぶる音や情景がそこに。京都で日本を感じる名所3選

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日本人の心をゆさぶる音や情景がそこに。京都で日本を感じる名所3選

日本人の心をゆさぶる音や情景がそこに。京都で日本を感じる名所3選

更新日:2015/04/13 14:27

直 旅道のプロフィール写真 直 旅道 トラベルコーディネイター、通訳案内士(英語)

様々な文化的要素を持つ日本の古都京都。今回はそこにいけば自分が日本人である事をあらためて思い起こさせる3つのスポットをご紹介いたします。古都京都のシンボル、平安貴族も聞いた竹の音、日本の造形美・・・いずれも日本人の心に響くものばかりです。

平安から続く古都京都のシンボル、日本の情景・東寺(とうじ)

平安から続く古都京都のシンボル、日本の情景・東寺(とうじ)

写真:直 旅道

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東寺の歴史は古く、桓武天皇により日本の都が京に移された平安時代初期の創建で、826年に嵯峨天皇より弘法大師空海に下賜されました。

1200年もの間、京の町のシンボルであり続けている東寺。いくさや火災によりこれまで何度か焼失しているのですが、徳川三代将軍、家光の寄進により現在の塔が完成しました。

その姿はほぼ平安時代のままとされ、現在でも新幹線が京都駅に近づくと最初に見えてくる京都のランドマーク的存在となっています。境内の外からでも目立つ五重塔は高さ55メートルを誇り木造塔としては日本一の高さです。

境内に入って間近でみますとその大きさと美しさに圧倒されます。
庭園もきれいに整備され、金堂内部には本尊の薬師如来像と日光菩薩、月光菩薩の両脇侍像が安置され、弘法大師の息吹きを感じます。

由緒ある東寺の佇まいは、我々日本人の心に響いてきます。目を閉じれば鐘の音が心の中でゴーンと響いてきます。

平安貴族も聞いた竹の音に京都らしさを感じ、日本を感じる・・竹林の道

平安貴族も聞いた竹の音に京都らしさを感じ、日本を感じる・・竹林の道

写真:直 旅道

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嵐電の終点嵐山駅から徒歩数分のところに竹林の小道はあります。この地は、源氏物語の時代、今から1,000年前の平安貴族が別荘や庵を建てた土地。彼らが愛した竹林の道は、時を越えて現代の我々にも愛され続けています。時代が変わっても変わらない、普遍的な美しさを持った場所。

竹林の道はぜひ、朝早い時間にお越しください。まだ人が少ない中でこの小道を歩きますと、風に揺れる竹の葉の音がさらさらと耳の中に入ってきて、風が運ぶ竹の香りや隙間から注ぐ日差しが感じられ、自然の中にいることの心地よさを味わうことができます。

この心地よさは、日本人だからこそより強く感じられるのではないでしょうか。

美の探究者が作った日本の造形美・・・銀閣寺

美の探究者が作った日本の造形美・・・銀閣寺

写真:直 旅道

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金閣寺の美しさは直接視界に訴えてきますが、この銀閣寺の美しさは心に訴えてきます。

この寺は室町幕府第8代将軍、足利義政の創建、将軍は1483年にここに移り住んでいます。偉大なる祖父足利義満の金閣寺に擬して建てられたため、金閣と銀閣の外観(色ではなく)はよく似ています。

金閣の池庭に模して(対抗して?)、銀閣には石庭が施され小川や宇宙・禅の世界観が表現されています。

なぜ銀閣寺は我々日本人の心に訴えてくるのか

なぜ銀閣寺は我々日本人の心に訴えてくるのか

写真:直 旅道

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祖父義満の政治のやり方に不満を持っていた義政は、権力よりも文化や美に関心を持ち、義政の時代には、水墨画、茶、連歌、能、いけ花など、高い価値をもった文化が開花し、その文化は東山文化と呼ばれ、現代にまで脈々と受け継がれてきています。

銀閣が我々の心に訴えてくるのは、そういった日本の文化の探究者、足利義政の息吹を我々が感じるからではないでしょうか。

おわりに

東寺の情景・竹の葉がこすれる音・銀閣寺の造形美。
どれも日本人の心に響いてくると思いませんか。
皆さんもそれぞれ、京都で心に響くものを探しにいかれてはいかがでしょうか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/29−2015/03/30 訪問

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