那覇市内から車で30分ほど北上した北谷(ちゃたん)街に、モンゴリアンバーベキュー専門店「ジンギスカン」がある。
モンゴリアンバーベキューは、昔からアメリカでよく食べられている料理で、専門店も多くある。馴染みのある味だからだろうか、客の大半が嘉手納基地の軍人さんだ。
モンゴリアンバーベキューは、日本ではほとんど見かけず、専門店があるのも嘉手納基地などがある沖縄ぐらいである。
メニューは、1500円のモンゴリアンバーベキューの1択。
1500円で食べ放題。ソフトドリンクも飲み放題だ。
バイキング形式で肉や野菜が並んでいるので、大きな丼に好きなだけ入れていく。肉は、鶏肉、牛肉、豚肉、羊肉の4種類から選べる仕組み。
具をよそったら、砂糖水・酒・ごま油・鷹の爪、ニンニクといった調味料を、これまた好きなだけ丼に注ぎこむ。味付けの決め手であるソースは「シュリンプソース」「テリヤキソース」の2種類だ。
肉、野菜、ソースをよそい終えたら、丼をスタッフさんに手渡す。すると、目の前の鉄板で、即座に焼いてくれるのだ。
5分ほど焼いたらモンゴリアンバーベキューの完成。
ソースを味付けを変えれば、何度でも楽しめるワイルドな料理だ。
同じく北谷にある「寿司バーよし八」では、レインボー巻、カリフォルニア巻き、ソフトシェルクラブ巻など、なかなかよそではお目にかかれないアメリカンなお寿司をいただける。
このお店の大将さん、長年アメリカで寿司屋を経営していた方なのだ。
このお店もやはりお客さんの大半が軍人さん。
壁に貼られた来店者の記念写真も、タレントさんは少数で、ほとんどがアメリカ陸軍や空軍の偉い人たちだ。
ラブロールは、ハマチ、マグロ、アボガド、クリームチーズを米で巻き、仕上げにブランデーをふりかけたお寿司。組み合わせが日本人には無い発想だが、意をけっして食べてみると、これが意外とよく合うのだ。
那覇のメインストリートとも言える国際通り。
その通りから1本横にズレたサンライズなは商店街にあるハンバーガー屋さん「Jef(ジェフ)」には、ゴーヤバーガが存在する。
きざんだゴーヤを卵でとじ、チーズとマヨネーズドレッシングで味付けしている。
多少の苦味はあるものの、トロトロの卵でとじてあるので食べやすい。ゴリゴリとした噛みごたえが独特。
「バーガーにしてまでゴーヤを食べたい」という、沖縄マインドを堪能できる逸品だ。
沖縄そばや海ぶどうなど沖縄名物を一通り食べ終えたら、ここで紹介した「モンゴリアンバーベキュー」「ブランデー寿司」「ゴーヤバーガー」にも、ぜひとも挑戦していただきたい。
新たな沖縄グルメの扉が、きっと開かれることだろう。
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