青森県新郷村という小さな村にキリストの墓は存在する。
八戸駅からバスに乗って40分、最寄りのバス停で降りて、さらにそこから田んぼ道を永遠30分歩かなければいけない。バスの便数もかなり少ないので、レンタカーを使わない場合、到達難易度がけっこう高いスポットだ。
この容易ならざる道のりも、聖地巡礼だと覚悟して、粛々と向かおう。
写真はキリストの墓近くにある交通標識。
日本の青森でありながら「ピラミッド↑ キリストの墓→」という世にも奇妙な表示がされている。
(キリストの墓をちょっと過ぎたところに「大石神ピラミッド」という場所もある)
墓に併設された資料館には、キリストの墓である根拠が展示されている。地名の「戸来」はヘブライが訛ったものであるなど、まさに信じるか信じないかはあなた次第という世界観で楽しい。「キリストっぷ」という雑貨屋さんがあるので、お土産も買える。営業時間は「十字架ら3時まで」とのこと。
【キリストの墓】
住所:青森県三戸郡新郷村戸来野月33-1
アクセス:JR「八戸駅」からバス40分&さらに徒歩20分
営業時間:9:00〜17:00
定休日:水曜、冬季は休み
青森県つがる市の五能線「木造駅」には、高さ17mの巨大すぎる土偶が張りついている。
つがる市の亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶がモチーフだ。地元住民たちは遮光器土偶をしゃこちゃんと親しみをこめて呼んでいるのだとか。
この巨大土偶、電車がくるたび「いらっしゃいビーム」というビーム光線を発していたそうだが、あまりにも不気味なため現在は中止しているそうだ。
【木造駅】
住所:青森県つがる市木造房松10
アクセス:五能線「木造駅」
青森県八戸市にあるウミネコ繁殖地は、300m×140mの小さな島に3万匹ものウミネコがひしめき合っている。島の中央部には神社があるのだが、鳥居も参道もウミネコだらけ。
うっかりフンをひっかけられないように、傘をさしながら観光する。
万が一、フンをひっかけれられても、神様のお使い(ウミネコ)から運をさずかったとして、『会運証明』がもらえるのが心の救いだ。
ウミネコ繁殖地は全国に10ヵ所ほどあるのだが、ほとんどが断崖絶壁や離島のため、すぐ近くでウミネコを観察できるのは蕪島だけ。秋から冬にかけて旅立ってしまうので、シーズンは2月末から8月頃まで。
【蕪島ウミネコ繁殖地】
住所:八戸市鮫町字鮫
アクセス:八戸線「鮫駅」から徒歩10分
シーズン:2月頃〜8月頃
青森−函館間の新幹線が開通することで、「軽くついでに」と青森県を観光する頻度もあがるのではないだろうか。
3度目、4度目の青森旅行で定番スポットを行き尽した方にぜひともこちらでご紹介した、ちょっとディープな観光地をおすすめしたい。
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