緑、蒲焼き、川面に響く船頭歌。旅情満喫の福岡「水郷柳川」

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緑、蒲焼き、川面に響く船頭歌。旅情満喫の福岡「水郷柳川」

緑、蒲焼き、川面に響く船頭歌。旅情満喫の福岡「水郷柳川」

更新日:2015/04/10 15:57

タケモト スグルのプロフィール写真 タケモト スグル 美術館バカ、感動写真家

福岡県の南西部に位置する柳川市。柳川城の掘割を巡る「川下り」の他、歌人・詩人・童謡作家「北原白秋」の故郷、そして郷土料理「うなぎの蒸籠蒸し(せいろむし)」で有名です。ここでは、川下りの魅力と撮影方法について触れるとともに、鰻の名店をご紹介したいと思います。

水の都「柳川」

水の都「柳川」

写真:タケモト スグル

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柳川は福岡県の南西部、有明海に面した町です。福岡市の中心部より電車で1時間弱の距離にあります。決して大きい街ではないながら、「川下り」「名勝 立花氏庭園」「おひな様水上パレード」「さげもんめぐり」「北原白秋生家記念館」「灯り舟(あかりぶね)」「ウナギ」「こたつ舟」等などと、名物・名所・イベントに事欠かない旅情たっぷりの町です。

「水の都」と称される理由は市内を巡る掘割(ほりわり:城の堀)にあります。町の至る所で出会うお堀の総延長は、なんと約470km。あらゆる景色がお堀に映る町です。

聞くに雅、興じて風流な「舟遊び」

聞くに雅、興じて風流な「舟遊び」

写真:タケモト スグル

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柳川名物の「川下り(お堀めぐり)」は、「どんこ舟」で掘割を巡る遊びです。船頭さんの技や唄やお話しを楽しむこともできれば、四季を想い ゆったりと流れる時間を楽しむこともできます。予約をすれば水上宴会も可能です。春の「桜」、「おひな様水上パレード」、夏の夜の「灯り舟(あかりぶね)」、秋の「紅葉」、冬の「こたつ舟」などと季節感豊かなイベントも揃っています。聞くに雅な「舟遊び」と呼ぶに適当です。

川下りの運営会社は5つあります。料金は1500円〜1600円、所要時間は約70分とほぼ同じながら、乗船場は違うので要確認です。船頭さんは80名程いらっしゃり、唄好き、話し好きなど個性豊かなので、何度も楽しむのもいいでしょう。心ゆくまで「水の都」を味わって下さい。

※写真は「柳川観光開発」の「山田さん」。唄もお話しも操船も、全てが楽しい船頭さんです。

撮影のアドバイス

撮影のアドバイス

写真:タケモト スグル

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川下りの時間はゆったりと流れますが、撮影に優しい静止状態はほとんどありません。その為、シャッター速度を上げてブレを防ぐ必要があります。
また、船頭さんの周辺だけピントが合って景色がボケるのは変ですし、その逆もまた変なので、ピントは手前から奥まで合っているほうがいいでしょう。その為、絞りの数値を高めに設定することをお勧めします。

【参考値】
撮影モード:A(絞り優先モード)
絞り:f8
感度:ISO800〜3200(夕刻以降は高く)

構図については、舟から見えたものを拡大して撮影するのもいいのですが、それでは陸上で得る絵と変わらないので、主題を明確にしつつも舟をわずかに入れる方法も試して下さい。

レンズについては、カメラにセットの標準ズームレンズで十分です。意思に関係なく被写体との距離が変わる環境なので、標準ズームレンズや高倍率ズームレンズがちょうどいい選択となります。
※今回の撮影に使用したレンズは「18-300mm f3.5-5.6」です。

舟遊びを楽しむ恋人を撮りたいのであれば単焦点レンズを選びましょう。35mm換算で50mm前後のレンズであれば、想いも思い出もキラキラと写ります。ブレると大事な笑顔が曇るので感度は高めをお勧めしますが、絞りはお好きな値でかまいません。あれこれ気にせず好き好きに撮って下さい。

郷土料理「鰻の蒸籠蒸し(うなぎのせいろむし)」

郷土料理「鰻の蒸籠蒸し(うなぎのせいろむし)」

写真:タケモト スグル

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グルメに柳川を語れば、2つの名物が挙げられます。1つは「鰻の蒸籠蒸し」、1つは「柳川鍋(柳川が起源という説も有り)」です。特にウナギは有名で、駅近辺だけでも20以上お店が点在します。柳川のせいろ蒸しは国産うなぎ100%。安心・安全・そして美味、舟遊びに興じたあとは是非に味わいたい逸品です。

焼きあがったウナギを甘辛いタレを絡めたご飯の上にのせ蒸した「鰻の蒸籠蒸し」。あっさり〜濃厚といった違いがお店によってあります。お好みのお店を是非探して頂きたいところですが、食べることのできる量にも限界があるので、代表的な1店をご紹介したいと思います。

元祖うなぎのせいろむし「本吉屋(もとよしや)」

元祖うなぎのせいろむし「本吉屋(もとよしや)」

写真:タケモト スグル

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「本吉屋」は、せいろ蒸しの老舗です。天和元年(1681年)に「うなぎのせいろむし」を世に出し、以来約300年間、初代秘伝のタレと料理技術を継承してきました。

お店の場所は西鉄柳川駅より徒歩15分ほどで、懐かしささえ憶える住宅地にあります。外観は和風邸宅のようで、高級料亭の雰囲気です。座敷からの庭の眺めがまた良く、味と香りに豊かさを添えます。

気になるお値段は、特せいろ蒸し3900円、せいろ蒸し3500円、蒲焼き3600円、うなぎ丼2900円(2015年3月現在)。安いとまでは言いませんが、居酒屋程度といったところです。お店の方もどこか庶民的で、堅苦しい雰囲気はありません。お気軽に入り、柳川の風味に是非触れてみて下さい。

※前段落のうなぎめしは「本吉屋 特せいろ蒸し」です。

おしまいに

今回は福岡県柳川の「川下り」と「鰻の蒸篭蒸し」のご紹介と、撮影方法について触れました。共に旅情感たっぷりの名物です。

感動を心にカメラをその手に。
柳川の旅を通じ、非日常を楽しむ自身の心を写真に収めて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/26−2014/08/27 訪問

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