陸自の精鋭たちを通覧せよ〜練馬・陸上自衛隊広報センター〜

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陸自の精鋭たちを通覧せよ〜練馬・陸上自衛隊広報センター〜

陸自の精鋭たちを通覧せよ〜練馬・陸上自衛隊広報センター〜

更新日:2015/04/27 14:40

小谷 結城のプロフィール写真 小谷 結城 国内旅行業務取扱管理者、京都検定2級、温泉ソムリエ、日本城郭検定2級、国内旅行地理検定2級

陸上自衛隊、関東甲信越に静岡県を加えたエリアを管轄する東部方面隊の方面総監部が置かれている駐屯地が、東京都練馬区にあります。
そして、ここ朝霞駐屯地に併設されているのが「陸上自衛隊広報センター」です。最新国産戦車の10(ひとまる)式戦車や自衛隊ヘリコプターが展示されており、フライトシミュレーターの体験等が無料で楽しめます。今回はこちらをご紹介します。

こちらが外観

こちらが外観

写真:小谷 結城

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朝霞駐屯地の正門が東京都練馬区にあるので、駐屯地の住所は練馬区となっており、陸上自衛隊広報センターも定義上は練馬区になります。しかし、最寄り駅は東武東上線「和光市」駅または「朝霞」駅になりますのでご注意ください。

さて、そのいずれかの駅を下車し、南方へ徒歩約20分。中山道から分岐して川越に向かう脇往還・川越街道沿いに門があります。門には「朝霞駐屯地」とあり、厳めしさに入ることを躊躇してしまいそうです。ここを通り、すぐ右手に目的の施設が立ちます。

予約も手続きも無用です。入館すると「順路は2階からです」と案内されるので、エレベーターで上りましょう。

まずは、自衛隊の役割と歴史

まずは、自衛隊の役割と歴史

写真:小谷 結城

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2階には陸上自衛隊の任務・組織とあゆみ・遺産を紹介する2室の展示スペースが設けられています。エレベーターすぐのスペースでは、陸上自衛隊の役割や活動内容、組織、部隊配置などを紹介しています。

あゆみ・遺産のコーナーではオリンピックの支援、隊員の獲得したメダルの展示があり、戦車やヘリコプター、自衛官の人数を具体的に示した兵力の変遷を知ることができる年表も興味深いです。

空中からも攻撃、対戦車ヘリコプター「AH-1S」

空中からも攻撃、対戦車ヘリコプター「AH-1S」

写真:小谷 結城

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1階に降りると、最初に目に飛び込んでくるのが、展示ゾーン中央に展示されている対戦車ヘリコプター「AH-1S」です。

機首に機関砲を備え、胴体左右に対戦車ミサイルとロケット弾発射筒を搭載しており、いかにも戦闘用ヘリコプターといった姿です。正面から見ると機体が細く痩せ身に見えるのは、前方からの攻撃に備えて被弾面積を小さくしたためになります。

展示ゾーン内には、完成・採用された1990年当時世界最高水準の防御力を持つ90(きゅうまる)式戦車、偵察用オートバイも見られ、服装体験コーナーや、フライト・射撃シミュレーター、3Dシアターと施設が充実しています。

世界最高水準の国産戦車、10式戦車

世界最高水準の国産戦車、10式戦車

写真:小谷 結城

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展示ゾーンから外に出るとイベント広場があり、戦車は勿論、榴弾砲や装甲車、機関砲に地雷敷設装置などが整列しており壮観です。なかでも、必見は10(ひとまる)式戦車でしょう。

少し前述した90式戦車より若い新型戦車で、制式化は2010年。90式戦車以上の防御力を有する上に、ネットワークでの敵の位置情報共有や自動追尾システムなどの最新鋭の機能を搭載しています。それにもかかわらず、軽量化を実現。防御力・機動力・最新技術の三拍子が揃っており、世界最高水準と言われています。角形で装甲が動輪部分にまで及ぶ精悍なフォルムに惚れ惚れします。

なお、展示品は貴重な試作1号車になります。

こちらもチェック、地下指揮所

こちらもチェック、地下指揮所

写真:小谷 結城

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イベント広場の脇には、再現された地下指揮所も見られます。指揮所だけは攻撃の被害を受けないように地下に造られます。地面を2メートル掘削し、かまぼこ型のドームを設置。緩衝材として土嚢を積み、40センチメートルほどの土を盛って完成です。これを8人の隊員が4時間で組み立てることが可能だそうです。

内部では、迷彩服の幹部が作戦を立てている様子が再現されており、砂盤と呼ばれる作戦盤も見られます。使用されている電話機もあり、開かれたノートパソコンの画面からは地下指揮所を設置する様子が流れています。

無料で陸上自衛隊の主要装備を通覧できます

見学を終えたら、売店も覗いてみましょう。お菓子が多彩で、ミリ飯や迷彩柄のTシャツ、DVDに腕時計も販売されています。いずれも限定の陸上自衛隊らしいデザインです。懐具合と相談しながら話題づくりに何か買ってみるのも良いでしょう。

陸上自衛隊広報センターが出色なのは、陸上自衛隊で使用されている主要な装備品がおおむね通覧できることにあります。これによって、隊員たちの姿がイメージできます。しかも、これらが無料で気軽に入れるのも魅力です。軍事に興味が無くても、日本を守るために日々精進し、時に世界平和のために活動する組織を知ることは肝要かと思われます。一見の価値ありです。

※営業時間、料金など詳細はMEMOのリンク「陸上自衛隊広報センター」よりご参照ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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