写真:藤田 聡
地図を見る腰掛庵は天童市市街地の、旧家の蔵を店舗にしています。のれんには今も「あがらっしゃい、かけらっしゃい」とありますが、あまりの人気で付近一帯が大渋滞になってしまうので、残念ながら喫茶室は休止中です。本店はテイクアウト専門として営業していますが、平日でも開店と同時にお客さんが大勢来ます。品切れになる前に、開店と同時に行くのがおすすめです!
山寺店には喫茶スペースもあり、夏の人気商品「かき氷」も復活したのですが、人気集中により2015年7月末で「かき氷」は終了。2016年は、山形県総合運動公園で「かき氷」を販売しています。別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事の最後にリンクあり)
写真:藤田 聡
地図を見る玄関で靴を脱いで店内に入ると、テーブルの上に商品の見本が置かれ、分かり易く選択出来ます。おすすめは「わらび餅」で、小箱が「2、3人分」大箱が「4、5人分」が目安です。
腰掛庵は吟醸酒と酒粕を使用し、水を一切加えずに練り上げた酒饅頭の「醸(じょう)まん」だけを売る和菓子店として、平成2年2月創業しました。「醸まん」は今も根強い人気で、平日でも予約分だけで完売してしまうので、入手には予約が必要です。また日持ちしないので、夏期は販売を休止します。
写真:藤田 聡
地図を見る腰掛庵の「わらび餅」には甘味が付いており、特製の深煎り黒大豆きな粉の香ばしい香りと甘味が口一杯に広がります。餅というより、ゼリーやグミのような感じで、口の中で優しくゆっくりと溶けていく感じ。餅なら溶けないので、餅とは思えません。
「わらび餅」を存分に楽しむなら、大箱が断然おすすめ!大箱は「4、5人分」とされますが、正直言ってお上品な分量なので、人数分では物足りません。大箱を2人で半分づつ食べると2人前食べられるので、まさに存分に堪能したと実感し、満足出来るサイズです。
一度食べたら忘れられない美味しさとは、まさにこの事。1503年創業の「川端道喜」など京都の老舗に比べたら、平成2年創業の若い店ですが、四半世紀で日本屈指の和菓子店になっただけあり、きめ細かく素材の純度が高いと感じる、歴然と美味しい絶品和菓子。口コミやブログで大評判になるのも、納得出来る美味しさです!
山形で食べる場合には、腰掛庵の開店と同時に「わらび餅」を購入し、大石田に移動して「七兵衛そば」の開店前に並びます。「七兵衛そば」は食べ放題ですが、蕎麦は消化が非常に良いので、夜には小腹が空きます。そこで、腰掛庵の「わらび餅」の大箱を食べるのが、おすすめコースです。
夜に小腹が空かない場合は、翌朝の朝食代わりになりますが、腰掛庵の「わらび餅」は、翌朝でも「ぷるんぷるん」の絶品の味わいが楽しめます!
山形県のグルメでは、他にも手打ち蕎麦の食べ放題や、日本一の生産量を誇るさくらんぼ狩りも有名です。別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
この記事の関連MEMO
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(2023/12/3更新)
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