さすが水戸納豆!個性派揃いの茨城 納豆土産がすごい!

さすが水戸納豆!個性派揃いの茨城 納豆土産がすごい!

更新日:2015/04/24 10:39

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
茨城県水戸市は、日本が誇る「水戸納豆」の生産地。“水戸イコール納豆でしょ?”と言われるほど納豆が有名な水戸では、パックや藁に包まれているだけでなく、さらにちょっと変わった姿に進化しているというのです。
もはや、普通の納豆では飽き足りない時代。えっ!何これっ…、という納豆をお土産に買って帰れば、ウケルこと間違いなし。納豆好きの方は、ぜひチェックしてくださいね!

知ってた?水戸を代表する天狗納豆には、黒ひげと白ひげがある

知ってた?水戸を代表する天狗納豆には、黒ひげと白ひげがある

写真:安藤 美紀

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水戸で納豆を買うなら、どんなお店があるのでしょうか。まずは、水戸市内の納豆メーカーをチェックしてみましょう。

現在、茨城県水戸市内には納豆メーカーが4社あります。
・笹沼五郎商店
・天狗納豆 株式会社
・だるま納豆
・水戸納豆製造

この中で納豆ファンが忘れてならないのが、笹沼五郎商店と天狗納豆 株式会社。この2社は水戸を代表する納豆メーカーで、お土産としても大人気!どちらも天狗の顔がパッケージになっていて、天狗納豆という名前で呼ばれています。

パッと見、似ている天狗納豆。見分けるポイントは…ずばりヒゲ!
黒色のヒゲが笹沼五郎商店、白色のヒゲが天狗納豆 株式会社になります。地元の人はこの2社を、“白ひげ”や“黒ひげ”と呼ぶことも多いとか。よ〜く見ると、顔つきや鼻の角度も違っていますよね。

初めて水戸へ来る人は、間違えて買ってしまうこともあるそうですが、これは非常によくあること。いわゆる“天狗納豆あるある”です。

天狗納豆の看板商品は、天狗の顔がドン!と載っている、わらで包まれた小粒の納豆(5本入り)。こちらは、わらの香りが納豆についた、水戸を代表する納豆の名品です。パック入りの納豆に比べると、わらが納豆の水分を吸う分、ちょっと豆が締まった感じになります。歯ごたえがある方が好きという方は、わらに包まれた納豆のほうがオススメですよ。

天狗納豆は、どちらも水戸駅から徒歩10分くらいの場所にあります。水戸市内の散策がてら、納豆巡りをしてみると楽しいですよ。ちなみに、黒ひげは、無料で入れる納豆資料館も2Fに併設。いろんな納豆の歴史も分かります。

茨城では、そぼろ納豆がブレイク中!

茨城では、そぼろ納豆がブレイク中!

写真:安藤 美紀

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茨城では、そぼろ納豆と呼ばれる商品がブームになっているのをご存知ですか?

そぼろというと、お肉のイメージがありますよね。しかし、そぼろ納豆にはお肉入っていません。そぼろには、細かいという意味があるようで、細かく刻んだ切り干し大根が入っています。コリッとした切り干し大根の食感が美味しい そぼろ納豆は、そのままご飯に乗せて食べてもいいですし、お茶漬けにしても最高!

そぼろ納豆は、納豆と切り干し大根がお醤油で味付けされている水戸の郷土料理ですが、ここ数年TVや雑誌で取り上げられることも多く、そぼろ納豆にスポットがあたっています。

納豆好きの人にお土産に買って帰れば、間違いなく喜ばれる逸品。水戸ではいろいろなメーカーが作っていて、スーパーでも気軽に買うことができます。賞味期限は、だいたい冷蔵で約2週間。要冷蔵なので、持ち歩く場合は保冷剤を付けてもらったほうが良いでしょう。

なんと!納豆が羊羹になっちゃった…

なんと!納豆が羊羹になっちゃった…

写真:安藤 美紀

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納豆と聞いて、思い浮かぶのは何ですか?
ネバネバした豆をよ〜く混ぜて、ご飯の上に置いたら勢い良く食べる!これが、納豆のイメージですよね。

しかし!水戸では、なんと納豆がスイーツになっているのです。

その名も、ズバリ納豆羊羹。練り羊羹の中にさりげなく納豆の粒が入っていて、お皿に盛って出されると納豆入りとは気付かない和菓子。ただ、口の中へ入れると、…まさかの納豆味に驚きを隠せません。

案外こちらは人気商品で、納豆羊羹だけ買いに来る人もいるそう。衝撃度ナンバーワンの納豆土産。ウケ狙いなら、こちらがオススメです。納豆羊羹は、白ひげ(正式名称は、天狗納豆 株式会社)で買うことができます。

茨城のバラ巻き土産に!口の中で味が変わる、納豆味のうまい棒

茨城のバラ巻き土産に!口の中で味が変わる、納豆味のうまい棒

写真:安藤 美紀

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安くて美味しい駄菓子の定番、うまい棒。
このうまい棒が、茨城名物のお土産として大人気なのです。

水戸といえば、水戸黄門様。食への関心が深かったと言われる黄門様は、日本で初めてラーメンや餃子を食べた人物として水戸で知られていますが、水戸納豆も好んで食べられていたと言われています。

そんな黄門様がパッケージにプリントされた、茨城名物 うまい棒。味は、からしマヨネーズ味とうめ味の2種類があります。味の決め手は、独特の粘り!うまい棒の表面には納豆パウダーがかかっていて、口の中で水分を含むと、あの粘りが再現されるのです。

後から、からしマヨネーズやうめの味がしてきて、味の変化が楽しめるのもうまい棒の特徴。大人も美味しく食べられるお菓子で、やみつきになる!と人気です。水戸市内のスーパー・お土産屋さんなどで買うことができます。

地ビールと一緒に味わいたい、ほし納豆

地ビールと一緒に味わいたい、ほし納豆

写真:安藤 美紀

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そのまま食べても美味しい納豆ですが、水戸では納豆を干した、ほし納豆も特産品として昔から親しまれています。

ほし納豆は、干した後、塩で味付けしたもの。けっこうハードな硬さなので、初めて食べる人は驚くかもしれません。かなり硬いので、ゆっくり時間をかけて食べる感じで楽しんでくださいね。ほし納豆は硬すぎる…という方は、一度お湯に漬けたりお茶漬けにすると食べやすくなりますよ。

さらに、ほし納豆はビールとの相性も抜群!一緒に食べると最高のおつまみになるのです。ビールは、茨城の地ビール 常陸野ネストビール(木内酒造)がオススメ。常陸野ネストビールは、世界で最も売れていると言われる日本のクラフトビール。ビール派の方は、ぜひお試しを。

ほし納豆は、常温保存できる上に賞味期限が長いので、夏に買うお土産としても最適です!

納豆好きなら一度は訪れたい!茨城県水戸市

お土産用の納豆は、常磐線が開通したときに、天狗納豆(笹沼清左衛門)がお土産物として“わらで包んだ納豆”を作ったのが初めだと言われています。そのため水戸市内では、お土産用の納豆の種類が、かなり豊富。また、水戸の飲食店では、これでもかっ!というほど納豆を食べることができます。

美味しいだけじゃなく体にも良い納豆は、むしろ積極的に食べたい一品。納豆好きの方は、茨城県水戸市で美味しい納豆の旅をしてみませんか?

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