こちらが今回ご紹介する、熱海温泉「湯宿一番地」。
熱海駅を降りて、右側に延びる「仲見世通り」を通り抜けた、交差点の目の前にあります。
駅から宿までは、たった240m程。このように、駅から一番近いことから、宿名にあるように「一番」と名付けられたそうです。
駅から仲見世通りは、アーケードが続いているので、雨の日でも濡れる心配がありません。
通りには、干物や温泉まんじゅうなどの土産品店が軒を連ねているので、買い物しながら楽しく歩けてしまいます。
歩いていけるので、宿の送迎などの待ち時間がなく、車の無い方でも気軽に訪れることができます。
熱海サンビーチや温泉の源泉を探れる熱海温泉七湯巡りなど、周辺には歩いて行ける観光名所が沢山あるので、お散歩も楽しめてしまい、まさに一石二鳥!
この宿の敷地内からは、2つの源泉が湧出していて、温泉をそのまま露天風呂や大浴場に入れているため、源泉かけ流しの湯が楽しめます。ご覧になっているお風呂は「芭蕉の湯」の露天風呂。ここの湯は、源泉温度が約72度と高く、熱くてとても入れません。
そのため温泉を外気で冷ますように、温泉を通す樋が長くあって、その湯が直接浴槽に注がれています。
芭蕉の湯には内風呂もあり、同様に内風呂・露天風呂が楽しめる「紅葉の湯」があります。
芭蕉の湯・紅葉の湯は、時間によって男女入れ替え制。
有料ですが、貸切風呂もありますよ。
温泉は、塩っ気が強い温泉。塩分が肌をパックするかのように包み込み、よく温まるので、特に冷え性の方にはお勧め。
ここでは、立ち寄り湯も行っていて、電車に乗る前に「ひとっ風呂」なんてことも可能。
熱海温泉の名に恥じない温泉が堪能でき、自家源泉に入れてしまうのは、温泉好きでなくても嬉しいはず!
『温泉データ』
泉質:ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
泉温:71.7度 pH7.7
外来入浴:あり
この宿は、昭和初期創業で、80年以上も続く熱海に古くからある宿。
現在は「湯宿一番地」となっていますが、前身は「志ほみや旅館」。「志ほみや」とは、この場所のかつての地名「汐見台」から名付けられたそうです。地名から分かるように海が見渡せる高台にあり、夜はご覧の様な眺めが楽しめます。
熱海の夜景は「東洋のナポリ」と呼ばれるほど美しく、まるで宝石箱をひっくり返したかのような美しい輝き。
大浴場横にある、湯上がり処「湯遊び倶楽部」の奥にウッドデッキテラスがあって、テラスからこんな素晴らしい夜景が見られます。また熱海では、年間を通して花火大会を行っているので、運が良ければ夜空に上がる大輪の花火を見られるかも。
テラスは、夜になるとお酒が楽しめる「Soto-Saka Bar」になります。こんな景色を見下ろしながら、お酒片手にロマンチックに、のんびりリラックスして、過ごしてみませんか?
湯宿一番地がある熱海市は、東京から新幹線で約50分で来られる場所。週末に泊まって、温泉や名所めぐりを楽しんで、月曜日の朝ここから出社することもできてしまいます。
ここは、温泉良し!眺め良し!更に交通の便も良い!
熱海温泉「湯宿一番地」に来て、日頃の疲れを温泉で癒してみませんか?
宿の前には、熱海を舞台にした小説「金色夜叉」を生み出した文豪「尾崎紅葉」の筆塚もあるのでお見逃しなく!
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