寿司屋のようなカウンターがあるという珍しい和菓子屋が、コレド室町3の1階にある「鶴屋吉信」です。これまで京都本店のみに併設されていた喫茶「菓遊茶屋」が、東京店にも初登場。こちらでは面白い演出とともに和菓子が食べられるのです。
店内にある7人掛けのカウンターで、3つの和菓子から好きな物を選んで注文すると、目の前で菓子職人が和菓子を作ってくれ、作り立ての和菓子を抹茶と味わうことができるのです。高級寿司店の静かなたたずまいを思わせるカウンターで頂く和菓子は、贅沢な極み。そんな優雅な喫茶が1,296円で味わえるのですよ。
通常のテーブル席で食べられる、粒あんとマスカルポーネチーズがトーストにのった「あんトースト」(京都産紅茶付き)も、新メニューで、人気急上昇だそうです。
東京の下町・亀戸天神に本店がある老舗「船橋屋」(コレド室町1の1階)。こちらのくず餅は、白いこんにゃくのようなプルプルした弾力のある餅に、沖縄産の黒糖で作った黒蜜をたっぷりかけ、きなこで食べるシンプルで控え目な和菓子です。水で練った小麦粉を約15か月間杉樽に入れて乳酸発酵させた、手間をかけて作られた一品。しかも、味噌や醤油などと同じく、体に優しい発酵食品です。
一口食べてみると、そのシンプルさが、黒蜜ときなこの上品なおいしさを際立たせ、飽きの来ない味を作り上げていることに気づくはず。見た目の控え目さと違い、食べ応えはあります。日本橋限定の商品は、抹茶と抹茶の蜜をかけた「お抹茶くず餅」。併設の喫茶で、1000円で味わえます。毎日5個しか入荷しない、抹茶プリンのような「お抹茶ゆらら」もおすすめです。
芋を揚げて砂糖をからめた芋ケンピが、こんなにも美味なお菓子だったと発見できる店が、コレド室町2の1階にある「芋屋金次郎」。オリーブ油で揚げた、できたての芋ケンピを売っています。
併設する工房で揚げたこちらの商品のキャッチコピーは「12時間過ぎたものは揚げたてとは呼ばない」。店の自信がうかがえる、美味なる芋ケンピです。一袋500円と少々値は張りますが、通常の芋ケンピにはない、サクッとした食感が味わえます。
塩味のケンピや黒糖味のケンピ、丸い紫芋チップ、など色々なケンピが小袋70g230円で買えます。さらっとして、食後の甘ったるさのないこちらの芋ケンピは、東京土産としてもおススメしたい逸品です。
コレド室町1の1階にある金沢の金箔専門店「箔座日本橋」。こちらには変わった和スイーツがあります。おかきからおまんじゅう、飴まですべてが金箔入りの高級和菓子なのです。どの和菓子も、装飾品のように見ためが美しく上品に作られています。
この箔座と、江戸時代に日本橋で創業した製菓店の榮太樓とコラボレーションして作ったのが、飴と金箔入り金ぺいとうの菓子セット「榮太ろう飴・金ぺいとう」。ほかにも、有名な中華料理店とコラボして作った中華風和菓子など、期間限定企画のめずらしい金箔入り和菓子が買えますよ(常時変更)。日本橋ならではの高級スイーツは、東京のお土産に最適かも。
併設のお茶席では、茶釜から淹れた本格的なお抹茶が和菓子と味わうことができますよ。
コレドには、日本食の食材店もいろいろあるので、ぜひ寄ってみてください。
鰹節のよい香りが漂う、鰹節で有名なにんべんの本店では、鰹節を削ったばかりの削りたて鰹節が買えます。また、鰹節を使っただし汁や鰹節めしなどの料理が手頃な価格で食べられる、イートインもあります。
ほかにも、新潟魚沼の酒蔵・八海山の麹を使った商品を扱う「千年こうじや」や、福井の昆布の問屋「奥井海生堂」、化学調味料無添加のだしを扱う福岡の「茅乃舎」や、漬物ランチが食べられる京都の漬物屋「西利」など、いろいろあるので大人買いにはくれぐれも気を付けて。できれば日本橋限定のものを各店舗で探してみてください。
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