写真:Ise Shinkurou
地図を見る豊田町には、「一の俣」「豊田」「西ノ市」「日野」と4カ所もの源泉があり、しかも全て「美人の湯」として知られています。中でも今回ご紹介する「西ノ市温泉・蛍の湯」は市街地からのアクセスが良く、身にまつわりつくようなとろりとした湯質が特徴!2004年開業以来年間13万人の訪問客を迎えるという人気の温泉なのです。
道の駅「蛍街道西ノ市」と同じ敷地内にあり、中庭にそびえ立つ櫓を中心に「西ノ市温泉・蛍の湯」「お食事処」「物販コーナー」が集まり、自然豊かな豊田ならではの物産品とグルメを満喫して頂けますよ。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る「美人の湯」とはよく耳にする言葉ですが、どのような条件があればそう呼ばれるかご存知ですか?様々な要素がありますが、全国的に「ナトリウム炭酸水素塩泉」が多く見られます。これはナトリウムが角質を柔らかくし、古い角質を除く働きがあるからなのです。
次にアルカリ性の湯質であること!つまり保湿成分が含有されているという事ですよね。西ノ市温泉・蛍の湯はその両方を含みますので、まさに隠れ美人の湯と言えるのではないでしょうか?
特にお勧めなのはそのトロリとした湯質。肌にまつわりつくような優しい湯は、まるで美容液の中に体を浸しているような最高の気分ですよ。もちろん湯上りの肌はスベスベ。
さてこの温泉のネーミングからもお分かりのように、ここは全国でも有数のホタルの里!
写真:Ise Shinkurou
地図を見る豊田町は町のほぼ中央に分水地帯を持ち、それらの河川は瀬戸内海と日本海に注ぎます。特に木屋川(こやがわ)・音信川(おとずれがわ)は日本有数のゲンジボタルの生息地として知られています。
このエリアのゲンジボタルは「豊浦蛍」と呼ばれ、日本一の大きさを誇り、昭和32年に国の天然記念物に指定されました。以後この地域では行政と住民が一体となりホタルの保護に努めています。
さらに驚くのは、町内のホタル情報員から寄せられた情報をもとに、「ホタル生息図」を作成し、観察スポットを記載したマップを毎年配布している事。次にご紹介するミュージアム、または先にご紹介した道の駅「蛍街道西ノ市」にある観光情報コーナーに設置されていますので、マップを手に色々なスポットを廻られると愉しみも倍増しますよ。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る日本で一般的にホタルと言えばゲンジボタルを指す事が多く、俳句・短歌などにも読まれる夏の風物詩の一つですよね。
儚くも美しく輝くその姿は、私達の心をときめかせ、ロマンチックな夜を演出してくれますが、その生態を詳しくご存知の方は意外に少ないのではないでしょうか?
ここ豊田町にある「豊田ホタルの里ミュージアム」は、ホタルの一生にスポットを当てた展示が豊富で、とても興味深い施設。「ようこそゲンジボタルの世界へ」のコーナーではまるで蛍の世界へ迷い込んだような愉しみが!大人も子どもも愉しみながら蛍の一生を知る事ができます。
また光のメカニズムを科学的に検証したコーナー、蛍の発光で読書を体験するコーナー等、このミュージアムならではの工夫が多く見られます。
では、風流なホタルの舞を愉しめるとっておきのイベントをご紹介しますね。
豊田町は町のほぼ中央に分水地帯を持ち、それらの河川は瀬戸内海と日本海に注ぎます。その一つの流れである木屋川では、ホタルを鑑賞する和船「ホタル舟」が運航されています。
川面を滑るように進む小舟から日本最大級のゲンジボタルの夏の舞を愉しむという風流で幻想的な企画!下関市の夏の観光スポットとして注目を集めています。
6月中旬から下旬までの期間、上記でご紹介した道の駅「蛍街道西ノ市」から無料送迎バスが出発しますので、予約方法、時間等の詳細は下記MEMO欄からご確認下さいね。
また下関市には「ホタル条例」なるものがありゲンジボタルの採集・エサとなるカワニナの採集が禁止されています。つかの間の輝きをそっと見守り、幻想の世界への誘いをお楽しみ下さいね。
ここ豊田町は、手つかずの自然とたわむれる事が出来る素敵な場所。道の駅の周辺には、蕎麦打ち・味噌、豆腐づくり等の体験が出来る「豊田農業公園・みのりの丘」や冬のワカサギ釣りで知られキャンプ場等を備えた「自然休養村・豊田湖畔公園」等があります。さらには飛瀑を愉しめるハイキングコース「石柱渓」もあり、一年を通じて山の里を満喫して頂ける素敵なエリアです。
ホタルの里・豊田で幻想的な夢の世界へ入り込み、とびっきりの美肌を手に入れて下さいね。
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(2024/11/2更新)
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