写真:吉川 なお
地図を見る最近、日本のメディアでも紹介されるようになった『宮原眼科』。台鉄台中駅から徒歩3分のところにあるスイーツショップで、日本統治時代に日本人の宮原医師が開業した『宮原眼科』の建物をリフォームし、名前もそのまま使ってるという日本人にはちょっと嬉しいお店です。
ここはオリジナルのアイスクリームが超おいしいと評判で、自慢のパイナップルケーキやチーズケーキなどがトッピングとしてその上にてんこ盛りされ、味覚的にも視覚的にも大満足できる店なのですが、人気の秘密はそれだけではありません。
内部が超ゴージャスなんです!外観からは全く想像できない華やかさで、薬棚をイメージした木製のカウンターが並び、商品は全て本を模したレトロ柄のパッケージになっています。高い天井からは木漏れ日が差し込み、一見すると豪華な図書館のようで、いまや台中の人気観光地のひとつとなっています。
階上はゆっくり座れるカフェですが、やや高めの最低オーダー額があるため、隣接する「宮原眼科冰淇淋」というテイクアウト専門店の方が混んでいます。長蛇の列ではありますが、隣の「宮原珍奶」で台湾名物のタピオカミルクティーを購入し、それを飲みながら待つのもいいかもしれません。
写真:吉川 なお
地図を見る並んでもいいけど、あんまり時間がないという方に朗報!
この「宮原眼科」から歩いて5分くらいのところに、姉妹店『第四信用合作社』があります。ここも宮原眼科と同じ日出グループの経営で、同じアイスクリームを販売しています。
「宮原眼科」に比べるとやや知名度が低いのか、こちらの列はまだ少なめ。宮原眼科を見学したあと、こちらにGO!というのもありです。
ここも1966年に建てられたその名も「台中市第四信用合作社」という信用金庫を改装したもので、ゴージャス感はないけれど、時代を経た重厚さが感じられます。
写真:吉川 なお
地図を見る店名にある香蕉は中国語でバナナのこと。バナナをイメージしたレストランかと思いきや、予想を見事にはずす『台灣香蕉新楽園』は、半世紀前の台湾の街並みが再現された博物館のようなレストランです。店の目印は青い一両電車で、店内に入るともうタイムスリップした世界が広がっています。
レトロ感満載の商店がズラリと両側に並び、駄菓子屋や歯医者、床屋まであります。突き当りは映画館で、2階に上がると飲食スペースがあり、1階の商店街の中や通りでも食べることができます。
メニューは昔の台湾の小学校の教科書。店の軒先に飾られた看板や何気なく置かれている置物からも懐かしさが感じられ、違和感なくくつろげます。食事も日本人にも合う味付けで、ランチにオススメです。
写真:吉川 なお
地図を見るレトロな世界を体感したら、今度はゆっくりと情緒あふれる茶芸館で台湾茶を味わうというのはどうでしょう。
『無為草堂』は都心にありながら、風流感漂う憩いの茶芸館です。400坪あまりの敷地の中に趣きある日本家屋と中国式庭園が広がっていて、中庭の池には鯉が優雅に泳いでいます。その周りを囲むように配された木造の回廊には個室が並び、プライベート感を重視した造りになっています。
メニューには日本語が書かれており、健康志向の食事のご飯は全て五穀米です。お茶は杉林渓高山烏龍茶がオススメ。香りもよく、ホッとする味です。お茶うけの種類も多く、何時間でもいたくなるそんな居心地のいい茶芸館です。
写真:吉川 なお
地図を見るそして最後はガッツリ食事系をご紹介。台北にも進出している火鍋専門店『鼎王麻辣鍋』はここ台中が本店。いつも行列ができている超人気店です。
店内は唐王朝をモチーフにした落ち着いたインテリアで、接客のたびに90度のお辞儀をしてくれることでも有名です。
メニューは辛いスープの麻辣鍋と酸っぱいスープの東北酸菜鍋、この両方をいただける鴛鴦鍋の3種類で、辛さの調整も可能です。看板の麻辣鍋は一度食べたらやみつきになるおいしさで、薬膳風味の上品な味は初めて食べる方にも自信を持ってお勧めできます。
90分という時間制限はありますが、リピーター続出の店です。
いかがでしたか。
台中は観光地はあまりないけど、さまざまな趣向を凝らした魅力的なお店がたくさんあります。台湾旅行の際に、台北から日帰りも可能な台中でこれらを食してみませんか。
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(2024/10/9更新)
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