写真:沢木 慎太郎
地図を見るのんびりとした時間が流れるタイランドですが、首都のバンコクは巨大なショッピングモールが次々と建ち並び、東京や大阪などの大都市とほとんど変わりません。しかし、少し郊外に行けばタイらしい、のどかなマーケットを楽しむことができます。
バンコク郊外のるチャトゥチャック公園で開催されるウィークエンド・マーケットも、そんな一つ。
迷路のように入り組んだアーケード内には、数え切れないほど多くの露店がひしめき、そこには幻想的で不思議なタイランドの魅力がたっぷり詰まっています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る週末だけ開催されているウィークエンド・マーケットは観光客だけでなく、地元のタイ人にも大人気。多くの人々で賑わい、熱気と活気に満ちあふれています。あっという間に道に迷ってしまうので、マーケット巡りを楽しむための3つのポイントをご紹介!
1.地図を手に入れる。
マーケットの入り口では、全体の案内図を無料で配布しているので、これを手に入れましょう。
2.時計塔を目印に
マーケットの中心には時計台がそびえているので、これを目印に行動するのがおすすめ。友だちとはぐれてしまったら、時計台の下で待ち合わせすると良いでしょう。
3.路地の番号をチェック
マーケットでは、アーケードの屋根部分にブロックや路地の番号を示した番号が示されています。地図を手に、これらの番号を照らしあわせながら歩くと、自分の現在位置がわかるので、道に迷わずに買い物を楽しむことができるでしょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るそれでは、マーケット巡りのポイントを押さえたところで、どんな雑貨があるのか、のぞいてみましょう。
まず、目に入るのは天然の木や竹などを使ったアジア系の雑貨。香りや手ざわりが良く、見ているだけで癒されます。このウィークエンド・マーケットでは、明るいデザインのファッションや、細部にまでこだわった皮製品、自然の素材を生かした美容品など、さまざまな種類の製品を一度に見ることが可能。造花や貴金属類のクオリティーの高さにも驚かされます。
写真は、造花店を写したものですが、最初は本物の花だと思ったほど。アーケードの一角が花園になっていて、まるで熱帯植物園にでも紛れ込んだかのような心地よい気分になることができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさまざまな露店がひしめくマーケットですが、いくら地図を片手に路地の番号や時計塔を目印にしても、広すぎて理解が不可能。「あとでまた来よう」と思っても、再びたどり着けるかどうかわかりません。「いいなあ」「欲しいな」と思う雑貨があったら、迷わず手に入れましょう。
また、露店の多くは現金払いで、クレジットカードは使うことはできません。お釣りがない、という店もあるので、20バーツや100バーツといった小額紙幣のほか、10バーツなどの小銭を用意すると良いでしょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る楽しいマーケット巡りですが、夏期のバンコクはたいへん暑く、体力もすぐに奪われがち。こまめに水分補給することが必要です。マーケットはドリンクスタンドが多く、ぜひ利用してください。
おすすめはフルーツをしぼった濃厚なフレッシュジュース。細かい氷がたくさん入っているので、いつまでも冷たいまま。濃厚で、とてもおいしいですよ。
また、マーケット巡りの何よりもの楽しみは、地元のタイ人たちとのふれあい。片言のタイ語で話しかけるだけで、写真のような素敵な笑みを向けてくれます。さすが、『微笑みの国』ですね!
いかがだったでしょうか?
買い物を終えたら、チャトゥチャック公園で、のんびりとしたくつろぎタイムを過ごすのもおすすめ。暑かったバンコクの一日が終わり、熱帯雨林が茂る公園で、涼しげな噴水を眺めながら芝生に座って過ごすのも素敵です。
最後に、ウィークエンド・マーケットでのポイントをもう一つ。いくら微笑みの国でも悪い人はいます。スリなどの盗難対策は万全に。できるだけ軽装で、荷物も必要最小限のものだけにすると良いでしょう。
では、素敵な雑貨や微笑みに出会えますように!
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この記事を書いたナビゲーター
沢木 慎太郎
恋愛小説「星の流れに 風のなかに 宇宙の掌に」(※澤 慎一の名前で制作)が電子書籍化され、作家デビューしました。紀行小説「深夜恋愛特急」も、私のひそかなブーム。
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