写真：藤田 聡
地図を見る石の湯ロッジは、志賀高原の大自然に抱かれた宿です。写真は、宿周辺の秋の様子ですが、辺り一面美しく紅葉しており、志賀高原の隠れた絶景を発見した気分になります。
周辺には、石の湯と呼ばれる温い温泉が湧き出しており、写真のような池も多数あります。こうした美しい水こそ、ホタルの生育に欠かせない環境なのです。この場所はホタル鑑賞遊歩道の前半ですが、夜は真っ暗なので池には気付きません。不用意に遊歩道の外に出ないように、注意しましょう。
写真：藤田 聡
地図を見る石の湯ロッジ前の遊歩道をさらに進むと、立派な岩山が見えます。小幕岩山と呼ばれる山で、紅葉に彩られた様子が美しい、隠れた観光名所です。
遊歩道は小川を横断しますが、この小川付近や対岸も、ホタルが多い場所です。ホタルの時期は三脚禁止ですが、橋の欄干を利用して写真撮影が出来ます。
写真：藤田 聡
地図を見る石の湯ロッジは国道から奥に入った場所にありますが、ホタルの時期は宿泊客以外の車は通行禁止です。国道の入口地点に交通整理の係員が居るので、指示された無料駐車場に駐車し、徒歩で向かいます。
この時点で、いかに石の湯ロッジの宿泊客が恵まれているか、痛感します。しかも、好きな時にいつでも、ロッジの庭先でホタルが見られるのですから、ホタル好きには最高の宿です。天然のホタルは非常に元気で、多少の雨天でも乱舞してくれるので、宿泊日の天候を心配する必要もありません。
夢のようなホタルの絶景が見られる、石の湯ロッジの宿泊予約は早い者勝ちです！
写真：藤田 聡
地図を見る石の湯ロッジのホタルは有名で、群馬県側の万座温泉など遠距離からも送迎バスが続々とやって来る、夏の志賀高原の一大イベントです。期間中は石の湯ロッジのホームページに、ホタル発生状況が毎日掲載されるので、この情報を参考に訪問日を決めます。宿泊なら、連日100匹以上見られる７月下旬の最盛期がおすすめ。他の観光地の発表と比べると控えめの数ですが、実際の見応えは素晴らしく、肉眼で見たホタルの数とほぼ同数と感じられます。
駐車場から遊歩道まで徒歩15分程で、唯一の公衆トイレが途中にあるので、必ず立ち寄ってホタル鑑賞に備えます。遊歩道入口に係員が居る他、巡回の係員も居ますが、指示には必ず従って下さい。稀に熊などが出没する場合があるので、係員の指示に従わないと命の危険性もあります。
写真：藤田 聡
地図を見る石の湯ロッジのホタル鑑賞は、写真撮影禁止と書かれている場合もありますが、厳密には三脚禁止です。遊歩道は本当に真っ暗なので、三脚があると非常に危険。三脚は巡回の係員が厳しく取り締まります。
小型のカメラであれば橋の欄干や、遊歩道の境界を示す柵の支柱を利用して撮影可能です。ただし、フラッシュ禁止はもちろん、AF補助光も事前に塞いでおく必要があります。詳細は別記事「ホタルと清流の絶景！熱海梅園「ほたる観賞の夕べ」写真撮影法」で紹介しましたので、是非ご覧下さい。（記事の最後にリンクあり）
なお、今回掲載したホタルの写真は合成は一切行っておらず、シャッター速度30秒で撮影したもの。30秒という短い時間でも、これだけのホタルを実際に見る事が出来ます！
ホタル鑑賞の遊歩道は一方通行ですが、最後の方がホタルが一番多いので、どんどん先へ歩いて行くのがおすすめです。そして、一番最後は石の湯ロッジの庭先に到着します。大勢のホタル鑑賞者に羨望の眼差しで見られる、石の湯ロッジの宿泊は断然おすすめです！
志賀高原では他にも、ほたる温泉でホタル鑑賞が出来ます。詳細は別記事で紹介しましたので、併せてご覧下さい。
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(2024/4/20更新)
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