ホタルと清流の絶景!熱海梅園「ほたる観賞の夕べ」写真撮影法

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ホタルと清流の絶景!熱海梅園「ほたる観賞の夕べ」写真撮影法

ホタルと清流の絶景!熱海梅園「ほたる観賞の夕べ」写真撮影法

更新日:2017/06/03 12:38

藤田 聡のプロフィール写真 藤田 聡 温泉研究家、紅葉ガイド

熱海梅園「ほたる観賞の夕べ」(静岡県熱海市)は、断然おすすめのホタル観賞スポットです。名前の通り本来は梅園ですが、秋の紅葉も素晴らしく、毎年6月前半には絶好のホタル観賞スポットになるのですから、信じ難い素晴らしさ。初川清流とホタルのコラボが絶景で、幻想的なホタル鑑賞を楽しめます!
熱海温泉の「ほたる観賞の夕べ」は写真撮影にも向くので、事前準備を含めたホタル撮影方法も解説します。

熱海梅園のホタル観察スポットは、雙眉橋周辺です

熱海梅園のホタル観察スポットは、雙眉橋周辺です

写真:藤田 聡

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熱海梅園には五つの橋「梅園五橋」があり、観光の目印になります。梅の時期は香浮(こうふ)橋周辺が梅が多く、紅葉は雙眉(そうび)橋と駐杖(ちゅうじょう)橋の周辺に多く、ホタルは雙眉橋周辺が観察スポットです。

写真は、雙眉橋を一望する場所から撮影したホタル乱舞の様子。大型のゲンジボタルなので、光も強く見応えがあります。

今回掲載した写真は全て、合成は一切しておらず、シャッター速度30秒での撮影。ホタルの光は黄緑色なので、背景に緑が多いと写真では分かり難いかもしれませんが、右上以外の三方向にホタルが居るので、探してみて下さい。

熱海梅園のホタルは、初川清流を背景に撮影しよう!

熱海梅園のホタルは、初川清流を背景に撮影しよう!

写真:藤田 聡

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熱海梅園のホタルは、三脚も使用可能で撮影に向くので、ホタル撮影方法を解説します。

最大の注意点は、フラッシュ禁止だという事です。強い光を受けると、ホタルは光らなくなってしまいます。同じ理由で、オートフォーカス補助光という赤い光もオフにするか、オフに出来ないカメラでは、ガムテープを貼るなどの事前準備が必要です。セルフタイマーの合図は補助光と兼用の場合が多いですが、別の場所が光るカメラは、そこにもガムテープを貼ります。

ホタルが居る場所は非常に暗いので、通常のオート(全自動)の設定では写りません。マニュアル(手動)で設定しますが、一番簡単な方法を以下に一覧にしました。

【ホタル撮影のデジカメ設定】
・マニュアルフォーカスで、無限遠にピントを合わせる。
・露出もマニュアルにして絞り開放、シャッター速度は30秒。
・カメラを三脚に固定し、セルフタイマー(2秒)で撮影。
・映り具合を確認しながらISO感度を調整します。

広い範囲のホタルを捉える為と、絞り開放でもピントが合い易い事から、広角レンズを使うのが基本です。ピントと露出をマニュアルで設定出来るデジカメは、実際には高級機種が殆どです。

ホタルの撮影で、一番大切なのは背景です。ISO感度を上げると背景が写るので、ホタルの光を邪魔しない単純な背景を選択します。熱海梅園では写真のように、初川清流を背景にするのが一番のおすすめ。しかし、ホタルは陸上に多く居て、清流に来る頻度は少ないので、構図を決めて辛抱強く待つ必要があります。

熱海梅園のホタルは、空いている場所を探して撮影しよう!

熱海梅園のホタルは、空いている場所を探して撮影しよう!

写真:藤田 聡

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初川清流を背景にした写真を撮影するには、雙眉橋の上が最適ですが、混雑時に橋の上で三脚を広げるのは危険です。最初は雙眉橋の手前で肉眼で楽しんで、ピークが過ぎて混雑が解消してから、橋の上に移動するのがおすすめです。

二枚目の写真は雙眉橋から上流側を狙ったもの。この写真は、雙眉橋から下流側を撮影したものです。混雑が解消して人が少なくなったので、至近距離までホタルが来るようになり、目の前を通過する様子をアップで撮影出来ました。

混雑しているとホタルが来ない上に、人の重みで橋が微妙に振動して、写真がブレてしまいます。人が少なくて、カメラをしっかり固定出来る場所を探す事も、ホタルの撮影では大切です。

熱海梅園のホタルの見頃は?

熱海梅園「ほたる観賞の夕べ」は毎年6月前半に行われ、2017年は6月1日から11日までの開催。見頃は例年6月10日前後ですが、年により変動します。ホタル発生状況の公式発表は無いので、ツイッターやgoogleで検索して、実際に「見た」とか「乱舞していた」という口コミを確認した上で、訪問します。ホタルは蒸し暑い日に多く飛ぶので、熱海や網代の週間天気予報を確認し、天気が良く最高気温が高い日に行く計画を立てて下さい。

熱海梅園は梅の季節以外は入場無料で、イベント時のみ有料になる駐車場は一回300円(ホタル時期の料金)。熱海梅園には照明が一切無く、本来は夜間の利用は出来ませんが、「ほたる観賞の夕べ」期間中のみ仮設の照明が21時まで点灯され、観察スポットまで行けます。一番活発に活動するのは20時前後です。

熱海のホタルと同時に、湯河原のホタルも見頃を迎えますが、観察に最適な時間帯が20時前後に限られるので、一日に一箇所をじっくりと鑑賞するのがおすすめ。他に、修善寺温泉「ほたるの夕べ」もおすすめです。湯河原と修善寺のホタルについては、別記事で紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/10 訪問

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